私は真衣について行った。
なぜなら、今日は真衣のお母さんに家まで送ってくるように頼まれたのだ。
しかし、真衣はものすごく抵抗した。
「え？なんで？なんで？私のお母さんあなたのこと知らないよ！」
あまりにも、強くいうので私は早くつける近道を通って行った。
「ピーンポーン」
インターホンを鳴らす。
すると、お母さんが出てきた。
「真衣は？」
「どっかいってって言われて…だから、近道してきました。」
お母さんが申し訳なさそうにいった。
「ごめんなさいね」
すると、真衣がきてしまった。
「お母さん、なに知らない人と喋ってるの？」
「お母さん、病気なんじゃない？」
と私に対しての文句を言っている。
それにお母さんは
「真衣は記憶喪失なのよ」
などと対応しているが、それも間に合わない。
真衣はいった。
「あんたなんかっ[大文字][太字]大っ嫌い！[/太字][/大文字]」
私はその場に立ちすくんでしまった。