秘密の推し活っ!
「ふ〜んふ〜んふ〜ん」
鼻歌交じりで私はスーパーに向かっていた。
一応軽くサングラスして。
「ええっと、買うものは・・・」
そう呟いて、スマホを取り出すと・・・
『ちょっといいですか』
「はい?」
誰かに声をかけられた。またファンの方かな?
『ちょっと裏までいいですか』
「あ、はい・・・」
「・・・で、なんですか?」
『私、週刊誌のものですが』
「週刊誌?」
えっなんで?
そう聞こうとすると、すぐに説明があった。
『―青羽翼さん。あなたは堅山勇斗さんと交際関係にありますよね。』
えっ?えっと。
青羽翼は、私だよね。堅山勇斗は、映画の、幼なじみ役の。交際関係は・・・
・・・へ?交際関係って、付き合ってますかってことだよね?
『先日、私がたまたまお散歩をしていたら、あなた達が、2人で家に入っていくのが見えたんです。表札を見ると、「青羽」と書いてあったので・・・』
えっ?それって・・・
勇斗くんを泊めてあげたときの!
ちょっと待って、どうしよう?!
私、勇斗くんと付き合ってるって誤解されちゃったかも・・・?
鼻歌交じりで私はスーパーに向かっていた。
一応軽くサングラスして。
「ええっと、買うものは・・・」
そう呟いて、スマホを取り出すと・・・
『ちょっといいですか』
「はい?」
誰かに声をかけられた。またファンの方かな?
『ちょっと裏までいいですか』
「あ、はい・・・」
「・・・で、なんですか?」
『私、週刊誌のものですが』
「週刊誌?」
えっなんで?
そう聞こうとすると、すぐに説明があった。
『―青羽翼さん。あなたは堅山勇斗さんと交際関係にありますよね。』
えっ?えっと。
青羽翼は、私だよね。堅山勇斗は、映画の、幼なじみ役の。交際関係は・・・
・・・へ?交際関係って、付き合ってますかってことだよね?
『先日、私がたまたまお散歩をしていたら、あなた達が、2人で家に入っていくのが見えたんです。表札を見ると、「青羽」と書いてあったので・・・』
えっ?それって・・・
勇斗くんを泊めてあげたときの!
ちょっと待って、どうしよう?!
私、勇斗くんと付き合ってるって誤解されちゃったかも・・・?