討伐クエストが…ない!!
僕ががっかりしていると声をかけられた
｢風仁様。どうかなさいましたか？｣
｢いや…その…討伐クエストがないかと…｣
｢討伐クエストですか？ありますよ｣
｢本当ですか！｣
僕は自分でもびっくりするくらいの大きな声で言った
｢はい、この間討伐してもらったドレッドナイト・ヴァルソールが復活したので…｣
!?ドレッドナイト・ヴァルソールだって!?
｢ドレッドナイト・ヴァルソールはクエスト参加者の最高レベルに合わせられます｣
そうだったのか
そういえばあの死んだ人のレベルはいくらだったのだろうか…
｢前回の参加者は…風仁様と[漢字]拳足[/漢字][ふりがな]けんそく[/ふりがな]様ですね｣
あの人は拳足という名前だったのか…
｢前回風仁様のレベルは34で拳足様が42ですね｣
42!?それであの強さなのか!?
どうする…僕
｢…行きます｣
｢わかりました。ではダンジョンのボス…ドレッドナイト・ヴァルソールの討伐クエストですね｣

[大文字]〈クエスト・『ドレッドナイト・ヴァルソール』の討伐〉[/大文字]
またここに戻ってくることになるとは…
!?アンデットたちがダンジョンから出てきている
僕は早速武器を使うことにした
棒を持ち槍をイメージしながらスキルを使う
｢スキル『紅蓮火轟』｣
炎の槍だ
店主さんから説明は聞いた
この武器には店主さんの固有スキル『質量無視』が刻印されているらしい
僕はアンデットを倒しながら奥に進む
体中にマナを流し続け身体能力を上げながら進んでいる
着いた…ここに例のボスが居る…
僕は勢いよく扉を開けた
[右寄せ]to be continued[/右寄せ]