僕の名前は鈴木 賢太
いわゆる教室の端にいる陰キャだ
｢僕だって力があったらあんな奴ら…｣
僕はいじめられていた…
こんな人生ならいっそ死んだ方が…
よくそんなことを考えていた
僕は学校の帰り最近ハマっているゲームをしていた
｢あ、爆死だ…｣
運もないなんて
そんなことを思っていると突然周りの時間が止まった
僕は車に轢かれる寸前だった
僕死ぬの？まだ死にたくない。そんな考えが頭を駆け巡った
だがその時眼の前に神々しい誰かが現れた
｢ああ、可哀想に｣
まるで女神のような人が僕に話しかけてきた
｢貴方はこの世界で悲惨な人生を歩み今まさに死に直面しています｣
なんだかとても複雑な感情だ…
いざこう…他人から悲惨な人生と言われると腹が立つ！
｢そんな貴方を転生させてあげましょう｣
転生？行けるなら僕のやっているゲームの世界がいいな
｢貴方がやっているゲーム？最近ハマっている『エーテリアル・レルムズ』とかいう世界でいいですかね？｣
!?僕の考えていることが伝わっているのか？
｢では二度目の人生楽しんでくださいね｣

うぅ…ここはどこだ？
僕は目が覚めると街にいた
それも画面越しに毎日見ていた街
僕はチュートリアルを思い出しながら進んだ
この街にはギルドがある
僕の気分はかなり良かった
とにかくワクワクしていた
なぜならやりたいことがたくさんあったからだ
現実世界ではラスボスまで倒しコレクションアイテムを集めること以外やることが無くなっていたからだ
しかし僕はギルドに来て困惑した
そこはギルドというなの酒場だったのだから
[右寄せ]to be continued[/右寄せ]