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淡い恋が飽和する。

#1

序章

「憐華ー、雪見の大福風アイス買ってきたから食べよー」

「( ・∀・)イイ!!大福アイス!!」

「もー、慌てて食べ過ぎだっての!口につきまくりじゃん(笑)」

「え、ほんと?最悪だよ〜…」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――



ヒュ~…



冷たかった。


ただ、思い出にふけっていただけの私の頬を、冬の冷たくなった風が撫でた。


もう冬だというのに、私はまだ、中学の頃を思い出している。

…もうそろそろあきらめるべきだと言うのに。


そんな考えを吐き出すかのように、私はため息をつく。


やけに、私の息は白く見えた。




「そこどけ」


不意に、私の耳に入ってきたのは、少し大人びた声。

声の主をたどるように、私は目線を上げる。



黒い髪に、青い目。はたから見れば、なかなかに整った顔をしていた。


私は興味ないが。



「あんた誰」

「こっちが聞きてーよ、ていうかなんで寒いのにここにいんだよ」


※現在地、冬真っ只中の中庭。セーラー服しか着てません。


「そんなの私が聞きたいんですが。ここにいるのは、女子のなんか甘ったるい匂いに酔ったからです」


「寒くないのか?」


「は?寒いに決まってんじゃんあんたの脳おかしいんですか?ていうかそんなこと急に聞くもんじゃないと思うんだけど」


「急にキレんなよ、怖いわ!」


「( ˙-˙ )スン…あ、ごめん、名乗ってなかったわ。栗花落 憐華(つゆり れんか)です」

「俺は冰室 翠(ひむろ あおい)」


「てかさ、お前いっつも学年1位のやつじゃん」

「それを言うならあなたも学年2位ですよね?」





そんなこんなで出会った、学年1位、2位の私達。

まさか、あんな事になるなんて、思わなかったけど。

作者メッセージ

いけてる?恋愛だよね~?

無理、タヒんでる。

2024/12/05 22:02

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