薫「...蒼空様.....返ってくるの遅いですね...もう1時間は経ってるんですけど...」

薫「....GPS......え､！？...倉庫....？」

薫(よっぽどのことが起きない限り倉庫には行かない...はず...)

薫(.......行ってみるか....)

[水平線]

蒼空(特に何か危害を加えるわけでもなくジッとこっちを見てる...何が目的なの？)

「.......」

蒼空「......ねぇ､なんもしないの？.....逆に怖いんだけど､」

「........なぁ､王権､無くさねえか？」

蒼空「...はぁ？」

蒼空「王権無くすとか...何言ってんの？...無理なんだけど」

「...どうも､最近の政治に不満を抱いててな｡」

「その血を受け継いでるお前だろ？？悪化するに決まってる」

蒼空「...勝手に決めつけないでくれない？将来の俺次第だし､そうなるとは限らないし」

「.....そうか｡」

「..........ぁ”ー､なんか聞いてさっぱりしたわ｡もう帰って良いぞ」

蒼空「.........へ？」

[水平線]

蒼空(...なんなの本当に......勝手に誘拐して勝手に離して...)

薫「！...[小文字][小文字]らさ...！[/小文字][/小文字][小文字]そ...さま！[/小文字]蒼空様ーっ！！」

蒼空「んえ､薫っ！？」

薫「はぁ〜見つかって良かった...」

蒼空「も､もしかして僕のこと心配して...？」

薫「当たり前です！もし蒼空様に何かあったらと...」

蒼空「ぁはは､なにそれ〜...僕は無事だよ！」

薫「良かった......さ､帰りますよ」

蒼空「うんっ！」