蒼空「ね､ねぇ...薫？どうしたの？」

蒼空「急に引っ張って走って...疲れた...､」

薫「...すみません､急に走り出しなんかして」

薫「蒼空様....あの女はあなたを騙そうとしています」

蒼空「え､？」

薫「...あの女は蒼空様に近づき､結婚し､この国の王権を狙っています」

蒼空「...つまり､このことをお父さんに言ったら婚約の話はなしに...？」

薫「多分...なりますね」

蒼空「じゃあお父さんに言ってくる！」

薫「あっ､ちょ､待ってくださーい！」

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「あの2人はどこへ行ったんだ」

優奈「さあ....」

優奈「王様....いえ､お義父様..､」

優奈「私が蒼空君と婚約をし､結婚したら....女王様になれるのですか？」

「あぁ､なれるさ」

優奈(ふふっ､この王様ったらちょろーw)

優奈(この国はすぐ支配出来るわねw)

蒼空「お父さんっ！」

「蒼空！ようやく来たか！」

「薫､お前はなぜ蒼空を...！」

蒼空「お父さん！俺の話を聞いてください､！」

「...なんだ？」

蒼空「...この優奈さんは....大嘘吐きです！」

優奈「なっ､何言ってるの蒼空君...？」(触ろうとする

蒼空「...っ！触るな！」

蒼空「この...詐欺師が...！」

薫(おお､蒼空様結構言う...)

優奈「ああもう！なんなのよお前ら！」

優奈「この国には騙せれると思ったのに！」

薫「...早くお引き取りください」

優奈「もういいわよ！こんな国！さっさと滅びなさい！」

蒼空「...っ､」

薫「...良かったんですか？」

蒼空「？､いいよ､」

蒼空「そもそも僕は､薫と付き合うし」

薫「...が､頑張ってください..､？」

「も､もしかしてお前達知ってて...？」

蒼空「う､うん...薫から聞いたけど...」

「か､薫が！？」

「すまなかった！今回のことはどう謝罪すれば...」

薫「へ！？いえいえ､謝罪なんてそんな...！」

蒼空「いいの？お父さんに謝らせなくて」

薫「わ､私の様な執事如きがお父様から直々に謝罪なんてそんなこと...」

蒼空「ふーん？」

蒼空「まっ､そういうことで謝罪はなしっ！」

蒼空「薫､ありがとうね」

薫「...いえ､蒼空様が騙されなくて良かったです」