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文才力 語彙力皆無です((

これは他小説サイトで投稿しているオリキャラのもののスピンオフみたいなものであり、設定を細かく描いておりません。ご了承ください。

見づらいかもしれないです…

自分の世界観半端ないです!!!

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晴れ渡り白く

#1

育った横髪に
























[中央寄せ]駄目だよね、――くんは。[/中央寄せ]











[中央寄せ]ナイフなんて持っちゃ駄目だよ。[/中央寄せ]














[中央寄せ]ねぇ言われなかったの?[/中央寄せ]
















[中央寄せ]あぁ、折角”男の子に生まれたのに。”[/中央寄せ]


















「俺は好きで生まれてねーんだ」















[中央寄せ][太字]男の子なんだから、男の子に生まれたんだから。[/太字][/中央寄せ]











「俺はッ…」













[中央寄せ]駄目だよ、罪なき子を殺しちゃ。[/中央寄せ]











「ちが…お前らが可怪しいんだ…!!」




















[中央寄せ]出来損ないにはもう髪なんて切ってあげないよ[/中央寄せ]














[中央寄せ]男の子のくせに長い髪、実は女の子?w[/中央寄せ]









「違う…俺は…だって…」











[中央寄せ]毎回だってだって。学ばないのかな、この子は。[/中央寄せ]













[中央寄せ][小文字]――くんって怖くない?[/小文字][/中央寄せ]








[中央寄せ][小文字]えー分かる分かる。無口なくせにさ[/小文字][/中央寄せ]








[中央寄せ][小文字]そーそー。それにさ、罪ない老若男女の人々殺してんだって。あと能力もまじやばいよ[/小文字][/中央寄せ]








[中央寄せ][小文字]やっばあいつ、殺されるの怖いし避けよ[/小文字][/中央寄せ]








[中央寄せ][小文字]んねー、そうしよ[/小文字][/中央寄せ]












全部聞こえてる。









もう俺は終わりだって確信した。














あれもこれも全部、あの無様な親のせいだ。












……もう、終わりにしたい。





















































グシャッッッ




[中央寄せ]―――!!!!!![/中央寄せ]






みっともない叫び声が聞こえる。






俺はとっさに耳を塞いだ。









聞きたくもなかった。





































―――ああ、やっちゃった。

















ついに、やっちゃった。



















楽に、なれるかな。





















楽に、死ねるかな。


































………こんな世の中から逃げ出す俺のほうが、みっともないな。

















このまま一人で、[漢字]その時[/漢字][ふりがな]死ぬ時[/ふりがな]が訪れるまで――。




























































「……えーと、”ラヴ”ってあんた?」






「…何、え…。」







「ラヴでしょ?結構騒がれてるよ、あんた」








「……俺はやることをやったまで。もう早く死にたい」







「…………ねー、友達なろう。」







「…え?なんで…[小文字]殺人鬼の前で…[/小文字]」







「なんか私好きなの!あんたの髪型」







「[小文字]髪型………[/小文字]ぅあ、へ、へぇ…」







「じゃあ、あんたが死ぬまで一緒にいる!」







「……いや、何だよそれ…。俺は一人で死にたいんだけど」







「えーでも、生きる理由くらい見つけたくない?」








…………生きる理由…ね、欲しかったなぁ…








「…………どーせ俺に生きる理由なんて神様はくれねぇよ。」







「…神様が本当にいると思ってるの?」







「…………」







「そんなのただの空想だよ。自分の中の神様が決めてくれるから。」







「……………自分の中…」







「ねぇ、仲良くしよ!私[太字][漢字]芽詩[/漢字][ふりがな]めし[/ふりがな][/太字]!」






――芽詩、そう名乗る少女は明るく活発な笑みを浮かべた。







「……知ってるだろうが、[太字]ラヴ[/太字]な。」







「よろしくね、ラヴ!」







「……ま、少ない関係になるだろうが。」







自殺を控えた俺の心の内なんか、もう開かないだろう。そう思った。

























「見て!!!!見て見てラヴ!!!!!」







「るっせーな!!!寝起きだこちとら!!!」







……気づいたら隣にいる、そんな存在だった。





同い年なんかじゃねーのに、心は直ぐ側に有る気がして。









「クッキー焼いたの、一緒に食べよう」



「…………料理なんか作れるのかよ、お前」




「盗んできた」



「盗人かよお前!!!返してこい!!!」



「うぇ、私の目の前には殺人鬼がいるんだけどなぁ…??」



「ぁ〜……ははは…」



「しらばっくれるなー!!」


















「ラヴ、どこ行くの」







「…どこでもいいだろ、保護者じゃねーんだお前は」







「………殺人?」







「罪人殺し。」







「……そう、ご飯作って待ってるね。」







「親じゃねーんだってお前は。……盗むなよ。」








































「ちょっとラヴ!?どうしたの!?」










「………返り血。安心しろ」







「…………また殺人してきたんだ…。」







「いいだろ、別に…。」







「…………」







「お前だって親にろくな思い持ってないくせに。」







「…………[小文字]うん…[/小文字]」











































「…………暇…」



「ナイフいっぱいあるね」



「…まぁ。」



















ドン

  ドン

    ドン









ドアが勢い良くノックされる。







「………芽詩ッ」








どうせなら、友達を守ってやりたい。






俺が今、死ぬかも知れないとしても。










「何処だ…?」







「いない……?」













―カチッ










[太字][大文字]「芽詩ッ!!!!!!!」[/大文字][/太字]




























…………あれ、俺………












[太字]撃たれた?[/太字]

















「ラ、ヴ………?」










「………あ…あは……はぁ…。」








「ちょっと!?……え…?」







「やっ……と…………死ね……る…。」






「嬉しいよ…。」






「……………ふざけないでよ…ッ!!」







「…ありがとう、短い間だったけどな。」







「嫌だ…全然短くないし…!!」






………そう、気づいたら何年も何年も一緒だった。






本当は、数ヶ月で死ぬつもりだった。







体が拒否した。






――雨の日も風の日も、嵐が来たってお前はここに来た。









俺が来なくていいからとそっけなくする度に「あんたが心配だから」とどこから目線なのか…いや、それよりもお前にとって俺は大切だった。





気づかない間に、俺とお前は家族だった。














「…………」






「…死ぬって、どんなに辛いか理解できた?」





「いいや、そんな事もう思えねーよ。」





「………思ってよ…、私はあんたに死んでほしくない」






「………………」









「ぁ…ごめ…ん…芽詩」





「……何、急に…」




「俺はお前の望んだ友達じゃない…」




「こんな……みっともない死に方…。」




「………私を庇ったんだよ?それのどこがみっともないの!?」




「…………人を守って死んだら…人を殺したこと…の罪が消えるか?」




「………」




「俺は…もう許される…こと…なんてない。」




「俺の…人生と…一緒に、終結…するんだ。」






「………じゃあ最後に言わせてよ、ラヴ。」




「……な…に?」





















「[太字][打消し]      [/打消し]。[/太字]」








その大事なところで俺の意志は途絶えた―。







































































「あれ?ラヴ?」









「…………え?」










なんで俺…生きて…






「ちょッ透けてる!?」






「おぇ、どした?」






そこにはきょとんとしている…なんだっけ…[太字][漢字]汰異怪[/漢字][ふりがな]たいけ[/ふりがな][/太字]…だっけ。







「……汰異怪?」






「あぁ、覚えてたんだ!意外意外」






「………何ここ地獄?」






「ちょっとやめてよ、ここしっかりとした現実世界。」





「………いや、なわけねーだろ…俺はさっき死んで…」





「さっきっていうか…500年くらい前の話だと思うなぁ…?時間が狂ってたりするのかな」





「………ご、ごひゃく…年前…」






「…てかここ人間世界なんだよね。」






「………は?マジで?」






「初上陸おめでとうラヴ!!!!(((」






「………」






「……まぁ取り敢えず俺んとこ来なよ、匿ってあげる」






「…………お前そんな奴だっけ」






「人は変わるの!!分かる?」






「……そもそも俺は…」






「…いいから!行くよ!?」






「ちょ、えぇ………?」





































―――ここからは、亡霊になった君の第二の人生のお話。









作者メッセージ

2414文字…結構書きましたね…自分…()

うちのラヴさんのお話です!

ゆっくり次回をお待ち下さい…()


自己紹介↓
名前▷ラヴ
白髮に赤い目をした男子。白いパーカーに白いズボンと、気づかない間に白ばっか集めてるそう。
ツンデレだったりして結構冷たかったりするが、本当は仲間思いでいいやつ。人を殺し始めた動機は自分を嘲笑う者たちが許せなかったから。実際罪なき人は殺していない。

名前▷芽詩
牡丹色の髪に白い目をした女子。結構盗人だったりするが、盗んだところは意地悪な豪族のとこから。偉い人に反抗するタイプだが、優しく困ってる人は放っておけない。


汰異怪くんは次回で…

2024/12/05 16:24

哀楼 ID:≫ppGw8mH0wSOt.
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