カリモトリブレは理解する
僕はカリモトリブレ…普通じゃない探偵だ。
今回の話は、本来なら話さない方がいい出来事だ。
だけど、最後にある処理をしておいたので見てもらっても構わない。
[水平線]
ふ〜〜ん…
こんなのがあるのか…
今、僕は調べ物をしている。
都市伝説を見ているんだ。
色々あって、とてもおもしろいよ…
そこで1つ、目を引くものがあった。
「ベニトマト…か」
『ベニトマト』とは、インターネット広告の一種らしい。
その広告を見たものは呪われ、不幸になって最終的には終わってしまう、というものだ。
終わってしまう、とはなんだろう? 何か引っかかるところがあるけど、とりあえずその広告に会わなきゃ始まらないな…
僕は、その広告を出すために、広告が多いサイトを何回も再読み込みした。[小文字]普段、面倒なのもこんなときには役立つんだな…[/小文字]
「う〜ん…」
かれこれ1時間経ったが、全然出てこない……
これを最後にしようと思って、再読み込みボタンをポチっと押した。
そしたらなんと…
「!!」
これか…!?
今までに見たこと無い広告が出てきた…!
一瞬だけ心が舞い上がったけど、少し気味が悪いな…
その広告に写っているのは、とても大きい頭の子供…こちらを向いている…
それに頭が紅い…どこか、血の色と似ている…コイツが『ベニトマト』…!
もう嫌な予感しかしなかったので…戻ろうと思ったのだが…
「マジか…よ」
パソコンが動かない……。
なにかヤバいぞ…。
恐怖に耐えきれなくなった僕は電源コードをぶち抜いた…!
画面は暗くなる。
これで何とかなったか…?
だが、 物事はそう簡単に進んでくれない……
突然、頭の中から声のようなものが聞こえてくる…。
[太字]『荳榊ケク縺悟ァ九∪繧九h窶ヲ』[/太字]
この声……まさか…呪われてしまったのか…『ベニトマト』に…
頭に潜んでいるのか……?
[太字]『遨コ縺九i髯阪▲縺ヲ縺上k』[/太字]
…まただ……聞こえるぞ……
まるで古いテレビの音みたいだ…
僕は虫眼鏡で『ベニトマト』を見た記憶を消去したいのだが…
「…く…そ…」
手に力が入らない……うまく掴めない……
まさか、ベニトマトが僕の力を吸収しているのか…?
このままじゃ、死ぬ…
どうにかしようと僕は外に出た。
だけど、そんな簡単に思いつくわけがない……
僕はふと空を見た……だがそこには衝撃的な光景が広がっていた。
「…何ッ……!? ウソだろ……」
青空に見える、無数の丸、それは隕石だった!!
「まさか…こいつが…!? ただの怪異が宇宙に干渉できるのか…!? 怪異は怪異、宇宙は宇宙ではないのか!?」
ベニトマト…思ったよりも馬鹿げてるぞ…! 不幸なんていうレベルじゃない!
まずは…あの隕石をどうにかしなければ……!
力が入らない手を必死に動かし、虫眼鏡を握る。
そして、隕石を覗いた。
隕石の全てを指で書き換える…
[太字]『宇宙の彼方へ戻らなくてはいけない』[/太字]
僕がやったことだ…皆に迷惑はかけたくない。
あとは頭の中だ……このベニトマトをどうにかしなければ…………。
……マズい……頭が痛い…
このまま倒れそうだ……
僕は足をふらつかせながら街の中を彷徨った……
その時、僕は意識を失っていたと思う…
僕は完全にベニトマトに操られていたんだ。
どこに行くのか分からないまま、街の中を彷徨っているとき…
[太字]『バッシャーーーン』[/太字]
水をかけられたんだ。
おばあさんの家の前で、水をかけられたんだ…!
[太字]『豌エ縺ッ豁「繧√m繧ゥ繧ゥ!!!』[/太字]
ベニトマトは盛大に喚くと、声は徐々に聞こえなくなった。
水をかけられたことによって、僕は意識を取り戻す。
おばあさんはただ水まきをしていたんだろう…
だけどそれが僕の命を救う出来事となったのだ…
濡れた体を引きずりながら、僕は事務所へと帰る…
ホントに最悪な一日だった……
[水平線]
……突然だが、世の中には2つ知ってはいけないことがある。
1つ目は、[太字]『秘密』[/太字]
2つ目は、[太字]『禁忌』[/太字]
僕は知ってはいけない事を知ってしまったんだ…
最後に、僕が喋っておいて何だけどお願いだ…
[太字]『ベニトマト』[/太字]について忘れてくれないか…?
あれは知ってはいけない禁忌だった……
実は『ベニトマト』という名前も僕が作った名前…
頭が紅くて、大きいからそう名付けた。
ホントは違う名前なんだ…
『ベニトマト』を忘れられないのなら、僕が処理をしよう…
[太字][大文字]『[打消し]◯◯◯[/打消し]について完全に忘れ去る』[/大文字][/太字](ベニトマトの本当の名前)
…ここまで付き合ってくれてありがとう。
今回の話は、本来なら話さない方がいい出来事だ。
だけど、最後にある処理をしておいたので見てもらっても構わない。
[水平線]
ふ〜〜ん…
こんなのがあるのか…
今、僕は調べ物をしている。
都市伝説を見ているんだ。
色々あって、とてもおもしろいよ…
そこで1つ、目を引くものがあった。
「ベニトマト…か」
『ベニトマト』とは、インターネット広告の一種らしい。
その広告を見たものは呪われ、不幸になって最終的には終わってしまう、というものだ。
終わってしまう、とはなんだろう? 何か引っかかるところがあるけど、とりあえずその広告に会わなきゃ始まらないな…
僕は、その広告を出すために、広告が多いサイトを何回も再読み込みした。[小文字]普段、面倒なのもこんなときには役立つんだな…[/小文字]
「う〜ん…」
かれこれ1時間経ったが、全然出てこない……
これを最後にしようと思って、再読み込みボタンをポチっと押した。
そしたらなんと…
「!!」
これか…!?
今までに見たこと無い広告が出てきた…!
一瞬だけ心が舞い上がったけど、少し気味が悪いな…
その広告に写っているのは、とても大きい頭の子供…こちらを向いている…
それに頭が紅い…どこか、血の色と似ている…コイツが『ベニトマト』…!
もう嫌な予感しかしなかったので…戻ろうと思ったのだが…
「マジか…よ」
パソコンが動かない……。
なにかヤバいぞ…。
恐怖に耐えきれなくなった僕は電源コードをぶち抜いた…!
画面は暗くなる。
これで何とかなったか…?
だが、 物事はそう簡単に進んでくれない……
突然、頭の中から声のようなものが聞こえてくる…。
[太字]『荳榊ケク縺悟ァ九∪繧九h窶ヲ』[/太字]
この声……まさか…呪われてしまったのか…『ベニトマト』に…
頭に潜んでいるのか……?
[太字]『遨コ縺九i髯阪▲縺ヲ縺上k』[/太字]
…まただ……聞こえるぞ……
まるで古いテレビの音みたいだ…
僕は虫眼鏡で『ベニトマト』を見た記憶を消去したいのだが…
「…く…そ…」
手に力が入らない……うまく掴めない……
まさか、ベニトマトが僕の力を吸収しているのか…?
このままじゃ、死ぬ…
どうにかしようと僕は外に出た。
だけど、そんな簡単に思いつくわけがない……
僕はふと空を見た……だがそこには衝撃的な光景が広がっていた。
「…何ッ……!? ウソだろ……」
青空に見える、無数の丸、それは隕石だった!!
「まさか…こいつが…!? ただの怪異が宇宙に干渉できるのか…!? 怪異は怪異、宇宙は宇宙ではないのか!?」
ベニトマト…思ったよりも馬鹿げてるぞ…! 不幸なんていうレベルじゃない!
まずは…あの隕石をどうにかしなければ……!
力が入らない手を必死に動かし、虫眼鏡を握る。
そして、隕石を覗いた。
隕石の全てを指で書き換える…
[太字]『宇宙の彼方へ戻らなくてはいけない』[/太字]
僕がやったことだ…皆に迷惑はかけたくない。
あとは頭の中だ……このベニトマトをどうにかしなければ…………。
……マズい……頭が痛い…
このまま倒れそうだ……
僕は足をふらつかせながら街の中を彷徨った……
その時、僕は意識を失っていたと思う…
僕は完全にベニトマトに操られていたんだ。
どこに行くのか分からないまま、街の中を彷徨っているとき…
[太字]『バッシャーーーン』[/太字]
水をかけられたんだ。
おばあさんの家の前で、水をかけられたんだ…!
[太字]『豌エ縺ッ豁「繧√m繧ゥ繧ゥ!!!』[/太字]
ベニトマトは盛大に喚くと、声は徐々に聞こえなくなった。
水をかけられたことによって、僕は意識を取り戻す。
おばあさんはただ水まきをしていたんだろう…
だけどそれが僕の命を救う出来事となったのだ…
濡れた体を引きずりながら、僕は事務所へと帰る…
ホントに最悪な一日だった……
[水平線]
……突然だが、世の中には2つ知ってはいけないことがある。
1つ目は、[太字]『秘密』[/太字]
2つ目は、[太字]『禁忌』[/太字]
僕は知ってはいけない事を知ってしまったんだ…
最後に、僕が喋っておいて何だけどお願いだ…
[太字]『ベニトマト』[/太字]について忘れてくれないか…?
あれは知ってはいけない禁忌だった……
実は『ベニトマト』という名前も僕が作った名前…
頭が紅くて、大きいからそう名付けた。
ホントは違う名前なんだ…
『ベニトマト』を忘れられないのなら、僕が処理をしよう…
[太字][大文字]『[打消し]◯◯◯[/打消し]について完全に忘れ去る』[/大文字][/太字](ベニトマトの本当の名前)
…ここまで付き合ってくれてありがとう。
このボタンは廃止予定です