二次創作
現代最強の娘に転生したけど、それが何だっていうの?
[漢字]海野[/漢字][ふりがな]うみの[/ふりがな] [漢字]椎[/漢字][ふりがな]しい[/ふりがな]と書かれた戸籍表のコピーとマイナンバーカードを目の前の男に渡した。
「………1週間掛かるって言っとらんかったっけ」
「思ったより早く出来たみたいね」
Gを殺して、ゴミの間から出て来たコンドームを捨てて、布団の下にあったエロ本を本人に叩きつけながら水回りも綺麗にして、「チキチキ☆綺麗になるまで帰れま10!!〜深夜0時の地獄の大掃除〜」はようやく午前4時に終わりを迎えた。
なんで泊まりに来た私がこんなことやってるんだろうっと虚無を背負ったけど、こんな部屋に泊まりたくないにでせっせと片付けに勤しむ汚部屋の主をこき使って、ビフォーアフターで建物ちゃいますやん………と言いたくなるぐらい綺麗にした。
のが、3日前。
黒のカラコンとウィッグ、それとメガネをつけて別人になりすました私は宮城でも手早くパトロンを作って住居を確保した。
今まで妖精さん路線でやってきたけど、黒髪儚い系幼女のウケもいいと理解した私はその姿のまま裏社会で幅を利かせてるパトロンのところに突撃して戸籍を作って貰った。
黒髪メガネと、私の初めてのおねだりが効いたのパトロンは二つ返事でオッケーを出した。
正しい手段で数年も必死に手を伸ばしていても届かなかったのに、一歩裏側に踏み出してみれば僅か2日で一人の人間を捏造して見せた。
うーん、裏社会って怖いねぇ!!
名前は事前に“シィー”だと聞いていたので、ちょっと文字った名前だ。
苗字は音が英語のseaと同じだったから海野。
名前はシィーをそのまま[漢字]椎[/漢字][ふりがな]しい[/ふりがな]にした。
シンプルイズベストすぎる名前のようだが、案外男は___海野 椎は気に入ってるみたいだ。
「うみのしい。うみの、しい。海野、海野、椎!!」
名前はあんまり大きく変わりすぎると呼ばれたときに反応できなくなると思って音はそのままにしたけど、よかったみたいだ。
舌でに転がすように名前を言って、キラキラと笑う。
「よかったね」
これで椎が現在の呪術師のところで働く理由は無くなった。
縛りも結んでいないし、椎が呪詛師の家だということを黙っらせたら呪術界から抜け出せる。
「これで病院にも行けるし、やっと高専と直接契約結べるわ!!!」
でもそうしないのは、呪術界にどっぷり浸かって外で生きると言う発想も方法も知らないから。
愚かでおつむが足らないバカな人。
だからあなたを雇っている呪術師よりもタチの悪い私みたいなのに捕まっちゃうのよ。
[中央寄せ]꒰ఎ(:̲̅:̲̅:̲̅[̲̅:♥:]̲̅:̲̅:̲̅:̲̅)໒꒱[/中央寄せ]
万能包丁は本当に万能だ。
パッケージの謳い文句の通り、肉や魚、野菜などあらゆる食材を万能に切ることが出来る。
性能は会社によってちまちまだけど、どんなものもオールラウンダーにこなしてくれるのが良いところだろう。
「あなたもそう思わない?」
鉄臭い赤い液体が付いた包丁を相手の首に優しく添える。
万能包丁は何でも切れる。
肉や魚、野菜などの食材に限らず呪霊も、服も、髪も、肌も、肉も、人の指も。
「ちゃんと手入れしてたらなぁんでも切れるの」
勿論、あなたの首も切れるわよ。
マスクに遮られて相手には見えないだろうが、いつも通りの作り笑いを浮かべると男は可哀想なくらい震え出した。
情けないな。
この程度の脅しで怯えるなんて、海野 椎の飼い主にはなれないと分かりきっているだろう。
あの男は確かに頭が足りないが、呪詛師の家を生き残って来ただけあって呪力や実力は申し分ない。
そして、呪具を作るあの技術。
椎が作ったという呪具は完全に素人の私でも高品質なものであると理解していた。
この男もそれを理解していたが、この男は椎を扱う器が足りなかった。
私も人を利用して生きているけどその人にとっての幸福をちゃんと理解して状況に応じてサービスしている。
実力に不相応な待遇、十分じゃない治療、ボロボロすぎる家。
お金は良いらしいけどそれは彼が個人的に呪術師や呪詛師に呪具を売って得たお金だ。
あなたの元で働いて納品したものはあなたが作ったって言って高専に売っぱらってるそうじゃないの。しかも利益を独占。
いくら何でも安く扱い過ぎだ。
だからあなたに不十分な[漢字]海野 椎[/漢字][ふりがな]ソレ[/ふりがな]を私が勝手に貰っていく。
「私はね、別にあなたの命もお金要らないの。私が欲しいのは静寂」
そして、黙っていろと。
「私と貴方の下で働いてる呪具師について誰にも話さずに居てくれたらいいの」
「そ、それは………」
「ああ、ごめんなさい言い忘れてたわ。貴方は余計なことは何も言わずに、そのままでいくれるかしら。あとは私が今から言うことにただ「はい」か「分かりました」って言うだけでいいから」
それで縛りは結べるんでしょ。
学びたてほやほやの知識を披露して、強制的に縛りを結ばせた。
不当だと何だと喚いたが、煩い口を切って黙らせた。
「初めから対等なんかじゃいんだから、当たり前じゃない」
[中央寄せ]꒰ఎ(:̲̅:̲̅:̲̅[̲̅:♥:]̲̅:̲̅:̲̅:̲̅)໒꒱[/中央寄せ]
余ったので解説もどき&紹介
琴吹 ●●
転生幼女。
人生2周ということもあって面の皮が死ぬほど分厚く、人心把握術に長けているので常に人を誑かしながら生きている。一見、人から搾取しないと生きていけない女のようだが、別に一人でも生きれる。
人を誑かしてパトロンにする理由は単純に作業効率が悪いから。
そして性格の歪んだゲスなので人の絶望した顔とかは飯うまのタネにしかならない。(※作中での主な被害者は担任の先生や椎を雇っていた呪術師など。)
人のことは道具としか思っていないゲスだが、道具の手入れはちゃんとする派なので、パトロンや身内にはしっかり福利厚生をする。
ゲスなので善人は苦手だけど、前述した通り福利厚生はしっかりするのでちゃんと生きてる人を理不尽にさせるのはなんか違うらしい。
母親は自分のことをちゃんと大事にしなかったので、要らない道具と判断した結果。
とはいえ流石にスプラッター映画もびっくりな殺人現場には人並みにびっくりしたし、気持ち悪かった。吐きそうだけど自分の命が狙われてると分かった途端に逃げ出すゲス。
研磨くんは頭もいいし、静かなので小学校の中ではお気に入りだった。
最後の「バイバイ。君に幸あらんことを。」というセリフは社交辞令。本気で研磨くんの幸せを願っているわけじゃない。
海野 椎を助けたのは単純に打算。
自分に呪術の事を教えてくれて、実力もあって、適度におつむの弱い術師いねぇかぁ〜って思ってたら居たので捕まえた。
まだ登場してないけど椎の作る呪具は普通に5000万を超えるやべー呪具なので戸籍一つでどえらいもん買っちゃったなぁ〜って思ってる。便利なので話す気はない。
術式は呪霊操術だけど、夏油さんとはちょっと違う。
ネタバレになるので言えないけどちょっと違うんです………
「………1週間掛かるって言っとらんかったっけ」
「思ったより早く出来たみたいね」
Gを殺して、ゴミの間から出て来たコンドームを捨てて、布団の下にあったエロ本を本人に叩きつけながら水回りも綺麗にして、「チキチキ☆綺麗になるまで帰れま10!!〜深夜0時の地獄の大掃除〜」はようやく午前4時に終わりを迎えた。
なんで泊まりに来た私がこんなことやってるんだろうっと虚無を背負ったけど、こんな部屋に泊まりたくないにでせっせと片付けに勤しむ汚部屋の主をこき使って、ビフォーアフターで建物ちゃいますやん………と言いたくなるぐらい綺麗にした。
のが、3日前。
黒のカラコンとウィッグ、それとメガネをつけて別人になりすました私は宮城でも手早くパトロンを作って住居を確保した。
今まで妖精さん路線でやってきたけど、黒髪儚い系幼女のウケもいいと理解した私はその姿のまま裏社会で幅を利かせてるパトロンのところに突撃して戸籍を作って貰った。
黒髪メガネと、私の初めてのおねだりが効いたのパトロンは二つ返事でオッケーを出した。
正しい手段で数年も必死に手を伸ばしていても届かなかったのに、一歩裏側に踏み出してみれば僅か2日で一人の人間を捏造して見せた。
うーん、裏社会って怖いねぇ!!
名前は事前に“シィー”だと聞いていたので、ちょっと文字った名前だ。
苗字は音が英語のseaと同じだったから海野。
名前はシィーをそのまま[漢字]椎[/漢字][ふりがな]しい[/ふりがな]にした。
シンプルイズベストすぎる名前のようだが、案外男は___海野 椎は気に入ってるみたいだ。
「うみのしい。うみの、しい。海野、海野、椎!!」
名前はあんまり大きく変わりすぎると呼ばれたときに反応できなくなると思って音はそのままにしたけど、よかったみたいだ。
舌でに転がすように名前を言って、キラキラと笑う。
「よかったね」
これで椎が現在の呪術師のところで働く理由は無くなった。
縛りも結んでいないし、椎が呪詛師の家だということを黙っらせたら呪術界から抜け出せる。
「これで病院にも行けるし、やっと高専と直接契約結べるわ!!!」
でもそうしないのは、呪術界にどっぷり浸かって外で生きると言う発想も方法も知らないから。
愚かでおつむが足らないバカな人。
だからあなたを雇っている呪術師よりもタチの悪い私みたいなのに捕まっちゃうのよ。
[中央寄せ]꒰ఎ(:̲̅:̲̅:̲̅[̲̅:♥:]̲̅:̲̅:̲̅:̲̅)໒꒱[/中央寄せ]
万能包丁は本当に万能だ。
パッケージの謳い文句の通り、肉や魚、野菜などあらゆる食材を万能に切ることが出来る。
性能は会社によってちまちまだけど、どんなものもオールラウンダーにこなしてくれるのが良いところだろう。
「あなたもそう思わない?」
鉄臭い赤い液体が付いた包丁を相手の首に優しく添える。
万能包丁は何でも切れる。
肉や魚、野菜などの食材に限らず呪霊も、服も、髪も、肌も、肉も、人の指も。
「ちゃんと手入れしてたらなぁんでも切れるの」
勿論、あなたの首も切れるわよ。
マスクに遮られて相手には見えないだろうが、いつも通りの作り笑いを浮かべると男は可哀想なくらい震え出した。
情けないな。
この程度の脅しで怯えるなんて、海野 椎の飼い主にはなれないと分かりきっているだろう。
あの男は確かに頭が足りないが、呪詛師の家を生き残って来ただけあって呪力や実力は申し分ない。
そして、呪具を作るあの技術。
椎が作ったという呪具は完全に素人の私でも高品質なものであると理解していた。
この男もそれを理解していたが、この男は椎を扱う器が足りなかった。
私も人を利用して生きているけどその人にとっての幸福をちゃんと理解して状況に応じてサービスしている。
実力に不相応な待遇、十分じゃない治療、ボロボロすぎる家。
お金は良いらしいけどそれは彼が個人的に呪術師や呪詛師に呪具を売って得たお金だ。
あなたの元で働いて納品したものはあなたが作ったって言って高専に売っぱらってるそうじゃないの。しかも利益を独占。
いくら何でも安く扱い過ぎだ。
だからあなたに不十分な[漢字]海野 椎[/漢字][ふりがな]ソレ[/ふりがな]を私が勝手に貰っていく。
「私はね、別にあなたの命もお金要らないの。私が欲しいのは静寂」
そして、黙っていろと。
「私と貴方の下で働いてる呪具師について誰にも話さずに居てくれたらいいの」
「そ、それは………」
「ああ、ごめんなさい言い忘れてたわ。貴方は余計なことは何も言わずに、そのままでいくれるかしら。あとは私が今から言うことにただ「はい」か「分かりました」って言うだけでいいから」
それで縛りは結べるんでしょ。
学びたてほやほやの知識を披露して、強制的に縛りを結ばせた。
不当だと何だと喚いたが、煩い口を切って黙らせた。
「初めから対等なんかじゃいんだから、当たり前じゃない」
[中央寄せ]꒰ఎ(:̲̅:̲̅:̲̅[̲̅:♥:]̲̅:̲̅:̲̅:̲̅)໒꒱[/中央寄せ]
余ったので解説もどき&紹介
琴吹 ●●
転生幼女。
人生2周ということもあって面の皮が死ぬほど分厚く、人心把握術に長けているので常に人を誑かしながら生きている。一見、人から搾取しないと生きていけない女のようだが、別に一人でも生きれる。
人を誑かしてパトロンにする理由は単純に作業効率が悪いから。
そして性格の歪んだゲスなので人の絶望した顔とかは飯うまのタネにしかならない。(※作中での主な被害者は担任の先生や椎を雇っていた呪術師など。)
人のことは道具としか思っていないゲスだが、道具の手入れはちゃんとする派なので、パトロンや身内にはしっかり福利厚生をする。
ゲスなので善人は苦手だけど、前述した通り福利厚生はしっかりするのでちゃんと生きてる人を理不尽にさせるのはなんか違うらしい。
母親は自分のことをちゃんと大事にしなかったので、要らない道具と判断した結果。
とはいえ流石にスプラッター映画もびっくりな殺人現場には人並みにびっくりしたし、気持ち悪かった。吐きそうだけど自分の命が狙われてると分かった途端に逃げ出すゲス。
研磨くんは頭もいいし、静かなので小学校の中ではお気に入りだった。
最後の「バイバイ。君に幸あらんことを。」というセリフは社交辞令。本気で研磨くんの幸せを願っているわけじゃない。
海野 椎を助けたのは単純に打算。
自分に呪術の事を教えてくれて、実力もあって、適度におつむの弱い術師いねぇかぁ〜って思ってたら居たので捕まえた。
まだ登場してないけど椎の作る呪具は普通に5000万を超えるやべー呪具なので戸籍一つでどえらいもん買っちゃったなぁ〜って思ってる。便利なので話す気はない。
術式は呪霊操術だけど、夏油さんとはちょっと違う。
ネタバレになるので言えないけどちょっと違うんです………