行商人レオン
司会者「さあ〜始まりました。第2回戦[大文字]風陽選手VSレオン選手[/大文字]!!」
風陽「[漢字]高木風陽[/漢字][ふりがな]たかきかざひな[/ふりがな]です!よっ、よろしくお願いします!」
そう言って頭を下げる。
レオン「よろしく。」
レオンも帽子を取って頭を下げる
司会者「それでは第2回戦開始!!!!!!!!!」
風陽「最初から本気で行きますよ!」
レオン「最初はお手並み拝見と行こうか。」
風陽「魔法発動 グラビティバリア!」
レオン「魔法で来るか!さてはソウルエレメントが使えないな?」
ロメは観客席で目を輝かせる。
ロメ「何あれ!魔法?スゲ〜」
白髪の老人「ほう、重力魔法か。たしかあれは自らを中心にして外側に重力を発生させて魔法を反射する上級魔法じゃなかったかの。」
隣には白く長いヒゲを蓄えた白髪の老人が立っていた。
ロメ「おっさん、魔法について知ってるのか?」
白髪の老人「お嬢ちゃん魔法をしらんのか。じゃあ魔法について教えてやろう。何でも言ってみろ。」
ロメ「じゃ、じゃあそもそも魔法ってなんだ?覚醒とはなにか違うのか?」
白髪の老人「魔法というのはな、基礎級<中級<上級、そして伝説級に分けられるんじゃ。違う点は覚醒を簡易化したもので自らの魔力や魔鉱石の装備の魔力を使って魔力の流れ方を変えたり魔力の量を変えたりすれば使えるんじゃ。」
ロメ「その魔力って?」
白髪の老人「魔力と言うには万物の持つエネルギーみたいなもんじゃ。」
ロメ「へ〜、魔法ってどうやって使うんだ?」
白髪の老人「杖に魔力を込めて放つんじゃ。」
ロメ「じゃあ魔法ってどっかで覚えてくるのか?」
白髪の老人「魔導書で覚えたり自らが編み出すんじゃ。まぁ魔導書で覚えた魔法はもとの人が編み出した魔法の5分の1ぐらいの威力になるがの。ホッホッホ。」
ロメ「魔導書ってなんだ?」
白髪の老人「魔導書というのは魔法を編み出した者が魔法を本に記し他の人が使えるようにしたものじゃ。魔導書は本を手に持った状態で魔法を使うと勝手に記されるんじゃぞ。使うときは使用者がその本の魔法が記されているページに一定以上の魔力を流すと勝手に覚えられるんじゃ。」
ロメ「へ〜勉強になった。ありがとおっさん。」
白髪の老人「こちらこそありがとの。久しぶりに人と話して楽しかったわい。」
そうして立ち去ろうとするロメを引き止める
白髪の老人「あーそうじゃ忘れておったわい。はいこれ。」
それは広辞苑ぐらいのサイズの古びた本であった。
ロメ「ん?何だこれは?[小文字]重っ[/小文字]」
白髪の老人「大事に取っておきなさい。お嬢ちゃんもいつか使う日が来るじゃろ。」
ロメ「ふ〜んまあよくわかんないけどありがとね。そういえばおっさんはなんていうの?」
白髪の老人「ホッホッホ、う〜ん[漢字]薄山[/漢字][ふりがな]すすきやま[/ふりがな]とだけ言っておこうか。じゃあの。」
そうして老人が立ち去り、試合は終わりを向かえそうになっていた。
風陽「なんで魔法が効かないの!?」
レオン「まあそういう覚醒だと言っておこうか。」
風陽「やっぱりあなた覚醒者だってのね...降参です。多分私が覚えている魔法全部使っても効かないと思うわ。」
司会者「じゃあ、風陽選手降参でレオン選手の勝利!!!!!!」
司会者「それでは選手はそれぞれ控室に戻ってください。」
そうして両方は控室に戻り、レオンはロメに合流する。
ロメ「よかった。やったじゃん!」
レオン「まあ運が良かっただけだ。それはそうとそのでかい本は何だ?」
ロメ「なんか白いおっさんがくれた!」
レオン「そっ、その人なんか言ってなかったか?」
ロメ「あ〜なんかいつか使う日が来るって言ってて、すすきやま?とも言ってた。」
レオン「あ〜そりゃとんでもなく凄い人とあったんだな...」
ロメ「そんなすごい人だったの?」
レオン「だってその人すべての魔法が使える魔法の始祖だぞ。」
ロメ「え」
レオン「その本多分魔導書だね。ちょっと貸して。」
ロメはレオンに魔導書を渡す。
レオン「こりゃすげぇ。ご丁寧に種類や効果に加えて基礎から伝説まで順番に乗ってやがる。すまんなありがとう。」
そういってロメに本を返す。
ロメ「じゃあ私全部の魔法使えるのか?」
レオン「まあいずれはな。まだ伝説級とかは魔力が足りなくて覚えられないだろうけど。」
ロメ「そうなの?」
レオン「見た感じお前が使えるのはまだできて中級ぐらいだ。」
ロメ「え〜」
レオン「さぁ、1回宿に帰ろう。そんな貴重品持ってたら盗まれる。」
そうしてレオンとロメは宿に帰るのであった。
風陽「[漢字]高木風陽[/漢字][ふりがな]たかきかざひな[/ふりがな]です!よっ、よろしくお願いします!」
そう言って頭を下げる。
レオン「よろしく。」
レオンも帽子を取って頭を下げる
司会者「それでは第2回戦開始!!!!!!!!!」
風陽「最初から本気で行きますよ!」
レオン「最初はお手並み拝見と行こうか。」
風陽「魔法発動 グラビティバリア!」
レオン「魔法で来るか!さてはソウルエレメントが使えないな?」
ロメは観客席で目を輝かせる。
ロメ「何あれ!魔法?スゲ〜」
白髪の老人「ほう、重力魔法か。たしかあれは自らを中心にして外側に重力を発生させて魔法を反射する上級魔法じゃなかったかの。」
隣には白く長いヒゲを蓄えた白髪の老人が立っていた。
ロメ「おっさん、魔法について知ってるのか?」
白髪の老人「お嬢ちゃん魔法をしらんのか。じゃあ魔法について教えてやろう。何でも言ってみろ。」
ロメ「じゃ、じゃあそもそも魔法ってなんだ?覚醒とはなにか違うのか?」
白髪の老人「魔法というのはな、基礎級<中級<上級、そして伝説級に分けられるんじゃ。違う点は覚醒を簡易化したもので自らの魔力や魔鉱石の装備の魔力を使って魔力の流れ方を変えたり魔力の量を変えたりすれば使えるんじゃ。」
ロメ「その魔力って?」
白髪の老人「魔力と言うには万物の持つエネルギーみたいなもんじゃ。」
ロメ「へ〜、魔法ってどうやって使うんだ?」
白髪の老人「杖に魔力を込めて放つんじゃ。」
ロメ「じゃあ魔法ってどっかで覚えてくるのか?」
白髪の老人「魔導書で覚えたり自らが編み出すんじゃ。まぁ魔導書で覚えた魔法はもとの人が編み出した魔法の5分の1ぐらいの威力になるがの。ホッホッホ。」
ロメ「魔導書ってなんだ?」
白髪の老人「魔導書というのは魔法を編み出した者が魔法を本に記し他の人が使えるようにしたものじゃ。魔導書は本を手に持った状態で魔法を使うと勝手に記されるんじゃぞ。使うときは使用者がその本の魔法が記されているページに一定以上の魔力を流すと勝手に覚えられるんじゃ。」
ロメ「へ〜勉強になった。ありがとおっさん。」
白髪の老人「こちらこそありがとの。久しぶりに人と話して楽しかったわい。」
そうして立ち去ろうとするロメを引き止める
白髪の老人「あーそうじゃ忘れておったわい。はいこれ。」
それは広辞苑ぐらいのサイズの古びた本であった。
ロメ「ん?何だこれは?[小文字]重っ[/小文字]」
白髪の老人「大事に取っておきなさい。お嬢ちゃんもいつか使う日が来るじゃろ。」
ロメ「ふ〜んまあよくわかんないけどありがとね。そういえばおっさんはなんていうの?」
白髪の老人「ホッホッホ、う〜ん[漢字]薄山[/漢字][ふりがな]すすきやま[/ふりがな]とだけ言っておこうか。じゃあの。」
そうして老人が立ち去り、試合は終わりを向かえそうになっていた。
風陽「なんで魔法が効かないの!?」
レオン「まあそういう覚醒だと言っておこうか。」
風陽「やっぱりあなた覚醒者だってのね...降参です。多分私が覚えている魔法全部使っても効かないと思うわ。」
司会者「じゃあ、風陽選手降参でレオン選手の勝利!!!!!!」
司会者「それでは選手はそれぞれ控室に戻ってください。」
そうして両方は控室に戻り、レオンはロメに合流する。
ロメ「よかった。やったじゃん!」
レオン「まあ運が良かっただけだ。それはそうとそのでかい本は何だ?」
ロメ「なんか白いおっさんがくれた!」
レオン「そっ、その人なんか言ってなかったか?」
ロメ「あ〜なんかいつか使う日が来るって言ってて、すすきやま?とも言ってた。」
レオン「あ〜そりゃとんでもなく凄い人とあったんだな...」
ロメ「そんなすごい人だったの?」
レオン「だってその人すべての魔法が使える魔法の始祖だぞ。」
ロメ「え」
レオン「その本多分魔導書だね。ちょっと貸して。」
ロメはレオンに魔導書を渡す。
レオン「こりゃすげぇ。ご丁寧に種類や効果に加えて基礎から伝説まで順番に乗ってやがる。すまんなありがとう。」
そういってロメに本を返す。
ロメ「じゃあ私全部の魔法使えるのか?」
レオン「まあいずれはな。まだ伝説級とかは魔力が足りなくて覚えられないだろうけど。」
ロメ「そうなの?」
レオン「見た感じお前が使えるのはまだできて中級ぐらいだ。」
ロメ「え〜」
レオン「さぁ、1回宿に帰ろう。そんな貴重品持ってたら盗まれる。」
そうしてレオンとロメは宿に帰るのであった。