雨宮詩音の、100楽曲。
転校生が来た日は、雨が降っていた。
「雨、やだなぁ」
げんなりしている歌子に、私はるんるんで言った。
「そう? 私は雨、好きだよ」
「ええ〜」
私は空、っていう名前通り、晴れ曇り雨雪、ぜーんぶ好き!
学校に着いて、宿題を出して、ホームルームの時間。
「今日は転校生がやって来るぞ」
やけに体のデカい担任が、大きな声で言った。
クラスはマジ? って感じにざわざわする。
私もわくわくした。
どんな子かな。
仲良くなれるかな。
「雨宮、入ってきていいぞ」
担任が声をかけると、ドアが開いて、一人の男子が入ってきた。
[太字]「[漢字]雨宮詩音[/漢字][ふりがな]あめみやしおん[/ふりがな]です。趣味はピアノを弾くことです。よろしくお願いします」[/太字]
…それが、私の彼との出逢いだった。
「雨、やだなぁ」
げんなりしている歌子に、私はるんるんで言った。
「そう? 私は雨、好きだよ」
「ええ〜」
私は空、っていう名前通り、晴れ曇り雨雪、ぜーんぶ好き!
学校に着いて、宿題を出して、ホームルームの時間。
「今日は転校生がやって来るぞ」
やけに体のデカい担任が、大きな声で言った。
クラスはマジ? って感じにざわざわする。
私もわくわくした。
どんな子かな。
仲良くなれるかな。
「雨宮、入ってきていいぞ」
担任が声をかけると、ドアが開いて、一人の男子が入ってきた。
[太字]「[漢字]雨宮詩音[/漢字][ふりがな]あめみやしおん[/ふりがな]です。趣味はピアノを弾くことです。よろしくお願いします」[/太字]
…それが、私の彼との出逢いだった。