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雨宮詩音の、100楽曲。

#12

心の穴

お母さんは病院で寝てたけど、私が行くと、起きてくれた。
ごめんなさい…って必死で謝った。
お母さんは、全然大丈夫、空の気持ちをわかってあげてなかった私が悪いんだから。帰ってきてくれてよかった…って私を抱きしめてくれた。
でも。
お母さんは優しいからそう言ってくれただけで…。
きっと許せないよ。
だってそのせいでお母さんは…。

お母さんの病状は悪化した。
そして。
私が中1の夏に。
死んじゃった。

それから私の心には、ぽっかりと大きな穴が空いている。
笑っててもしゃべってても、常にその穴から、あの日の冷たい風が吹き込んでくる。
あの日私が手を離したから…。
雷が鳴るたびに私はその日のことを思い出して、胸が詰まったように…苦しくなる。

お母さんが死んじゃった日…。
私、泣けなかった。
私なんか泣いていいようなやつじゃないって思った。
だって。
泣いても、見た人に心配かけちゃうだけだから…。
それから私は、どんな辛いことがあろうと泣いたことがない。
我慢しなきゃ。そう思うから。

それでも。
心の穴は、一生塞がらない。




2025/01/02 06:48

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