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『記憶』の先に未来があるのなら。

#5

開戦準備2

探偵事務所が会議をしているのと同刻…。議題に上がっていた『龍亭峰』の幹部二人の様子である。
二人は廃ビルから出て目的地に人目のつかないところを歩いていた。
「ところで[漢字]七示[/漢字][ふりがな]ななし[/ふりがな]様」
「なんだ?」
「変装などはしませんので?」
「え」
え、と言ってしまったがすぐに[漢字]檸[/漢字][ふりがな]ねい[/ふりがな]が質問した理由がわかった。
私達『龍亭峰』幹部は皆それぞれ仮面を被っている。また、そんな一種のアイデンティティのようなものになっているこの仮面をつけているせいで、私達は警察などから特徴を捉えた呼び名で呼ばれる。
[漢字]赤龍[/漢字][ふりがな]せきりゅう[/ふりがな]の私はホッケーマスクをつけていることから[太字]〈ジェイソン〉[/太字]、
[漢字]青龍[/漢字][ふりがな]せいりゅう[/ふりがな]は涙を流しているようなマスクを付けていることから[太字]〈ティアー〉[/太字]と呼ばれている。[漢字]勿論[/漢字][ふりがな]もちろん[/ふりがな]指名手配。
仮面をつけるという、そんなわかりやすい警察のお手伝いをする気はサラサラ無い。
「そうだな…。仮面を外すか」
「そうですわね」
後は多少服装を買えたりとかもしないと駄目か?まあいいや。
「向こうについたらまずは事務所の人間を皆殺しだったか」
「嫌ですわね、七示様。あくまでも[漢字]首領[/漢字][ふりがな]ボス[/ふりがな]に指示されたのは事務所の人間の生け捕りですわ。傷一つつけるな、という御達しだった筈です」
「そうだった」
危うく首領の命令に背くところだった。
「ほら、後もう少しですわよ、赤龍様」
「そうだな」
首領がなぜ忌々しい探偵事務所の人間を生け捕りにするのかはわからないが、少なくともそれが首領の意思なら従うまで。
「この感覚…誰か[漢字]偵察[/漢字][ふりがな]ていさつ[/ふりがな]系の魔法を使っているな?」
「ええ。私達が敵だというのはまだバレていなさそうですが…不意打ちは厳しいですわね」
「正面突破でいいだろう」
面倒くさいし。こんな初っ端からバレるとか
「ないわ〜」
「赤龍様?」
檸が呆然として見つめてくる。自分でもわけが分からない。
勝手に口から出た言葉。ないわ〜って何?
私こんな事言う性格だったっけ?
「あーもういいや。任務開始!」

作者メッセージ

結構雑かもしれません。次は両者の時間が揃います。多分下手くそなバトルです。
魔法の名前とか厨二病感満載なんだろうな。

2024/12/09 12:16

神無月タタラ ID:≫ .gSIYU.5vP2iw
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