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冷酷執事のとびきり甘い溺愛物語

#1

お嬢様と執事

数日前、羽澄家の後継者としておじいちゃんが勝手に決めたことあり、私はいきなりお嬢様になり、私専属の執事もでき、[漢字]凌城学園[/漢字][ふりがな]しのぎがくえん[/ふりがな]への入学も決まった。

おじいちゃんが勝手に私を後継者として決めただけで羽澄家には公表していないんだけどね…。。

そして、今日は凌城学園入学式の日。


「あれ、うまくリボン結べないかも」


なんども結び直してるけど縦結びになったりして不格好になってしまう。

「ふゆ」


「うぇっ、びっくりしたよ…」


「リボン結んであげる」


「えっ、自分でできるよ」


「できてなかったくせに」


「えっ…!見てたの?!」


呆気にとられてるとリボンを奪われてしまった。


リボンを結んでいるだけなのに、紬月くんは美しくて。


さらさらの黒色の髪に少し伏せられた長いまつ毛に…


「なーに見惚れてんの」


「なっ…!」


見惚れてたって…!!

紬月くんが美しすぎるのが悪いんだもんっ!!


「顔真っ赤にしてかーわい」


「もうっ!自分で結ぶもん!」


リボンを奪おうとしても抱きしめられるだけ。


「俺が結ぶからおとなしくしてて」


「なっ…ぅ…近いって!」


耳元で囁かないでよね!!


2人のときだけこんなに距離を詰めてくる。

執事モードのときは敬語なのに。


***


理事長に挨拶をしに行くために理事長室へ。


「わー!あなたが羽澄さんね。初めまして。私が理事長の[漢字]神崎[/漢字][ふりがな]かんざき[/ふりがな]よ。よろしくね~」


理事長の神崎さんか。

とてもフレンドリーで素敵な人だなぁ。


「困ったことがあったらいつでも相談しにきてちょうだいね!」


「さっ、教室へ行ってみるっ?」


「はい」


***


「わー!あなたが今日来た転校生?!」


「はい。えぇっと、羽澄芙結っていいます」


「わー!芙結ちゃん!可愛いお名前だねっ。私は[漢字]筑衣憂[/漢字][ふりがな]つくいうい[/ふりがな]っていいます!」


「憂ちゃんも可愛い名前だよ」


「わー!嬉しいな。仲良くしてね!」


「うん」


笑顔が素敵でゆるく髪を巻いたフレンドリーな憂ちゃん。

憂ちゃんみたいな子がるからなんとか馴染めそうだな。


「憂お嬢様…!急に席をお立ちになられてどうなさいましたか」


「今日転校してきた芙結ちゃんなの!」


「そうですか。ご挨拶遅れて申し訳ありません。わたくしは憂お嬢様の専属執事をさせていただいております。[漢字]甘香綴[/漢字][ふりがな]あまかのつづり[/ふりがな]と申します」


「綴〜、そんなかしこまらなくてもいいのに〜!」


話を聞けば綴くんと憂ちゃんは中等部から一緒らしい。、

そして、びっくりなことに紬月くんと綴くんは幼なじみらしい。

このボタンは廃止予定です

2024/12/04 08:21

touka ID:≫99Fmr9WYuqwdc
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