【活動一周年記念小説】画面の中の楽しみは
#1
____第一章
最初は平凡な始まりだった。
学校でみた小説に衝撃を受けた。
こんなにも小説というものはおもしろいのだと気づいた。
元々は小説か漫画だったら、圧倒的漫画派だった。
漫画は文章だけでなく、イラストも入ることによって迫力が出るからだ。
だがしかし、小説は文章だけ。
もちろん場面のところどころにイラストが入っている小説ももちろんあるが
大体の小説は入ってない気がする。
だけど、その小説を見て完全に小説派になってしまった。
そして小説を見ていくうちに、
「自分も書きたい。書いてみたい。」
そう思うようになっていた。
早速家にある原稿用紙を取り出した。
そして思うがままに書き始めた。
それが、あまりにも長い作品になってしまったため
途中で絶筆してしまった。
それから約1年後…
また私は少し離れていた小説にハマり始めていた。
____第二章
でも今回は本、ではなくネット小説だ。
気軽に読めて、お金もかからない。
私にとってはあまりにも条件が良すぎた。
毎日好きな作家さんの更新されている小説をみて
「あぁ、こういう表現素敵だなぁ…。」
「文才やばぁ…。」
と、感心することが多くなった。
そして1年前に書いていた、小説のことを思い出す。
「っあ。」
分厚いクリアファイルからそれを取り出す。
そして軽く見てみる。
1年前の自分にしてはいい作品だった。
「…次は、ネットに書き込んでみようかな。」
そうして小説投稿サイトを探してみることにした。
_____第三章
私はできれば気軽に好きなものを投稿できるサイトが良かった。
めんどくさい最初の新規登録なども無しで
ただただ自分の好きを書くだけ。
そんなサイトを探していたのだ。
そんな時、「NOVEL CAKE」というサイトを見つけた。
色々注意事項などを見ていくうちになんとなく
「このサイトにしよう。」
そうしてライト版の方を開いた。
試しに適当な作家さんの作品を見てみた。
文章が大きくなったり、太くなったり、小さくなったりできるらしい。
「…とりあえずやってみよう。話はそれから!」
それから元気よくパソコンのキーボードを打ち始めた。
私の筆者名は「rary」にした。
特に理由はないが、図書館という英単語が「library」というのだが
私が小説を好きになる理由になった本が図書館にあったことから
元々の名前は「library」にする予定だった。
だけどそれじゃあおもしろくない。
「それじゃあ、libを取ってraryにしよう!」
そうして私は”rary”になったのだ。
____第四章
最初の作品は「転生したら、魔王様の奴隷でした!?!?」だ。
転生系はシンプルに書いてみたかったのだ。
一話を投稿して少し経った頃…
閲覧数が少し伸びていた。
r「すご…なんか伸びてる。」
少しびっくりしながらパソコンのデスクトップの画面を眺めた。
それから新しく話を投稿して
その反応を見て、モチベーションがどんどん上がり
さらに描き進める。
r「小説を書くのって、こんなに楽しいんだ…!」
そう思うようになっていた。
読者側だった自分が、作家側になって
作家側の楽しさも学ぶことができたのだ。
コメントも少しずつもらいはじめた。
それもうれしいコメントばかり。
r「新米な自分だけど、ちゃんと見てくれる人がいるのはありがたいな…!」
少しずつもらえる反応や、コメントの数々に感謝しながらも
順調に描き進め、完結まで終えることができた。
____最終章
それから様々な作品を作っては消したりを繰り返していた。
色々試行錯誤し、次のraryの代表作となる
「色のない世界で」も完結させることができた。
「色がない世界で」は、「転生したら、魔王様の奴隷でした!?!?」以上に
反応が多かった。
コメントは後者の方が多いものの、閲覧数は圧倒的に「色のない世界で」だった。
反応だけで楽しむのもよくはないが、それでも私にとっては
小説を書く上で重要なポイントだとも思う。
この一年間でかなりの読者様に出会い、
期待に添えれるように小説を書き続けた。
活動休止時期もあったし、
すぐに連載していた小説を消して、読者様を悲しませることもあった。
それでも私は小説を書くのが好きで、文章を読むのが好きなのだ。
私は今日も”好き”を貫き続けよう。
”ネット上の小説家、rary”として。
最初は平凡な始まりだった。
学校でみた小説に衝撃を受けた。
こんなにも小説というものはおもしろいのだと気づいた。
元々は小説か漫画だったら、圧倒的漫画派だった。
漫画は文章だけでなく、イラストも入ることによって迫力が出るからだ。
だがしかし、小説は文章だけ。
もちろん場面のところどころにイラストが入っている小説ももちろんあるが
大体の小説は入ってない気がする。
だけど、その小説を見て完全に小説派になってしまった。
そして小説を見ていくうちに、
「自分も書きたい。書いてみたい。」
そう思うようになっていた。
早速家にある原稿用紙を取り出した。
そして思うがままに書き始めた。
それが、あまりにも長い作品になってしまったため
途中で絶筆してしまった。
それから約1年後…
また私は少し離れていた小説にハマり始めていた。
____第二章
でも今回は本、ではなくネット小説だ。
気軽に読めて、お金もかからない。
私にとってはあまりにも条件が良すぎた。
毎日好きな作家さんの更新されている小説をみて
「あぁ、こういう表現素敵だなぁ…。」
「文才やばぁ…。」
と、感心することが多くなった。
そして1年前に書いていた、小説のことを思い出す。
「っあ。」
分厚いクリアファイルからそれを取り出す。
そして軽く見てみる。
1年前の自分にしてはいい作品だった。
「…次は、ネットに書き込んでみようかな。」
そうして小説投稿サイトを探してみることにした。
_____第三章
私はできれば気軽に好きなものを投稿できるサイトが良かった。
めんどくさい最初の新規登録なども無しで
ただただ自分の好きを書くだけ。
そんなサイトを探していたのだ。
そんな時、「NOVEL CAKE」というサイトを見つけた。
色々注意事項などを見ていくうちになんとなく
「このサイトにしよう。」
そうしてライト版の方を開いた。
試しに適当な作家さんの作品を見てみた。
文章が大きくなったり、太くなったり、小さくなったりできるらしい。
「…とりあえずやってみよう。話はそれから!」
それから元気よくパソコンのキーボードを打ち始めた。
私の筆者名は「rary」にした。
特に理由はないが、図書館という英単語が「library」というのだが
私が小説を好きになる理由になった本が図書館にあったことから
元々の名前は「library」にする予定だった。
だけどそれじゃあおもしろくない。
「それじゃあ、libを取ってraryにしよう!」
そうして私は”rary”になったのだ。
____第四章
最初の作品は「転生したら、魔王様の奴隷でした!?!?」だ。
転生系はシンプルに書いてみたかったのだ。
一話を投稿して少し経った頃…
閲覧数が少し伸びていた。
r「すご…なんか伸びてる。」
少しびっくりしながらパソコンのデスクトップの画面を眺めた。
それから新しく話を投稿して
その反応を見て、モチベーションがどんどん上がり
さらに描き進める。
r「小説を書くのって、こんなに楽しいんだ…!」
そう思うようになっていた。
読者側だった自分が、作家側になって
作家側の楽しさも学ぶことができたのだ。
コメントも少しずつもらいはじめた。
それもうれしいコメントばかり。
r「新米な自分だけど、ちゃんと見てくれる人がいるのはありがたいな…!」
少しずつもらえる反応や、コメントの数々に感謝しながらも
順調に描き進め、完結まで終えることができた。
____最終章
それから様々な作品を作っては消したりを繰り返していた。
色々試行錯誤し、次のraryの代表作となる
「色のない世界で」も完結させることができた。
「色がない世界で」は、「転生したら、魔王様の奴隷でした!?!?」以上に
反応が多かった。
コメントは後者の方が多いものの、閲覧数は圧倒的に「色のない世界で」だった。
反応だけで楽しむのもよくはないが、それでも私にとっては
小説を書く上で重要なポイントだとも思う。
この一年間でかなりの読者様に出会い、
期待に添えれるように小説を書き続けた。
活動休止時期もあったし、
すぐに連載していた小説を消して、読者様を悲しませることもあった。
それでも私は小説を書くのが好きで、文章を読むのが好きなのだ。
私は今日も”好き”を貫き続けよう。
”ネット上の小説家、rary”として。
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