二次創作
文ストの世界に転生したら、溺愛されました。
「ぇ.....んだ、何処ここ...」
目を開けると、そこには、路地裏らしき景色が目に映った。
「何ここ.....てかなんか全体的にデザイン古くね?」
何ていうんだろう....レトロっていうか、建物そのものが古いんだよね?
私の知ってる道じゃなかったらどうしよ....
「ってか、私車に轢かれたくね?なんで生きてるんだろ...」
取り敢えずブラブラしようと思って、路地裏から外れた、
人混みの多そうなところに移動しようとする。
しかーし...?
「こんなところで何してんの〜?おねーさん。」
変な人に捕まってしまったようです。
「え、離してくださいません?」
私の手を掴んでいる腕を見つめながら、言った私。
「いーから、こっちにきなよ!いいものあるよ〜!」
「えー、良いものってなんですか?」
「うーんと......僕からの愛..とか♡」
えっ.......それは...
「くっそいらないっすね。」
「........」
思ってても言うなよ、みたいな顔されてもさぁ...
だってしょうがなくね!?いらねぇもん...!
「えーもっと、美味しいものとかないんすか?」
「んっと...君みたいな子が好きな甘いものとか..」
「えっ、マジすか!?」
甘いものに目がない私は、目を輝かせる。
「おっ、食いつきいいねー?」
「甘いもの食わせてくれるんなら、行こーかな....」
「甘い物のあとは、僕からも甘いものをプレゼントしてあげるよ。」
「あ、それは結構です。」
「なんだと?」
そう言って、私の手を掴む力を強めた、クズ男().
あ、やべ、これって....
―――ピンチじゃね?
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