二次創作
気づいたら、推し様が目の前にいました。
「うーわ、やば、絶対間に合わないわ....」
社会人の仲間入りのはずなのに、職場には間に合わない、
寝坊する、髪はボサボサで、メイクも整っていない。
はぁ.....と大きなため息を着きながら角を曲がったところで...
どんと音がなったかと疑うぐらいの勢いで、人とぶつかってしまった。
170センチは超えているだろう。男の人だった。
「ご、ごめんなさい!」
早々と誤り、その場を去った。そこにいる時間なんてないから。
だけど、私は、大切なものを落としてしまったことに気づいていなかったんだ。
そう、大切なものとは。
―――私の手帳である。
「うっそ、ないんだけど!?」
仕事では絶対に使う手帳。今日に限ってなくしてしまった....と落ち込みながら家路につく。
明日はものすごく忙しい日となるはずなのに。
「はぁ.......」
「あのー....」
「えっ」
びっくりして、声を上げてしまった。肩に手が乗って、振り返ると、
今朝の男の人がいたからだ。
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