【参加型】ラト帝国最強捨札STAL。
「和秋より秋月へ。準備完了。決行する。」
「翠より秋月へ〜。此方も準備完了〜」
「へいへい。」
我は佩ていた太刀を構えた。
「南方向〜ざっと50人ぐらい見えるよ〜」
スナイパーを構えた翠が無線でそう伝える。
「南了解。」
南方面へと勢いよく走り出す。少し走ると敵を捉えることができた。
「“もののふの 屍をさむる 人もなし 菫花さく 春の山隠”正岡子規。“兵隊の遺体を運ぶ人もなく、春の山隠にはスミレの花が咲いている、という意味さ。君たちのこの先の未来と同じだね。」
なんて敵に述べると我は太刀を抜刀し、敵を次々へと切っていった。
発砲される弾を斬る。
剣を振り下ろしてくるものにはそれより前に斬りつけ、逃げようとするものにも斬りつける。
心は無へと変える。感情なんて持つと動きに支障が出る。
これは任務であり、我の生きる道である。
「和秋〜しゃがんで?」
翠に無線でそう伝えられる。我は慌ててしゃがむ。
するとさっき我が立っていたところに爆弾が飛んできた。
「和秋は集中すると周り見えなくなるんだから〜まあ俺がいるからいいんだけど〜」
そんな翠に礼を。
そうなのだ。我は敵を倒すことに集中すると周りが見えなくなる癖がある。
よくない癖だ。
是非ともなおしたいがまあそんな上手くいかない。
「ありがとう。助かったよ。、、、翠には右を頼めるかい?あまりにもキリがないや。」
我がそう伝えると翠は了解と一言。
そして構えていたスナイパーで敵のヘッドショット。
エイム力はすごいし、判断力や思考力もすごい。
尊敬することばかりだ。
そんな風にしてあれこれ1時間戦っていると、ようやく終わりが見えてきた。
「、、あと、?10人か、、」
荒くなった息を整える。集中するために、だ。
「政府のお偉いさん100人程度とか言ってたよね〜?一桁足りないぐらいいたんだけど〜」
翠がはぁ、とため息をつく。
「そうだな。100にしては多すぎる。」
我からも共感の意を示すと我は太刀でまた斬り続けた。
「くそっ、、、」
暫く斬り続けた時。後ろから声がした。
我の声ではない。
はっと後ろを振り返る。
そこには近距離に詰められ、冷や汗をかきながらスナイパーでナイフから身を守っている翠の姿が。
「翠っ、!」
我は思いっきり地面を踏め切ると、翠を詰めてきたやつを太刀で斬ろうとした。
が、まあ相手も簡単な雑魚ではない。
後ろからの敵に気づかず発砲された弾に当たってしまった。
運のいいことに頬を掠めるぐらいで済んだが、そのせいで翠を守るという行動が遅れてしまった。
結局、我も翠も傷を負うことになってしまった。
「俺はいいから自分のことやりなよ〜、」
「どうしても心配になってしまってね。」
「まあ、それが和秋っぽいかも〜。」
「それは褒めているのかい?」
「さあ?どっちだろうね〜」
互いに背中を合わせ、敵によって囲まれてしまったことに少し焦りを覚える。
しかしこんなところで冷静さがなくなるわけがないのが翠だ。
「じゃあもう一回立て直そうか〜」
そう述べると翠はごにょごにょ、と小声で作戦を伝えてくれた。
「、、了解。そうしようか。」
「倒れない程度に頑張ってね〜」
「そのつもりさ。」
翠の掛け声と共に作戦は実行される。
我は翠が言ったように何も考えずただ敵を斬りに行く。
ただ先程とは少しだけ違う。
「おやおや。こんな少年2人に押されていていいのかい?19歳と14歳相手なのだがね。ふふっ、〇〇国の軍もここまでってことかい。弱すぎる。よく生きて来れたね。」
煽りを使う。
基本的使ったらかなり敵が暴れるから面倒なのだが、今回はこれが作戦だ。
「何を言うかと思えばペラペラとぉ!!」
翠のいう通り敵は煽りにまんまと乗ってきた。
そして血相を変えながら我の方へとやってくる。
そんな奴らを交わしつつ我は敵を一点へ集めた。
「翠!!!」
敵を集めることができた時、我は翠を呼んだ。
その声に敵は少し止まって後ろを向く。
[中央寄せ]「遅いのさ。全てね。翠の技をもろに食らうとよい。」[/中央寄せ]
後ろには巨大なロケランを持つ翠の姿。
翠はそんな瞬間を逃さずぶっ放した。
「こちら翠〜目標全滅確認〜」
「こちら和秋。任務完了。」
政府に向かってそう報告する。
そして少しするとさっきまで何かを食べていたであろう声で秋月がこう伝える。
「へい。帰還しろよ」
そんなめんどくさみが溢れた声を聞いて我等はあの家へと帰っていった。
「翠より秋月へ〜。此方も準備完了〜」
「へいへい。」
我は佩ていた太刀を構えた。
「南方向〜ざっと50人ぐらい見えるよ〜」
スナイパーを構えた翠が無線でそう伝える。
「南了解。」
南方面へと勢いよく走り出す。少し走ると敵を捉えることができた。
「“もののふの 屍をさむる 人もなし 菫花さく 春の山隠”正岡子規。“兵隊の遺体を運ぶ人もなく、春の山隠にはスミレの花が咲いている、という意味さ。君たちのこの先の未来と同じだね。」
なんて敵に述べると我は太刀を抜刀し、敵を次々へと切っていった。
発砲される弾を斬る。
剣を振り下ろしてくるものにはそれより前に斬りつけ、逃げようとするものにも斬りつける。
心は無へと変える。感情なんて持つと動きに支障が出る。
これは任務であり、我の生きる道である。
「和秋〜しゃがんで?」
翠に無線でそう伝えられる。我は慌ててしゃがむ。
するとさっき我が立っていたところに爆弾が飛んできた。
「和秋は集中すると周り見えなくなるんだから〜まあ俺がいるからいいんだけど〜」
そんな翠に礼を。
そうなのだ。我は敵を倒すことに集中すると周りが見えなくなる癖がある。
よくない癖だ。
是非ともなおしたいがまあそんな上手くいかない。
「ありがとう。助かったよ。、、、翠には右を頼めるかい?あまりにもキリがないや。」
我がそう伝えると翠は了解と一言。
そして構えていたスナイパーで敵のヘッドショット。
エイム力はすごいし、判断力や思考力もすごい。
尊敬することばかりだ。
そんな風にしてあれこれ1時間戦っていると、ようやく終わりが見えてきた。
「、、あと、?10人か、、」
荒くなった息を整える。集中するために、だ。
「政府のお偉いさん100人程度とか言ってたよね〜?一桁足りないぐらいいたんだけど〜」
翠がはぁ、とため息をつく。
「そうだな。100にしては多すぎる。」
我からも共感の意を示すと我は太刀でまた斬り続けた。
「くそっ、、、」
暫く斬り続けた時。後ろから声がした。
我の声ではない。
はっと後ろを振り返る。
そこには近距離に詰められ、冷や汗をかきながらスナイパーでナイフから身を守っている翠の姿が。
「翠っ、!」
我は思いっきり地面を踏め切ると、翠を詰めてきたやつを太刀で斬ろうとした。
が、まあ相手も簡単な雑魚ではない。
後ろからの敵に気づかず発砲された弾に当たってしまった。
運のいいことに頬を掠めるぐらいで済んだが、そのせいで翠を守るという行動が遅れてしまった。
結局、我も翠も傷を負うことになってしまった。
「俺はいいから自分のことやりなよ〜、」
「どうしても心配になってしまってね。」
「まあ、それが和秋っぽいかも〜。」
「それは褒めているのかい?」
「さあ?どっちだろうね〜」
互いに背中を合わせ、敵によって囲まれてしまったことに少し焦りを覚える。
しかしこんなところで冷静さがなくなるわけがないのが翠だ。
「じゃあもう一回立て直そうか〜」
そう述べると翠はごにょごにょ、と小声で作戦を伝えてくれた。
「、、了解。そうしようか。」
「倒れない程度に頑張ってね〜」
「そのつもりさ。」
翠の掛け声と共に作戦は実行される。
我は翠が言ったように何も考えずただ敵を斬りに行く。
ただ先程とは少しだけ違う。
「おやおや。こんな少年2人に押されていていいのかい?19歳と14歳相手なのだがね。ふふっ、〇〇国の軍もここまでってことかい。弱すぎる。よく生きて来れたね。」
煽りを使う。
基本的使ったらかなり敵が暴れるから面倒なのだが、今回はこれが作戦だ。
「何を言うかと思えばペラペラとぉ!!」
翠のいう通り敵は煽りにまんまと乗ってきた。
そして血相を変えながら我の方へとやってくる。
そんな奴らを交わしつつ我は敵を一点へ集めた。
「翠!!!」
敵を集めることができた時、我は翠を呼んだ。
その声に敵は少し止まって後ろを向く。
[中央寄せ]「遅いのさ。全てね。翠の技をもろに食らうとよい。」[/中央寄せ]
後ろには巨大なロケランを持つ翠の姿。
翠はそんな瞬間を逃さずぶっ放した。
「こちら翠〜目標全滅確認〜」
「こちら和秋。任務完了。」
政府に向かってそう報告する。
そして少しするとさっきまで何かを食べていたであろう声で秋月がこう伝える。
「へい。帰還しろよ」
そんなめんどくさみが溢れた声を聞いて我等はあの家へと帰っていった。