平凡少女は異世界に行ったらチートになった様です。
私は扉を軽快に開ける。
●●[大文字]「まっおうっさま〜!遊びにきました〜!」[/大文字]
マイロ「何言ってんだよ」
今日も私達はへーじょーうんてんですっ!
サタン「お、来たか。ま、まぁこっちにも作戦があるからな」
●●「遊ぶ作戦ですか〜?あ、[太字]ケーキ作ってきたんですけどいります?[/太字]」
ケーキを[漢字]空の穴[/漢字][ふりがな]エンプティー・ホール[/ふりがな]から取り出しながら言う。
サタン「け、ケーキ!?何のケーキだ!?」
●●「5001歳になったって聞いたんで、誕生日ケーキ!苺乗せたチョコケーキっ!」
サタン「感謝するぞっ!」
ケーキを食べようとする魔王様。いや〜、あげてよかった。ってちょっと待って。
[小文字]マイロ「あのさぁ、魔王倒すって話は?」[/小文字]
●●「マイロちょっと待ってて」
マイロを止めつつ、魔王様にもストップをかける。
●●「魔王様ちょっと待ってください〜!」
サタン「どうした?誕生日の歌でも歌うのか?」
●●「ご名答っ!魔王様も歌いましょ〜!」
この世界にもあるんだねっ!
二人「ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜(ミ〜)ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜(ミ〜)ハッピバ〜スデ〜ディア魔王様〜ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜(ミ〜)」
蝋燭を吹き消す。その後もぐもぐと食べ始める。たっのし〜!この誕生日会っ!
サタン「美味しいなっ!決めた!世界侵略止めるっ!」
●●「魔王様さっすが〜!そう言ってくれると思ってましたよ〜!」
これが私の作戦っ!ケーキが好きって聞いたことがあったから、しかも大好きなチョコケーキを献上して侵略やめてもらお〜!的な。でも本当に上手くいくとは、ね。驚き。
マイロ[小文字]「うまく行く様なもんなんだ」[/小文字]
●●[小文字]「ね〜」[/小文字]
これが、正しい魔王の倒し方だよっ![水平線][明朝体][右寄せ]〜第三者side・数年後〜[/右寄せ][/明朝体]???「───ねぇママ〜?」
一人の少女が、本を手にしながら母に話しかけていた。
???「ん〜、どうしたの?[太字]エマちゃん[/太字]」
エマ「これ読んで!」
エマと呼ばれた少女は、笑顔で本を差し出す。
???「え〜と、[太字]ケーキ武勇伝[/太字]?」
エマ「うんっ!ケーキで魔王を倒した話!」
母は苦笑いを浮かべつつ、父を呼ぶ。
???「マイロ〜!エマちゃんが武勇伝読んでだって〜!」
マイロ「……武勇伝?お前───●●の?」
●●「そう!ケーキで魔王を倒した話っ!」
マイロが●●の隣に座り、読み始める。
マイロ「昔々ある所に、●●という少女が居ました。彼女が、後に[太字]ケーキで魔王を倒した魔法使い[/太字]と呼ばれる、前代未聞の[漢字]全属性魔法師[/漢字][ふりがな]オールアトリビュートマジックユーザー[/ふりがな]です───」
●●「前代未聞って所は私が伝えといた」
マイロ「何やってんだよ」
エマ「ねぇ続きっ!」
●●「あ、ごめん」
今日も●●一家───スカルファロット家は、[漢字]平常運転[/漢字][ふりがな]へーじょーうんてん[/ふりがな]の様です……●●が居なくなる、あの日までは───[水平線][明朝体][下線]ケーキ武勇伝……じゃなかった。[太字]『平凡少女は異世界に行ったらチートになった様です。』[/下線][/太字]
[右寄せ][下線][斜体]完[/斜体][/下線][/右寄せ][/明朝体]
●●[大文字]「まっおうっさま〜!遊びにきました〜!」[/大文字]
マイロ「何言ってんだよ」
今日も私達はへーじょーうんてんですっ!
サタン「お、来たか。ま、まぁこっちにも作戦があるからな」
●●「遊ぶ作戦ですか〜?あ、[太字]ケーキ作ってきたんですけどいります?[/太字]」
ケーキを[漢字]空の穴[/漢字][ふりがな]エンプティー・ホール[/ふりがな]から取り出しながら言う。
サタン「け、ケーキ!?何のケーキだ!?」
●●「5001歳になったって聞いたんで、誕生日ケーキ!苺乗せたチョコケーキっ!」
サタン「感謝するぞっ!」
ケーキを食べようとする魔王様。いや〜、あげてよかった。ってちょっと待って。
[小文字]マイロ「あのさぁ、魔王倒すって話は?」[/小文字]
●●「マイロちょっと待ってて」
マイロを止めつつ、魔王様にもストップをかける。
●●「魔王様ちょっと待ってください〜!」
サタン「どうした?誕生日の歌でも歌うのか?」
●●「ご名答っ!魔王様も歌いましょ〜!」
この世界にもあるんだねっ!
二人「ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜(ミ〜)ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜(ミ〜)ハッピバ〜スデ〜ディア魔王様〜ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜(ミ〜)」
蝋燭を吹き消す。その後もぐもぐと食べ始める。たっのし〜!この誕生日会っ!
サタン「美味しいなっ!決めた!世界侵略止めるっ!」
●●「魔王様さっすが〜!そう言ってくれると思ってましたよ〜!」
これが私の作戦っ!ケーキが好きって聞いたことがあったから、しかも大好きなチョコケーキを献上して侵略やめてもらお〜!的な。でも本当に上手くいくとは、ね。驚き。
マイロ[小文字]「うまく行く様なもんなんだ」[/小文字]
●●[小文字]「ね〜」[/小文字]
これが、正しい魔王の倒し方だよっ![水平線][明朝体][右寄せ]〜第三者side・数年後〜[/右寄せ][/明朝体]???「───ねぇママ〜?」
一人の少女が、本を手にしながら母に話しかけていた。
???「ん〜、どうしたの?[太字]エマちゃん[/太字]」
エマ「これ読んで!」
エマと呼ばれた少女は、笑顔で本を差し出す。
???「え〜と、[太字]ケーキ武勇伝[/太字]?」
エマ「うんっ!ケーキで魔王を倒した話!」
母は苦笑いを浮かべつつ、父を呼ぶ。
???「マイロ〜!エマちゃんが武勇伝読んでだって〜!」
マイロ「……武勇伝?お前───●●の?」
●●「そう!ケーキで魔王を倒した話っ!」
マイロが●●の隣に座り、読み始める。
マイロ「昔々ある所に、●●という少女が居ました。彼女が、後に[太字]ケーキで魔王を倒した魔法使い[/太字]と呼ばれる、前代未聞の[漢字]全属性魔法師[/漢字][ふりがな]オールアトリビュートマジックユーザー[/ふりがな]です───」
●●「前代未聞って所は私が伝えといた」
マイロ「何やってんだよ」
エマ「ねぇ続きっ!」
●●「あ、ごめん」
今日も●●一家───スカルファロット家は、[漢字]平常運転[/漢字][ふりがな]へーじょーうんてん[/ふりがな]の様です……●●が居なくなる、あの日までは───[水平線][明朝体][下線]ケーキ武勇伝……じゃなかった。[太字]『平凡少女は異世界に行ったらチートになった様です。』[/下線][/太字]
[右寄せ][下線][斜体]完[/斜体][/下線][/右寄せ][/明朝体]
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