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作中で未成年飲酒のシーンがありますが、この異世界では問題がない事となっています。推奨、法に違反しようとしている訳ではない事を、ご了承の上ご拝読、宜しくお願い致します。
アテンション!
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平凡少女は異世界に行ったらチートになった様です。

#77

第19章『少しだけ』4話『戦ひ〜導く者対勇者軍1st〜』

[明朝体][右寄せ]〜草原・マイロ視点〜[/右寄せ][/明朝体]夜が明ける。「今日が●●との戦いの日か」と呟く。
●●は元々強い。そこに闇堕ちという物を加えれば───やばいかもしれない。前見たら[漢字]破滅[/漢字][ふりがな]ルーイン[/ふりがな]の[漢字]杖[/漢字][ふりがな]ステッキ[/ふりがな]を持っていた。
……まってヤバくね!?愛人に殺されるとか洒落にならないし!?手加減とか通用しなさそうだし!?
気分転換に外に出る。今はもう、体力を温存させた方が良いかもしれないから、●●が座っていた椅子に座る。にしても余計なところで時間が取られたな……[漢字]魔王[/漢字][ふりがな]サタン[/ふりがな]が何かをまだしてないといいけど……
急に辺りに風が舞う。後から外に出ていた仲間達と共に構えをとる。あいつの事だから変な所から来るんだろうな。
●●「……勇者諸君」
真上からの登場。やっぱ変な所だった。
マイロ「●●。手加減は、殺さない程度だからな?」
●●「ふっ。手加減などしなくとも、勝てる相手さっ!」
にしても見た目変わってね?眼とか……服とか。やぶれそうな格好だな……(色々な意味で)。しかも黒い角とか翼、生えてね?構造どうなってんだよ。(角と翼はここに向かう途中で出てきた)。
戦いが始まった。●●に向かって飛び上がり、剣を振り下ろす。少しだけ当たったらしく、少量の血が舞う。
●●が杖を空に[漢字]翳す[/漢字][ふりがな]かざす[/ふりがな]と、隕石が落下してくる。いつの間に無詠唱の技術を手に入れたんだよ。
マイロ「避けろよ!」
一同「いえっさー!」
最近、●●の影響があったのか、俺を含む全員が『いえっさー!』と言い始めた。まぁ気軽に使いやすいし、全員使ってるから上下関係とかを感じさせないし……
無事避けられた所で、テンが斧を投げる。ローブが少し破れる。情景描写が多め。
近づくとすぐにやられるから、メインは遠距離戦となる。だからアリッサと俺は、遠距離からできる技(昨日考えた)をひたすらに連発する。地味に体力消費するけど……
その後ジリジリと肌の焼ける様な炎が出始める。あ、あっちは手加減無しなんだ。ガチで殺しに来てる。じゃあこっちも、遺言は無視する勢いで行くしかないよな。
マイロ「作戦変更!全員遺言守らなくていい!」
ララ「え、倒ちちゃってもいいの!?」
マイロ「あっちもガチだから、負ける!」
その返答に、ハッとしたような顔になる。その後頷き、戦闘体制に戻る。
バジル「●●さんに攻撃バラしたらヤバいし、無詠唱の方がいいんじゃない?」
クリス「……確かにそうね。そうした方が良いわよ?」
マイロ「じゃ、出来ればそうしろ!以上!」
まぁ大体の攻撃は把握してるし、大丈夫か。
●●は仲間にいると心強い、だけど敵に回すと厄介。という事が理解できた瞬間だった。……今じゃなくてもいい気がするけど。
エレンミアが[漢字]光の矢[/漢字][ふりがな]アロー・オブ・ライト[/ふりがな]を放つ。●●の肌スレスレに飛んで行く。見ててハラハラする。敵に回っても心配してしまうのは───彼氏故なのだろうか。彼女を本当は苦しめたくない、攻撃したくない。だけど、助ける為だから……必死に自分に言い聞かせる。
ララが[漢字]キラキラ輝く星[/漢字][ふりがな]ア・スパークリング・スター[/ふりがな]をする。●●は闇だから……効くのか。
俺は低級魔法も使える。四属性魔法だけど、な。光属性、使いたかったかも……
バジルが爆弾を生成し、投げた。●●の付近で爆発が起こる。髪がチリチリになっている気がする。こっち側に戻ってきたら、美容室に連れていくか。
気付いた事がある。●●は防御魔法を使っていない。それはまるで、使い捨ての攻撃に特化したような兵士のようで……見ていて辛かった。
[明朝体][小文字]『マイロ……』[/小文字][/明朝体]
耳元で誰かが俺の名前を呼ぶ。
[明朝体][小文字]『殺さない、でね……?』[/小文字][/明朝体]
そうだ。致命症を与えない程度で抑えるのは難しいけど、●●自体に非はない。元は善玉なのだ。今は悪玉だけど。それで倒すのはどうなのか?せめて改心させる程度に留めたほうがいいのか?葛藤とは、こんな事を言うのだろうか。
不意に、過去の記憶が蘇る。前世から始まり───最後は今。やっぱり堪えられない、愛人が苦しむのは。
マイロ「出来る限り短時間で終わらせるぞ!」
表情を見て察したのか、頷いてくれた。
[明朝体][小文字]『ありがとね。頑張って……!』[/小文字][/明朝体]
声の持ち主は誰か分からない。だけど、●●の心の中にあった少しの理性、本心なんじゃないかと思う。
●●「ふっ。[大文字]一瞬にして倒してくれるわっ![/大文字]」
マイロ「[大文字]かかってこい!●●![/大文字]」
ここからが、本番なのかもしれない。

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作者メッセージ

まほですっ!ついに決戦───ではないですね。何だろう、この決戦感。
いやぁ。こう言う仲間同士の戦いって奴、書いてみたかったんですよね!
しかも過去最長の長さ、1711。次回もこのくらいになるのかなぁ。本当はこの話で終わらせる予定だったんですけど、長さ的に次回に見送らせました。
次回、『戦ひ〜導く者対勇者軍2nd〜』お楽しみにっ!

2024/08/12 08:43

まほ ID:≫rpoi0PiB/Rzt.
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