どもっ、●●だよ！今は……
●●[小文字]「お使いに出された……」[/小文字]
この流れ前も見た気がするけど……まぁ、うん。
●●「ってやば！パン屋もう直ぐで閉まるじゃんっ！」
い、急がなければっ！買えなかったら怒られるっ！
●●「って[大文字]痛ぁ───！[/大文字]」
？？？「[大文字]ひゃあっ！[/大文字]」
誰かにぶつかった───！痛い───！
●●「ごめんなさ、い？」
？？？「こちらこそ……あれ？」
今、目の前には……私が居る。ん？
●●「あれ、私？」
？？？「えーと、うちやんな？目の前におんの」
大阪弁を話す彼女。あれ？全てがおかしいよね。
●●「あ、私は●●って言うんだ。よろしくね？」
？？？「あ、うちはミサキ、よろしゅうな。で、なんか……」
二人「[太字]入れ替わってない(へん)？[/太字]」
どうやら私、ミサキン(ミサキちゃんのあだ名ね！)になっているらしい……体だけ。
ミサキ「え、うちは●●になっとるん？どういう技術？え？」
パニクり……どゆこと？
●●「ってパン屋！パン屋しまる！ちょっと一緒に行くよっ！」
ミサキ「うちも行くん？いやええねんけど……え？」[水平線]●●「閉まってる、だと……！？」
ミサキ「えーと、そんな重要な事なん？パン買われへんかったって事が……」
●●「うん、重要。さもなきゃマイロ達に怒られる」
ミサキ「は、はぁ……」
さぁどうした。私、どうする。
頭の中に、ミサキンに私の代わりをさせる……とかいうとんでもないアイデアが浮かんだんだけど……うん、やめよう。ミサキンが可哀想だ、いくら何でも。
●●「はは、はははははは……」
ミサキ「とりあえず立とうか……ほんで考えよ？」
●●「う、うん……」
苦笑いしか、浮かべられない。マイロ達に怒られる未来が見えるよ……？