平凡少女は異世界に行ったらチートになった様です。
案外扉はすぐに開いた。警備が緩いのか、はたまた…?
「ここが城の最深部ね」
「敵も弱かったしな」
途中に敵が出てきても、ゲームで言う雑魚や中ボスと言った所。まぁ要は弱いって事。
「この先に魔王が居るんだよね」
ザワザワしてても出てこないけどね。
「あたち頑張る!みんなも頑張ろ!」
「これで世界を救えるんだよにゃー」
「よし!円陣組もう!」
円陣がわからなかったらしいので説明した。
「絶対に魔王を倒すぞー!」
「おー!」
それにしてもこんなに騒いでも魔王は出て来ないんだね…やる気を出そうと、服の下にあるネックレスを握りしめる。日本に居た頃作った半分の星のと、マイロに貰った勿忘草のネックレス。扉を開ける。奥にいたのは───
「?」
「よく来た勇者共、我は魔王だ!」
「?」
「何だその顔は!」
目の前に居た魔王は───少女だった。銀髪銀眼の小さな少女。髪はツインテール、目は吊り目。貴族のドレス?の様な服を着ていて角と羽が生えている。魔王…と言われれば、見えなくも無い。
「ほ、本当に魔王なの?」
「そうだ!我は魔王だ!何がおかしい?」
「ちっちゃいなぁって思って」
「こう見えても我は5000歳だぞ」
「はぁ…」
歳取ってた。魔王にとっては普通なのだろうが。
「とにかく今ここで、我の計画を邪魔するお前らの息の根を止めてみせる!」
[小文字]「息の根を止めるってなぁに?」
「殺してやるって事だよ」[/小文字]
魔王は手を振り上げ───
「ここが城の最深部ね」
「敵も弱かったしな」
途中に敵が出てきても、ゲームで言う雑魚や中ボスと言った所。まぁ要は弱いって事。
「この先に魔王が居るんだよね」
ザワザワしてても出てこないけどね。
「あたち頑張る!みんなも頑張ろ!」
「これで世界を救えるんだよにゃー」
「よし!円陣組もう!」
円陣がわからなかったらしいので説明した。
「絶対に魔王を倒すぞー!」
「おー!」
それにしてもこんなに騒いでも魔王は出て来ないんだね…やる気を出そうと、服の下にあるネックレスを握りしめる。日本に居た頃作った半分の星のと、マイロに貰った勿忘草のネックレス。扉を開ける。奥にいたのは───
「?」
「よく来た勇者共、我は魔王だ!」
「?」
「何だその顔は!」
目の前に居た魔王は───少女だった。銀髪銀眼の小さな少女。髪はツインテール、目は吊り目。貴族のドレス?の様な服を着ていて角と羽が生えている。魔王…と言われれば、見えなくも無い。
「ほ、本当に魔王なの?」
「そうだ!我は魔王だ!何がおかしい?」
「ちっちゃいなぁって思って」
「こう見えても我は5000歳だぞ」
「はぁ…」
歳取ってた。魔王にとっては普通なのだろうが。
「とにかく今ここで、我の計画を邪魔するお前らの息の根を止めてみせる!」
[小文字]「息の根を止めるってなぁに?」
「殺してやるって事だよ」[/小文字]
魔王は手を振り上げ───
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