一つの墓地にある少女がいた

りお「今日から頑張るよ、お父さん」

二十歳にして[太字][下線]マフィア[漢字]甘味連合[/漢字][ふりがな]ケイクギルド[/ふりがな]のボスに立った少女[太字]双葉りお[/太字][/下線][/太字]がそうつぶやいた

凪「ボスのことは残念でしたね、、、」

彼女は[下線]七瀬 凪[/下線]、リオのメイドだ

そう、彼女たち[漢字]甘味連合[/漢字][ふりがな]ケイクギルド[/ふりがな]は前に戦ったところに[打消し]壊滅[/打消し]されかけたのだ

残ったのはりお、凪のほかは[下線]夜月　雫華[/下線]、[下線]弛夢琳　在最[/下線]の四人がいる

雫華「これからどうするの、、、？」

在最「そうだよ、これ[漢字]甘味連合[/漢字][ふりがな]ケイクギルド[/ふりがな]の資金もなくなっちゃったし、何もできないんじゃ、、、？」

りおはしばらく考えた
どうにかして人員とお金を確保する方法はないのか、と

凪「そうだ！あの裏孤児院を襲撃して資金と強い人員を取ってきたら？？」

凪がほぼ人外的なことを言った
ただ本当に人外で猫娘なのでそんなことは言えない

りお「うーん、そうしようか」

それに乗ってしまうボスもボスだが(((

[水平線]
[中央寄せ]裏孤児院[/中央寄せ]
[水平線]

りお「じゃあ、これ襲撃ってどうするの?」

何も知らない4人がそろってしまったからどうしたらいいんだろうと考えていた

雫華「まあとりあえず爆破したら？この壁とか」

雫華が壁に触れると壁の一部がサファイアになってしまった

凪「何やってるのさ～！」

りお「まあとりあえず爆破してみるよ、”祈り”！」

りおがぶつぶつ何かを唱えると建物全体が爆発し、燃え始めた

在最「よし、んじゃあ雫華、一緒に優秀な人材、[打消し]誘拐[/打消し]しに行こうぜ」
雫華「仕方ないな～、それじゃあ行ってくる」

二人が言ってしまった後にりおは聞き覚えのある声を聴いた

？？？[小文字][小文字]「とりあえず中にいる子の脱出を最優先に！！
　　　　ライラはここにいて！氷を出して火事を収めよう！」[/小文字][/小文字]

りお「っつ！」

その声を聴くや否や二人は会話も交わさずにそっちの方向に行ってしまった

[水平線]

在最「ふーん、火事まだここまでしか燃え広がってないじゃん！」
雫華「少しだけ壁をサファイアにしちゃったからかな、、、、？」

そんなくだらない話をしていたら

[大文字]見覚えのある二人が見えた[/大文字]

雫華「あら？この前の、、、、？」
在最「ホントだ、まだこの世界にいたの？？」

そう皮肉めいた感じで言うと桜の花びらの攻撃が飛んできた

？？？「”強化”！みんなも一緒に攻撃して！少なくともここを守るために！！」
？？？「いでよっ！”桜”！攻撃して！」

雫華(あら、これは、、、)

雫華は在最の前に出ると手袋を取って手をかざした

雫華「忘れたんですか？私の能力、飛び道具は無意味ですよ～？」

地面にカツンと宝石が落ちた音がした

在最(なるほど、飛び道具のやつしかいないのか？)

だったら雫華の方が適任だと思った在最は

在最「僕の役目なさそうだね～、それじゃあここ、頼んだよ！」

その時

？？？「ここは通さないっ！」

桜の花びれで通れなくされた

在最「ボスのところ加勢しようと思ったのに、、、、」

そう言うと在最も、戦闘を始めた

[水平線]

[漢字]アイツ[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]はやっぱり炎を消そうとしていた

りお「まだ気づかないんだね」

後ろから話しかける

？？？「お前はっ、、、、、、」

そこで戦闘準備を始めた[漢字]アイツ[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]を見ていた