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二次創作
武装探偵社の名探偵は、幼女を溺愛してます。

#3

✰第2話✰


「まーま。」

「なーに、おチビちゃん。」

「名前、つけないんですか?」

「......それもそうだね。」

乱歩はふいに赤ちゃんを抱き上げて、自分と同じ目線に合わせる。

「そもそも、男の子と女の子のどちらですの?」

「男の子なんじゃないですか?好奇心旺盛だし。」

確かに、赤ちゃんは、好奇心旺盛で、自由奔放すぎた。

―――どこぞの名探偵のように。

「いや、この子は女の子だ。」

乱歩はそう言い切る。

「そう判断した理由は?」

「まず、拾った際の服装。いかにも女の子が着るような可愛い服だったでしょ?」

「まぁ、そうですね。」

乱歩によって地に降ろされた赤ちゃんはといえば、降ろされてからも、

乱歩の膝に上がろうとしていた。

「それから、言語の発達が早い。女の子は男の子よりも言語の発達が早いからね。」

「まーま」

「ママじゃなくて乱歩!ら・ん・ぽ・!これだけは言わないね?」

「らん.....まま!」

言いかけたものの、ふるふると首を振って言い直す。

「はー、もうそれでいいや。」

「良いんですの......?」

「おねーちゃん!」

「あら、私?私はナオミですわ。」

「なおみ.....?」

「ええ。流石ですわね、理解力に優れてますわ。」

なおみ、なおみと何度か復唱した後に、ナオミのもとに走る。

「なおみおねーちゃん!」

「あら。可愛らしいですわね。」

「あー、僕の○○ー!」

「○○?」

「その子の名前。」

「素敵ですね。」

かくして、赤ちゃんの名前が無事に○○と決まったのである。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

600文字突破.......暇人かな?w

2024/12/02 06:52

皇 妃凪  @明鴉 ID:≫ipy3t.X0sp7oo
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