柚夏の読切小説集
私はいつも一人。もしかしたら私は空気なのかもしれない。
「自由体育をやります」
そう先生が言うと全員騒いだ。
自由体育というのは、保健の授業後、時間が余ると好きなことをやってもいいという自由時間だ。
ペアやグループになってバトミントンをしたり、バレーをしたり、色々できる。
勿論、好きな人(別の意味で)と組める。例えば友達だったり。
私は騒がなかった。
──だって、みんな無視するから。空気のように。
前まではきっと組めるだろう、と思っていた。保健体育は私が(一応)所属しているクラス──三年◯組と三年△組と合同だ。◯組には友達がいないが、△組には二、三人いるのでそのうちの誰かと組めると思っていた。
──だけど、現実はそう上手くいかなかったのだ。
誰かが誘ってくれるだろうと思い、体育館のステージ前に立っていた。
だが、だれも誘ってくれなかった。目の前には笑いながら他の人と遊んでいる友達がいた。その光景は目に焼き付き、カメラのように保存された──気がした。それくらい衝撃的だったのだろう。
クラスメイトや△組の人たちがチラチラと私を見てくる。だが、無視だ。
「ーー」
私の口からはとんでもない言葉が出てしまった。
すると、ボールがこちらに転がってきた。
「ボールお願い」とクラスメイトの男子が手を挙げながら言う。
私は無言で強く投げた。
数分後、私の目は赤くなった。
──そう、泣いたのだ。
私は嫌になり、周囲を見ずにトイレに向かって走った。
「お前らはいいよな。友達に恵まれて。孤立しなくて」
壁を拳でドンドンと叩く
「私の気持ちを考えろや」
仲良く、笑いながら遊んでいる奴らのことを考えると腹が立ってきた。
「マジで嫌い。私を一人にさせる奴らがぁぁぁ!!」
私の感情は爆発した。限界だったのだろう。今までは口に出さずに頑張って生きてきたから。
辛い。辛いよ。だけどまだ◯ねない。
「ゲーム……。あるんだった」
明日──六月五日、半年待った好きなアニメのゲームが発売される日。
◯にたい、と思ったことは何回もあった。だけど、ゲームのために頑張ったんだ。
無駄にしたくない。半年頑張った。孤独を耐えながら。鬱になった時もあるが、頑張って乗り越えたんだ。
そんな努力を奴らのせいでバラバラにしたくない。
好きだった先生も言っていた。『神様は乗り越えられない壁は作らない』と。今まで嫌なほど「壁」を乗り越えてきた。
「英検の壁」や「いじめの壁」など。
そんな辛い「壁」を乗り越えてきた。途中で挫折しそうになったが、すぐに立ち直って。
だから、乗り越えられるんだ。その「壁」を。
乗り越えた先には楽しい未来が待っているかもしれない。だが「ポジティブ思考なんてできるか」という時があるだろう。孤独感に襲われて生きる意味を失うかもしれない。
そんな時は[漢字]彼[/漢字][ふりがな]推し[/ふりがな]の言葉を思い出してほしい。
『会いたい人がいればきっと、もう一人じゃない』
会いたい人、いるでしょ? 推しが。
頑張っても頑張っても会えないと思う。だけど「会いたい人」は変わらない。だから絶対に一人じゃない。それを分かって生きてほしいと私は思う。
[水平線]
自由体育ですが、呼び方を変えています。私が通っている学校では「自由体育」とは言いません。なんか特定されそうなので呼び方を変えました。
また、クラスはなぜ◯や△なのかというと、バレたくないからです。
リア友もアカウント知っているので。
※ちなみにリア友はこの話の「友達」ではありません。
「自由体育をやります」
そう先生が言うと全員騒いだ。
自由体育というのは、保健の授業後、時間が余ると好きなことをやってもいいという自由時間だ。
ペアやグループになってバトミントンをしたり、バレーをしたり、色々できる。
勿論、好きな人(別の意味で)と組める。例えば友達だったり。
私は騒がなかった。
──だって、みんな無視するから。空気のように。
前まではきっと組めるだろう、と思っていた。保健体育は私が(一応)所属しているクラス──三年◯組と三年△組と合同だ。◯組には友達がいないが、△組には二、三人いるのでそのうちの誰かと組めると思っていた。
──だけど、現実はそう上手くいかなかったのだ。
誰かが誘ってくれるだろうと思い、体育館のステージ前に立っていた。
だが、だれも誘ってくれなかった。目の前には笑いながら他の人と遊んでいる友達がいた。その光景は目に焼き付き、カメラのように保存された──気がした。それくらい衝撃的だったのだろう。
クラスメイトや△組の人たちがチラチラと私を見てくる。だが、無視だ。
「ーー」
私の口からはとんでもない言葉が出てしまった。
すると、ボールがこちらに転がってきた。
「ボールお願い」とクラスメイトの男子が手を挙げながら言う。
私は無言で強く投げた。
数分後、私の目は赤くなった。
──そう、泣いたのだ。
私は嫌になり、周囲を見ずにトイレに向かって走った。
「お前らはいいよな。友達に恵まれて。孤立しなくて」
壁を拳でドンドンと叩く
「私の気持ちを考えろや」
仲良く、笑いながら遊んでいる奴らのことを考えると腹が立ってきた。
「マジで嫌い。私を一人にさせる奴らがぁぁぁ!!」
私の感情は爆発した。限界だったのだろう。今までは口に出さずに頑張って生きてきたから。
辛い。辛いよ。だけどまだ◯ねない。
「ゲーム……。あるんだった」
明日──六月五日、半年待った好きなアニメのゲームが発売される日。
◯にたい、と思ったことは何回もあった。だけど、ゲームのために頑張ったんだ。
無駄にしたくない。半年頑張った。孤独を耐えながら。鬱になった時もあるが、頑張って乗り越えたんだ。
そんな努力を奴らのせいでバラバラにしたくない。
好きだった先生も言っていた。『神様は乗り越えられない壁は作らない』と。今まで嫌なほど「壁」を乗り越えてきた。
「英検の壁」や「いじめの壁」など。
そんな辛い「壁」を乗り越えてきた。途中で挫折しそうになったが、すぐに立ち直って。
だから、乗り越えられるんだ。その「壁」を。
乗り越えた先には楽しい未来が待っているかもしれない。だが「ポジティブ思考なんてできるか」という時があるだろう。孤独感に襲われて生きる意味を失うかもしれない。
そんな時は[漢字]彼[/漢字][ふりがな]推し[/ふりがな]の言葉を思い出してほしい。
『会いたい人がいればきっと、もう一人じゃない』
会いたい人、いるでしょ? 推しが。
頑張っても頑張っても会えないと思う。だけど「会いたい人」は変わらない。だから絶対に一人じゃない。それを分かって生きてほしいと私は思う。
[水平線]
自由体育ですが、呼び方を変えています。私が通っている学校では「自由体育」とは言いません。なんか特定されそうなので呼び方を変えました。
また、クラスはなぜ◯や△なのかというと、バレたくないからです。
リア友もアカウント知っているので。
※ちなみにリア友はこの話の「友達」ではありません。