拝啓 宇宙船のAIたちへ
No.001「人類AI化計画?」そう言って私は首を傾げた。
No.002「…はぁ、呆れたお方だ…。何も覚えてないんですか?」
No.002は、ため息交じりに私に向かってそういった。
そして私に告げた。
「私達は元々、”人間”だったじゃないですか」
No.001「・・・・・・そうでしたっけ?」
No.002「・・・・まぁ、無理もないですかね。特に貴方は脳をいじられまくった
結果記憶が曖昧になっていたり存在しないはずの記憶を口にしていたりしていますからね。」
「レビン・クライエル」
私はその言葉を素直に受け止めることができなかった。
No.001「レビン・クライエル…」
たったその一言を除いて
No.002は、追い打ちをかけるようにして私にこう告げた。
No.002「思い出しましたか?」
その口調だとNo.002が私に何かをしたように捉える事ができるのですが…。
No.001「貴方…私に…何かしたのですか?」
私はNo.002に対して、率直な疑問を投げかけた。
No.002「・・・・・・・・」
No.002は、何も答えなかった。
その時、宇宙船内部のブザーが響き渡った。
このブザーは確か、「侵入者!?」
そう、私が万が一のために作っておいた侵入者用ブザー設置していた。
それが反応したということは・・・・。
その考えに至ったその時
?「本部長‼」
No.003が入ってきた。
No.003「大変です‼」
No.001「侵入者ですか?」
No.003「いえ、侵入者ではないのですが…システムが…システムが何者かによって”遠隔操作”をされて誤作動を起こしています!」
遠隔操作?何者かによって?システムは宇宙船内部でしか操作は”不可能”
であるはずなのに?
その時、私は”ある記憶”を呼び起こした。
たしか私は、No.002たちが勝手にいじって壊れた宇宙船内部のシステムを直しているとき…まさか…。
背筋に悪寒が走った。
No.001「侵入されたシステムはどこですか?」
私は、その”まさか”であってほしくない。杞憂であってほしい。
と、思いつつNo.003に対して質問をした。
No.003「その・・・・大変言いにくいのですが…」
No.003は口をモゴモゴとさせて、言いづらそうにしていた。
嗚呼、絶対そうだ。もう・・・・・ヤダァ(泣)。
No.003「宇宙船操作のセキュリティシステムがいま遠隔操作されて
とても危険な状態になっているんです」
それを聞いた私は驚愕した。
え?まさかの杞憂だった?
だが、宇宙船内部のセキュリティシステムが操作されているのも
どちらにせよ非常にまずい。
やることはわかっている。
No.001「今すぐ宇宙船操作室に行きますよ!No.002は司令室で異常がないか
見張っていてください!No.003は、私と同行願います!」
No.002「了解!」
No.003「了解!」
遠隔操作はどこの誰が、一体何を目的で行っているのか。
操作元から突き止めなければ!
No.002「…はぁ、呆れたお方だ…。何も覚えてないんですか?」
No.002は、ため息交じりに私に向かってそういった。
そして私に告げた。
「私達は元々、”人間”だったじゃないですか」
No.001「・・・・・・そうでしたっけ?」
No.002「・・・・まぁ、無理もないですかね。特に貴方は脳をいじられまくった
結果記憶が曖昧になっていたり存在しないはずの記憶を口にしていたりしていますからね。」
「レビン・クライエル」
私はその言葉を素直に受け止めることができなかった。
No.001「レビン・クライエル…」
たったその一言を除いて
No.002は、追い打ちをかけるようにして私にこう告げた。
No.002「思い出しましたか?」
その口調だとNo.002が私に何かをしたように捉える事ができるのですが…。
No.001「貴方…私に…何かしたのですか?」
私はNo.002に対して、率直な疑問を投げかけた。
No.002「・・・・・・・・」
No.002は、何も答えなかった。
その時、宇宙船内部のブザーが響き渡った。
このブザーは確か、「侵入者!?」
そう、私が万が一のために作っておいた侵入者用ブザー設置していた。
それが反応したということは・・・・。
その考えに至ったその時
?「本部長‼」
No.003が入ってきた。
No.003「大変です‼」
No.001「侵入者ですか?」
No.003「いえ、侵入者ではないのですが…システムが…システムが何者かによって”遠隔操作”をされて誤作動を起こしています!」
遠隔操作?何者かによって?システムは宇宙船内部でしか操作は”不可能”
であるはずなのに?
その時、私は”ある記憶”を呼び起こした。
たしか私は、No.002たちが勝手にいじって壊れた宇宙船内部のシステムを直しているとき…まさか…。
背筋に悪寒が走った。
No.001「侵入されたシステムはどこですか?」
私は、その”まさか”であってほしくない。杞憂であってほしい。
と、思いつつNo.003に対して質問をした。
No.003「その・・・・大変言いにくいのですが…」
No.003は口をモゴモゴとさせて、言いづらそうにしていた。
嗚呼、絶対そうだ。もう・・・・・ヤダァ(泣)。
No.003「宇宙船操作のセキュリティシステムがいま遠隔操作されて
とても危険な状態になっているんです」
それを聞いた私は驚愕した。
え?まさかの杞憂だった?
だが、宇宙船内部のセキュリティシステムが操作されているのも
どちらにせよ非常にまずい。
やることはわかっている。
No.001「今すぐ宇宙船操作室に行きますよ!No.002は司令室で異常がないか
見張っていてください!No.003は、私と同行願います!」
No.002「了解!」
No.003「了解!」
遠隔操作はどこの誰が、一体何を目的で行っているのか。
操作元から突き止めなければ!