- 閲覧前にご確認ください -

#創作

文字サイズ変更

拝啓 宇宙船のAIたちへ

#2

第二話 宇宙船遠隔操作(前編)

No.001「人類AI化計画?」そう言って私は首を傾げた。
No.002「…はぁ、呆れたお方だ…。何も覚えてないんですか?」
No.002は、ため息交じりに私に向かってそういった。
そして私に告げた。
「私達は元々、”人間”だったじゃないですか」
No.001「・・・・・・そうでしたっけ?」
No.002「・・・・まぁ、無理もないですかね。特に貴方は脳をいじられまくった
結果記憶が曖昧になっていたり存在しないはずの記憶を口にしていたりしていますからね。」
「レビン・クライエル」
私はその言葉を素直に受け止めることができなかった。
No.001「レビン・クライエル…」
たったその一言を除いて
No.002は、追い打ちをかけるようにして私にこう告げた。
No.002「思い出しましたか?」
その口調だとNo.002が私に何かをしたように捉える事ができるのですが…。
No.001「貴方…私に…何かしたのですか?」
私はNo.002に対して、率直な疑問を投げかけた。
No.002「・・・・・・・・」
No.002は、何も答えなかった。
その時、宇宙船内部のブザーが響き渡った。
このブザーは確か、「侵入者!?」
そう、私が万が一のために作っておいた侵入者用ブザー設置していた。
それが反応したということは・・・・。
その考えに至ったその時
?「本部長‼」
No.003が入ってきた。
No.003「大変です‼」
No.001「侵入者ですか?」
No.003「いえ、侵入者ではないのですが…システムが…システムが何者かによって”遠隔操作”をされて誤作動を起こしています!」
遠隔操作?何者かによって?システムは宇宙船内部でしか操作は”不可能”
であるはずなのに?
その時、私は”ある記憶”を呼び起こした。
たしか私は、No.002たちが勝手にいじって壊れた宇宙船内部のシステムを直しているとき…まさか…。
背筋に悪寒が走った。
No.001「侵入されたシステムはどこですか?」
私は、その”まさか”であってほしくない。杞憂であってほしい。
と、思いつつNo.003に対して質問をした。
No.003「その・・・・大変言いにくいのですが…」
No.003は口をモゴモゴとさせて、言いづらそうにしていた。
嗚呼、絶対そうだ。もう・・・・・ヤダァ(泣)。
No.003「宇宙船操作のセキュリティシステムがいま遠隔操作されて
とても危険な状態になっているんです」
それを聞いた私は驚愕した。
え?まさかの杞憂だった?
だが、宇宙船内部のセキュリティシステムが操作されているのも
どちらにせよ非常にまずい。
やることはわかっている。
No.001「今すぐ宇宙船操作室に行きますよ!No.002は司令室で異常がないか
見張っていてください!No.003は、私と同行願います!」
No.002「了解!」
No.003「了解!」
遠隔操作はどこの誰が、一体何を目的で行っているのか。
操作元から突き止めなければ!






































作者メッセージ

こんにちは 無人間です。
初めての小説第二話です。お読みいただいた方々、誠に感謝申し上げます。
12月に入ってから一段と寒くなりました。
毎朝起きるたびに布団がとても恋しくなります。
それではまた、第三話でお会いしましょう。

2024/12/08 11:32

無人間 ID:≫
続きを執筆
小説を編集
パスワードをおぼえている場合は、ご自分で小説を削除してください。【削除方法

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 5

コメント
[26]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL