花影　僕は[漢字]藤宮花影[/漢字][ふりがな]ふじみやかえい[/ふりがな]です，

燈羽　花影，，いい名前だな，

花影　そうですか，，

燈羽　そうだ，あ，いじめについてだが，

花影　えっと，，，

燈羽　親に相談は?

花影　えっと，親は，，

僕の親はいわゆる[太字]毒親[/太字]だ，日常のように，暴力，暴言を繰り返す
こんな親にいじめられたと言ったとしても
笑われて終わるだけだ

燈羽　訳ありっぽいな，

花影　その，，，あの，，

燈羽　家に居たり帰るのは嫌か?

家に居たり帰るのも最初は苦痛だった，
心が締め上げられるような苦しみだった
今ではもう慣れて何も思わなくなったが，
この人なら分かってくれるだろう

花影　嫌です，苦しいです，

燈羽　それじゃぁ俺のところ来るか?

幼い頃，親に知らない人にはついて行くなと言われた記憶があるが
この人が僕の人生を一転させてくれる気がする

花影　あなたが良いのであれば，

燈羽　大丈夫，花影の親が殴り込みに来ても俺が指一本触れさせないから，

花影　ありがとうございます，

燈羽　初めて笑った顔見たかもな!

花影　えっ，（久しぶりに笑えた，）

燈羽　[太字]うちの奴ら[/太字]も大歓迎らしいぞ，

花影　うちの奴ら?

燈羽　まぁどうだっていいじゃないか，ほら，行くぞ，

花影　，，，はいっ！


[大文字][太字]きっとこの人は僕の人生を変えてくれるかもしれない[/太字][/大文字]