二次創作
色々ぶっ込み短編集~【リクエスト受付可】
「エミさん、そろそろ何か食べた方がいいと思うぞ?」
「………」
視線すら合わせようとせず、私の問い掛けに無反応のエーミール。
私は心配してやっているのに、こうも無反応だと少し腹が立ってしまう。
「エーミール、聞いているのか?」
「……何、」
「“何„じゃないぞ、食欲が無いのか?食べたいものとか、無いか?」
「………、」
問い詰めればまた無言になってしまう。私は只、君を心配しているだけだと言うのに。
元から細い身体は更に細くなっていて、これ以上痩せると死んでしまいそうなくらいだ。随分長い間、外にも出ていないから、肌も真っ白。病人のような見た目。
「……なぁ、グルッペン」
不意に、私の名前を呼んだ。
「どうした?何か食べられるか?何でも用意するぞ!!」
「……もう、止めようと、思わないのか、?」
光の灯っていない、虚ろな瞳が問い掛けてくる。
「……どういうことだ?」
「……だって……ッ、」
其処で、言葉が途切れる。
「あ”ッ……が、ヒュ、ぐ、る……ッ、」
細くて白い首に、太くて青い筋が立っていく。
「ごめ……なさ”……ッ」
か細い、震えた声で謝る。
「……次、言ったら本気で殺すからな」
首に掛けていた右手を離しつつそう圧を掛ける。
「……はい……ッ」
エーミールの、美しいカカオが濁る。カカオから水が零れる。
嗚呼、何て、美しいのだろうか。
「嗚呼……愛しているぞ、エーミール」
「………、」
華奢な肩を抱くと、柔く抱き返される。
細い手首に着いた黒が、カシャン、と音を立てて引き擦られる。
白い首筋に沢山着いた深紅は、深い愛情の印。
私は君を、絶対に逃がさない。
変な虫に、蝕まれてしまうから。
「………」
視線すら合わせようとせず、私の問い掛けに無反応のエーミール。
私は心配してやっているのに、こうも無反応だと少し腹が立ってしまう。
「エーミール、聞いているのか?」
「……何、」
「“何„じゃないぞ、食欲が無いのか?食べたいものとか、無いか?」
「………、」
問い詰めればまた無言になってしまう。私は只、君を心配しているだけだと言うのに。
元から細い身体は更に細くなっていて、これ以上痩せると死んでしまいそうなくらいだ。随分長い間、外にも出ていないから、肌も真っ白。病人のような見た目。
「……なぁ、グルッペン」
不意に、私の名前を呼んだ。
「どうした?何か食べられるか?何でも用意するぞ!!」
「……もう、止めようと、思わないのか、?」
光の灯っていない、虚ろな瞳が問い掛けてくる。
「……どういうことだ?」
「……だって……ッ、」
其処で、言葉が途切れる。
「あ”ッ……が、ヒュ、ぐ、る……ッ、」
細くて白い首に、太くて青い筋が立っていく。
「ごめ……なさ”……ッ」
か細い、震えた声で謝る。
「……次、言ったら本気で殺すからな」
首に掛けていた右手を離しつつそう圧を掛ける。
「……はい……ッ」
エーミールの、美しいカカオが濁る。カカオから水が零れる。
嗚呼、何て、美しいのだろうか。
「嗚呼……愛しているぞ、エーミール」
「………、」
華奢な肩を抱くと、柔く抱き返される。
細い手首に着いた黒が、カシャン、と音を立てて引き擦られる。
白い首筋に沢山着いた深紅は、深い愛情の印。
私は君を、絶対に逃がさない。
変な虫に、蝕まれてしまうから。