「ちょっとぶるーく早いって！！/////」

「いいじゃんいいじゃぁん、お酒ってこの為にあるようなモンだしぃ～～」

「ねぇしゃぁくん、おれはぁ～？」

　前略シャークんです。目の前は混沌です。

　今日はなかむの家に集まってクリスマス(イブ)会(危機組はお休み)！！の、ハズだったのに。先ず、乾杯しました。俺は車を運転するから呑まない。他3人は呑んだ。次に、ぶるーくがなかむを押し倒しました。何してんねん。最後、それを見たスマイルが、オレを誘って来ました。可愛i((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ、吃驚しましたねハイ。

「いや……俺はぁ？じゃないんですよスマイルさん、人前でデレる子じゃなかったでしょ！」

「えぇ、でも、2人はそういう雰囲気じゃん……」

「2人はね？」

「おれはだめ……？」

「違う、そうじゃないんだよ」

「ぇ、じゃぁ、いいんじゃないの、？」

「あ”ーー……」

　違うんだスマイル、そんな、期待した目で見ないでくれ……。

　あの2人の前でキスとかしたら、茶化されるに決まってんじゃんん！！！何、オレ以外みんな酔ってるから記憶残らんってこと？違うでしょぉ！！！

「しゃぁくん、」

　頭を抱えていれば、トン、トンと肩を叩かれる。振り向けば、目の前にスマイルの顔。唇に、柔らかい何かが当たる。してやったり、なんてドヤ顔のスマイル。

「んへぇ、きすしちゃったぁ」

　にぱぁ、と可愛い笑顔を浮かべる。

　あーもう、可愛いなコイツ。

「……知らんぞ、茶化されても」

　にっこにこなスマイルの顔を捕まえて、その柔い唇にキスをする。首に手を回してきて、それに応えたと思えば、直ぐに息が苦しくなったようで、口を少し開いた。

　まあ、深くするよね。

「ぁ、ん、はっ、しゃ、くっ、」
「はぅ、ぁ、んぅ、ぁ」

　舌を器用に使って口内を荒らせば、蕩けた声で応えてくる。解放してやれば顔を真っ赤にして、胸に顔を押し付けてきた。

「し、しゃぁくん……/////」

「どーしたスマイル？」

「い、息、持たんん……/////」

　呼吸を整えるスマイル。不意に、ピッ、と、何か機械音が鳴った。音の方を向けば、スマホを持ってニヤつく、2人が居る。

　まさか、

「あら～^^珍しくスマイルがデレたねぇ～^^」

「ばっちり撮ったから、後でスマイルに見せてあげようねぇ^^」

　あーあ、可哀想なスマイル。キスシーン撮られたってさ。

　……撮られた！？

「ちょっ、今すぐ消せよ！！」

「ヤ～だよ～だ^^」

「キスシーン見せて顔真っ赤にしてる素面スマイル、シャークんに需要あるでしょ？^^」

「いゃ、ま、可愛いけど……！！」

　それで怒られんのオレなんだって！！

「しゃぁくん……？」

　そうだねスマイルも居るよね、今はちょっと待ってね彼奴等〆ないとだからね！！だから上目使いしないでね！！

　後日、無事に〆られた2人と、顔を真っ赤にして怒るスマイルと、それに怒られるシャークんが、当日居なかった2人に目撃されたとさ。

　めでたしめでたs((4人「「めでたくねぇ！！！」」