祈りと悪魔の塔
焼け石に水、ということわざを知っているだろうか。今更遅すぎる、ということである。そんな私は親友のためにスマホを壊そうとしたのであった。
「どうしたよ、かいちゃん。そんな大声上げるなんてらしくないって。」
それもそうなのだが、私から言わせてもらえば苦しい思いも親友を殺すなんてこともしたくなかった。それから、もう1つの考えが頭をよぎった。
「このまま、放っておいて、私が苦しむだけならばそれは平和として成り立つのではないだろうか。」
私の一番したくなかったことである。なぜなら後回しにしたところで結果が見えないからだ。
だが、これは明らかに違う。僕が苦しむだけで終わるのだ。後回しにするのではない。
私が正しいのだ!
「彼は、決断をしたのか。苦しみながら悪夢に飲まれるが良い。」
ただ時間だけが過ぎていく、何故か胸騒ぎがする、落ち着きのない様子になっているのは言うまでもなかった。
「時間になるまで寝よう。」
当然のことだが朝になっていた。今日はいつもどおりのコーヒーでテレビを付けニュースを見る。
「川西将星さんが今朝、銃殺されたとして警察が事件を探っています。」
「は?」
ニュースから聞こえてきた言葉は想像を超えるほどの残酷さがあった。
俺があのタイマーのことを放って置くから。
「でもさ、俺が結局殺さなかったからこうなってしまったんだよな。親友だったら最後くらい側にいてやるべきだったな。」
涙が頬を伝う。泣き崩れてしまった。俺が殺せさえしていれば。
「おや、どうされたのですか?」
悪魔が私の頭の上で笑っている、俺はこれからどうしたら。
「俺は、間違っていたのか?」
悪魔に問いかける。
「貴方の選択は殺せばよかったということですよ。なのに後回しにするから、残念でしたね。」
「この悪魔め!」
俺は泣き崩れた顔で怒鳴った。
「たとえどれだけ私が醜いことを言っても悪魔だからで済まされるんです。天使と悪魔は中がいいのであなたの汚名はすぐに拡散されるでしょうねぇ。」
「俺は、お前の言う事どおりに動けば良いのか?」
「御名答です。」
にこやかに彼が笑った。
「どうしたよ、かいちゃん。そんな大声上げるなんてらしくないって。」
それもそうなのだが、私から言わせてもらえば苦しい思いも親友を殺すなんてこともしたくなかった。それから、もう1つの考えが頭をよぎった。
「このまま、放っておいて、私が苦しむだけならばそれは平和として成り立つのではないだろうか。」
私の一番したくなかったことである。なぜなら後回しにしたところで結果が見えないからだ。
だが、これは明らかに違う。僕が苦しむだけで終わるのだ。後回しにするのではない。
私が正しいのだ!
「彼は、決断をしたのか。苦しみながら悪夢に飲まれるが良い。」
ただ時間だけが過ぎていく、何故か胸騒ぎがする、落ち着きのない様子になっているのは言うまでもなかった。
「時間になるまで寝よう。」
当然のことだが朝になっていた。今日はいつもどおりのコーヒーでテレビを付けニュースを見る。
「川西将星さんが今朝、銃殺されたとして警察が事件を探っています。」
「は?」
ニュースから聞こえてきた言葉は想像を超えるほどの残酷さがあった。
俺があのタイマーのことを放って置くから。
「でもさ、俺が結局殺さなかったからこうなってしまったんだよな。親友だったら最後くらい側にいてやるべきだったな。」
涙が頬を伝う。泣き崩れてしまった。俺が殺せさえしていれば。
「おや、どうされたのですか?」
悪魔が私の頭の上で笑っている、俺はこれからどうしたら。
「俺は、間違っていたのか?」
悪魔に問いかける。
「貴方の選択は殺せばよかったということですよ。なのに後回しにするから、残念でしたね。」
「この悪魔め!」
俺は泣き崩れた顔で怒鳴った。
「たとえどれだけ私が醜いことを言っても悪魔だからで済まされるんです。天使と悪魔は中がいいのであなたの汚名はすぐに拡散されるでしょうねぇ。」
「俺は、お前の言う事どおりに動けば良いのか?」
「御名答です。」
にこやかに彼が笑った。