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作者の趣味です。

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アリスと魔法の国(毎週木曜日更新!!)

#96

14話 アリスと月兎 5兎

 あぁ、なんだろうか。とても体が軽い、軽い。まるでこの世の法則から外れたかのように...。
 私は何を見ている?何を感じている?
 ああ、自由に。自由に破壊し、自由に潰し、自由に、自由に...。

 ーさぁ、殺ろうか

 蓮兎はこちらを見ている。
 その瞳に宿るは恐怖か歓喜か、それともなにもないのだろうか。
 ただ、言えることは先程までとはまとっている雰囲気が違う。
「‹[漢字]影装[/漢字][ふりがな]えいそう[/ふりがな]›‹[漢字]影走[/漢字][ふりがな]かげばしり[/ふりがな]›」
 こちらに近づいているのが分かる。
 だが、それは今に至ってはどうでもいい。
「止まれ」
 私の一言に蓮兎は動きを止める。
 そして、世界が襲う。
 天地どちらからも彼を攻撃する。
 彼はただ受けるだけ。
 絶望も希望も何もかもを食い尽くすかのように彼はただ世界に、アリスに攻撃される。
 だが、蓮兎はそれでは倒れなかった。無傷。
 いや、たしかにダメージは受けている。だが、光の魔法の力。その光は明確に受けているはずであった。
「‹[漢字]影天[/漢字][ふりがな]えいてん[/ふりがな]の弔い›」
 世界が影に覆われる。
「こりゃ相手の世界を侵略するための妖術。この世界は今から俺の世界だ」
 これだけ聞くとものすごく強い能力であり、なぜ最初に出さなかったのかって話だが、この魔法もとい妖術の発動にはある一定時間、その世界にいることが条件である。
 そのため、最初から出すなどということはできず、出す前に死ぬ可能性まである奥義である。
「さぁ、第2ラウンド開始だ」
 勝ちを確信した目ってほどではないが、優位にたった目ではあった。
「‹影門›」
 世界は影に包まれあちこちから刀、槍など様々な武具が飛んでくる。
「‹気違いの茶会›」
 アリスは覚醒に至ったため時を止める時間が人だったら1から3秒、物だったら一分と時間が増えた。また、途中で動かすも自由である。
 武具は全てアリスに届く前に止まる。
「‹[漢字]影籠[/漢字][ふりがな]かげごもり[/ふりがな]›」
 蓮兎は影の中に飲み込まれていく。
「‹影縛›」
 アリスは影に縛られる。
 そして、アリスの下から影の刃が飛び出す。
 だが、その影の刃は砕け落ちる。
「神威、助太刀いたす」
 神威現る。
 だが、白い炎の羽衣、そして、全身に黄金・紅・朱の炎をまとっていた。
 まるで神のような、太陽のような姿だった。

作者メッセージ

ひっさしぶりに投稿。
全然できてなくてすいません。
受験が近くて勉強をね...。
まぁ、少しずつしていきます。
明後日、投稿多分します。
気分によってしません。

2025/01/20 15:13

The jester ID:≫ 7biyqFmPYXcF2
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