アリスと魔法の国
アリスの世界の効果は主に3つ。
1つ、動植物の助太刀
2つ、魔法の威力を上げる
3つ、自由な戦い
[中央寄せ]△▼△▼△[/中央寄せ]
世界の地面はえぐり取られていた。
流石に影使いは無事ではすまないだろう。
「ひっでぇなぁ、こりゃ嬢様の遊びだぜ?ここまでガチになんなよ」
生きていたのか!?
「そっちだって。倭国三大妖怪とか出してきて」
どっちもどっちか。
「まぁ、そりゃそうか」
影使いの雰囲気が変わる。
「影使い、何をしようとしてるの?」
「なぁに、少し型を変えようかと...てか、名乗ってなかったかねぇ、まぁいい。俺は‹月兎二位›の月影 蓮兎」
「私も名乗ったほうがいい?」
「お好きにどぉぞ」
蓮兎は興味がなさそうだが、名乗ったのだから名乗り返すのが礼儀だろう。
「私はアリス。そうだねぇ、‹不疑義な世界›のアリス」
二つ名ないし、それっぽいの言っちゃえ。
「そうか、アリス...、アリス...どっかで聞いたような?まぁいいや‹月影流刀術 [漢字]朧月[/漢字][ふりがな]おぼろずき[/ふりがな]›」
蓮兎は影から刀を取り出すと、刀身を抜く。
刹那、私の腕に痛みが走り、血が滲む。
「え...」
見えない斬撃。そうとしか思えない。
「‹朧月›」
でも、二度目は通用しない。
私は魔力を目に集め、目で見る。
斬撃が丸見えだ。
「‹風波›」
風の波で斬撃を跳ね返し消す。
「二度目は効かねぇのかよ」
私もこの世界を使い戦おう。自由に戦おう。
この世界に付与されているは‹不思議の国のアリス›の魔法。
そして、この世界では魔法を唱えなくても使えるのではないか...。
ふと、そう思ってしまった。
この世界は自由だ。
「消えた...だと!?」
蓮兎の驚く声。
自由に、動植物を操り。
自由に、自由に、姿を消し。
自由に、自由に、自由に、時を止め。
自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、戦い、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、世界を操り、自由に、自由に、自由に、魔法を、自由に、自由に、自由に、自由に、使い、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、私は、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由だ。
アリスの中で世界‹不思議な世界›のイメージが変わる。
魔法はイメージだ。イメージが変われば魔法も大なり小なり変わる。
だがそれは、自分の魔法の才能、魔法の技術、魔力量、戦闘経験などいろいろな要因が絡み合って初めて成功する。
この戦いはアリスに色々なものを与えてしまった。
この世界はもうじき変わる。
それは、自由か不自由か。それとも、また別の名にかか。
その答えはすぐに分かるだろう。
アリスがたどり着いた世界の終着点。いや、アリスのこの世界の終着点が。
その世界は‹不思議な世界›の終着点。
その世界ではアリスは自由なのだろうか?
1つ、動植物の助太刀
2つ、魔法の威力を上げる
3つ、自由な戦い
[中央寄せ]△▼△▼△[/中央寄せ]
世界の地面はえぐり取られていた。
流石に影使いは無事ではすまないだろう。
「ひっでぇなぁ、こりゃ嬢様の遊びだぜ?ここまでガチになんなよ」
生きていたのか!?
「そっちだって。倭国三大妖怪とか出してきて」
どっちもどっちか。
「まぁ、そりゃそうか」
影使いの雰囲気が変わる。
「影使い、何をしようとしてるの?」
「なぁに、少し型を変えようかと...てか、名乗ってなかったかねぇ、まぁいい。俺は‹月兎二位›の月影 蓮兎」
「私も名乗ったほうがいい?」
「お好きにどぉぞ」
蓮兎は興味がなさそうだが、名乗ったのだから名乗り返すのが礼儀だろう。
「私はアリス。そうだねぇ、‹不疑義な世界›のアリス」
二つ名ないし、それっぽいの言っちゃえ。
「そうか、アリス...、アリス...どっかで聞いたような?まぁいいや‹月影流刀術 [漢字]朧月[/漢字][ふりがな]おぼろずき[/ふりがな]›」
蓮兎は影から刀を取り出すと、刀身を抜く。
刹那、私の腕に痛みが走り、血が滲む。
「え...」
見えない斬撃。そうとしか思えない。
「‹朧月›」
でも、二度目は通用しない。
私は魔力を目に集め、目で見る。
斬撃が丸見えだ。
「‹風波›」
風の波で斬撃を跳ね返し消す。
「二度目は効かねぇのかよ」
私もこの世界を使い戦おう。自由に戦おう。
この世界に付与されているは‹不思議の国のアリス›の魔法。
そして、この世界では魔法を唱えなくても使えるのではないか...。
ふと、そう思ってしまった。
この世界は自由だ。
「消えた...だと!?」
蓮兎の驚く声。
自由に、動植物を操り。
自由に、自由に、姿を消し。
自由に、自由に、自由に、時を止め。
自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、戦い、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、世界を操り、自由に、自由に、自由に、魔法を、自由に、自由に、自由に、自由に、使い、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、私は、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由だ。
アリスの中で世界‹不思議な世界›のイメージが変わる。
魔法はイメージだ。イメージが変われば魔法も大なり小なり変わる。
だがそれは、自分の魔法の才能、魔法の技術、魔力量、戦闘経験などいろいろな要因が絡み合って初めて成功する。
この戦いはアリスに色々なものを与えてしまった。
この世界はもうじき変わる。
それは、自由か不自由か。それとも、また別の名にかか。
その答えはすぐに分かるだろう。
アリスがたどり着いた世界の終着点。いや、アリスのこの世界の終着点が。
その世界は‹不思議な世界›の終着点。
その世界ではアリスは自由なのだろうか?