- 閲覧前にご確認ください -

多少過激な表現があるかもしれません。
作者の趣味です。

文字サイズ変更

アリスと魔法の国

#95

13話 アリスと月兎 四兎

 アリスの世界の効果は主に3つ。
 1つ、動植物の助太刀
 2つ、魔法の威力を上げる
 3つ、自由な戦い

[中央寄せ]△▼△▼△[/中央寄せ]

 世界の地面はえぐり取られていた。
 流石に影使いは無事ではすまないだろう。
「ひっでぇなぁ、こりゃ嬢様の遊びだぜ?ここまでガチになんなよ」
 生きていたのか!?
「そっちだって。倭国三大妖怪とか出してきて」
 どっちもどっちか。
「まぁ、そりゃそうか」
 影使いの雰囲気が変わる。
「影使い、何をしようとしてるの?」
「なぁに、少し型を変えようかと...てか、名乗ってなかったかねぇ、まぁいい。俺は‹月兎二位›の月影 蓮兎」
「私も名乗ったほうがいい?」
「お好きにどぉぞ」
 蓮兎は興味がなさそうだが、名乗ったのだから名乗り返すのが礼儀だろう。
「私はアリス。そうだねぇ、‹不疑義な世界›のアリス」
 二つ名ないし、それっぽいの言っちゃえ。
「そうか、アリス...、アリス...どっかで聞いたような?まぁいいや‹月影流刀術 [漢字]朧月[/漢字][ふりがな]おぼろずき[/ふりがな]›」
 蓮兎は影から刀を取り出すと、刀身を抜く。
 刹那、私の腕に痛みが走り、血が滲む。
「え...」
 見えない斬撃。そうとしか思えない。
「‹朧月›」
 でも、二度目は通用しない。
 私は魔力を目に集め、目で見る。
 斬撃が丸見えだ。
「‹風波›」
 風の波で斬撃を跳ね返し消す。
「二度目は効かねぇのかよ」
 私もこの世界を使い戦おう。自由に戦おう。
 この世界に付与されているは‹不思議の国のアリス›の魔法。
 そして、この世界では魔法を唱えなくても使えるのではないか...。
 ふと、そう思ってしまった。
 この世界は自由だ。
「消えた...だと!?」
 蓮兎の驚く声。
 自由に、動植物を操り。
 自由に、自由に、姿を消し。
 自由に、自由に、自由に、時を止め。
 自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、戦い、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、世界を操り、自由に、自由に、自由に、魔法を、自由に、自由に、自由に、自由に、使い、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、私は、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由に、自由だ。
 アリスの中で世界‹不思議な世界›のイメージが変わる。
 魔法はイメージだ。イメージが変われば魔法も大なり小なり変わる。
 だがそれは、自分の魔法の才能、魔法の技術、魔力量、戦闘経験などいろいろな要因が絡み合って初めて成功する。
 この戦いはアリスに色々なものを与えてしまった。
 この世界はもうじき変わる。
 それは、自由か不自由か。それとも、また別の名にかか。
 その答えはすぐに分かるだろう。
 アリスがたどり着いた世界の終着点。いや、アリスのこの世界の終着点が。
 その世界は‹不思議な世界›の終着点。
 その世界ではアリスは自由なのだろうか?

作者メッセージ

俺の世界‹自宅布団›
 説明しよう。これは作者の世界。これは閉ざされた世界。これは最後の世界。この世界に入ったものはもう二度と出れない。寒い時の朝のように。
 要約すると朝は寒いので布団から出たくない。もう少し寝たい。そして、家からも出たくない。

2025/01/13 22:20

The jester ID:≫ip9LpYJarv/ME
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 105

コメント
[30]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL