アリスと魔法の国
ルクスは焦っていた。
神威、アリスとともに来たはいいが自分の実力が二人には程遠いとこの修行の中で身にしみた。
ルクスの取り柄は多彩な武具・魔法が自由に使えることだと霊幻は言った。
でも、魔法はレベルが上がるほど魔力の消費は皆よりも激しい。
それでも、霊幻はそれを強みという。
霊幻曰く、
「君は自分自身、属性魔法を一個も使えなくともメタトロンがいるから全属性を使える。全属性を使えるということは無限に可能性があるということ。後は君の実力を養うだけ。それだけで君は、英雄級にすらなれる。あぁ、勘違いすんなよ。なれる素質があるだけでお前の努力次第だ」
でも、私には無理だ。
私には魔法を扱う才能がない。
だから、私には魔法で英雄級なんて無理だ。
でも、武器を使えば...。
そうだ武器だ。
「霊幻さん。武器の使い方を教えてください。お願いします」
私は霊幻へと頭を下げる。
私は何も魔法で勝負しなくてもいい、多彩な武器を使って戦えばいい。
霊幻はにやりと笑うと、
「うむ。良い面になった。そうでなくては強くはなれん。稽古をつけてやる」
霊幻は午前はアリスの世界構築の練習。その後、神威の炎の魔法の修行がある。
私の武具の扱いの修行はその後だから4時くらいだ。
ー4時10分
神威の修行が終わった霊幻はこちらへと来る。
「俺が使えるのは剣、槍、弓、銃だけだ他は教えれん」
そう言うと修行を開始した。
「まず剣だな。これは基礎的な型を教える」
そうして修行は始まった。
霊幻がアリスや神威の修行をしている時、私はひたすらに型の練習と素振り、矢を狙ったところへととばす練習をした。
そして私は剣・槍・弓の基礎型を大体できるようになった。
でも問題はここからだった。
メタトロンとの契約で使える武器10個ほどの能力を全て感じ的確に使い分ける修行である。
ここからは霊幻と戦いの訓練をずっとした。
機転を働かせて武器を変え相手を翻弄し、時には魔法も使う。
これが私の戦い方となっていった。
最近になると大体の武器はうまく使える。
日を重ねるごとにどんどん攻撃が届くようになっていった。
最初に攻撃を当てた時は嬉しかった。
それから少しずつだけど霊幻に攻撃を与えれるようになった。
アリスと神威の修業の成果を見て思った。
二人共、強くなってる。
けど、なんとなく肩を並べれるほど自分も強くなった気がする。
[右寄せ]と。[/右寄せ]
神威、アリスとともに来たはいいが自分の実力が二人には程遠いとこの修行の中で身にしみた。
ルクスの取り柄は多彩な武具・魔法が自由に使えることだと霊幻は言った。
でも、魔法はレベルが上がるほど魔力の消費は皆よりも激しい。
それでも、霊幻はそれを強みという。
霊幻曰く、
「君は自分自身、属性魔法を一個も使えなくともメタトロンがいるから全属性を使える。全属性を使えるということは無限に可能性があるということ。後は君の実力を養うだけ。それだけで君は、英雄級にすらなれる。あぁ、勘違いすんなよ。なれる素質があるだけでお前の努力次第だ」
でも、私には無理だ。
私には魔法を扱う才能がない。
だから、私には魔法で英雄級なんて無理だ。
でも、武器を使えば...。
そうだ武器だ。
「霊幻さん。武器の使い方を教えてください。お願いします」
私は霊幻へと頭を下げる。
私は何も魔法で勝負しなくてもいい、多彩な武器を使って戦えばいい。
霊幻はにやりと笑うと、
「うむ。良い面になった。そうでなくては強くはなれん。稽古をつけてやる」
霊幻は午前はアリスの世界構築の練習。その後、神威の炎の魔法の修行がある。
私の武具の扱いの修行はその後だから4時くらいだ。
ー4時10分
神威の修行が終わった霊幻はこちらへと来る。
「俺が使えるのは剣、槍、弓、銃だけだ他は教えれん」
そう言うと修行を開始した。
「まず剣だな。これは基礎的な型を教える」
そうして修行は始まった。
霊幻がアリスや神威の修行をしている時、私はひたすらに型の練習と素振り、矢を狙ったところへととばす練習をした。
そして私は剣・槍・弓の基礎型を大体できるようになった。
でも問題はここからだった。
メタトロンとの契約で使える武器10個ほどの能力を全て感じ的確に使い分ける修行である。
ここからは霊幻と戦いの訓練をずっとした。
機転を働かせて武器を変え相手を翻弄し、時には魔法も使う。
これが私の戦い方となっていった。
最近になると大体の武器はうまく使える。
日を重ねるごとにどんどん攻撃が届くようになっていった。
最初に攻撃を当てた時は嬉しかった。
それから少しずつだけど霊幻に攻撃を与えれるようになった。
アリスと神威の修業の成果を見て思った。
二人共、強くなってる。
けど、なんとなく肩を並べれるほど自分も強くなった気がする。
[右寄せ]と。[/右寄せ]