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アリスと魔法の国

#54

13話 アリスと最終訓練③

 霊幻は二人へと減る。
「そろそろこの世界も壊れるな」
 霊幻はボソリという。
 霊幻の言葉道理、この世界は壊れた。
 私達は修行場へと戻る。
「戻ってきたでござる」
「今、どちらが優勢かイマイチわかりませんね」
「アリスは十分すごいよ。おじいちゃんが世界構築してやられずに出れる人間だなんて一握りしかいない」
 神威、ルクス、鈴の声が聞こえる。
「じゃあ、ここでさっきの続きやろうか」
 霊幻が弾むような声で言う。
 きっと戦いをしていく上でハイになって来たのだろう。
 でも、私は世界を構築できる。
「‹[漢字]不思議な世界[/漢字][ふりがな]ワンダーワールド[/ふりがな]›」
 私を中心に世界が構築される。
「まさか、小さく世界作ったのも俺の世界が崩れた時、世界を作れるようにするためのカモフラージュか」
 霊幻は愉快そうに笑う。
 実際はたまたまである。だが、運も実力の中。
 
 私の世界は不思議な世界である。
 入ってきた霊幻をすぐさま動物や木々が攻撃する。
「クソ‹炎円›」
 霊幻を中心として炎の輪が広がる。
 だがそんなものではここの木は焼けない。
「あれは木だろ!?なぜ燃えない」
 霊幻は驚く。
「さぁ?不思議な世界だからではないでしょうか」
「そんなものでは済ませられるか」
「でも、それが事実です」
 私はそう言うと魔法を放つ。
「‹気違いの茶会›」
 気違いの茶会はここだと1秒は時が止まる。
 その隙に、
「‹極雷・改›‹極雷・改›‹極雷・改›・・・・・」
 魔法を放つ。
 その魔法は霊幻へと当たる。
 時が進むと霊幻は大分ダメージを受けていた。
「ぐはっ」
 霊幻は血を吐きながらも魔法を撃とうとする。
「‹炎炎槍葬›」
 炎の槍。こんな物今は怖くない。
 気が私を守ってくれる。
「この世界はやばいな」
 霊幻はボソリと血を口から垂らしながら呟く。
「そうですね。良い世界でしょう?」
「嗚呼。最高だ」
 私はにこやかに笑う。
「‹極雷・改›」
 私は霊幻へと最後の魔法を撃つ。
 きっとこれで私はか..あれ、なんか視界が...


 気がつくとベッドの上で寝ていた。
「気がついたか」
 霊幻がいた。
「ハイになって魔力考えずに戦って追ったろ?魔力切れだ」
 嗚呼、私はあと一歩を踏めなかったのか。
「アリス。お前は本当に強いな」
 勝つ気で戦ったんだけどなぁ。
 あぁ、悔しい。
「この元デウスヘレシーのメンバーをここまで追い詰めたのだからな」
 霊幻もボロボロだった。
「俺もあのあと倒れてこのザマ。はぁ、まだまだ若いのには負ける気がせんかったのだがな」
「流石、やつの孫だな」

作者メッセージ

このあと、神威とルクスの修行も...

2024/12/19 00:01

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