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アリスと魔法の国

#49

8話 アリスと霊幻

 ルクスと鈴の勝負が終わった。
「よぉし、次は俺とお前ら二人な」
 霊幻は愉快そうに言う。
「‹分霊›」
 その言葉が放たれた途端、霊幻は数十人へと増える。
 何?この能力。分身か何か?でも、全て本物と私の目が判断している。なら、全て本物の分身!?そんなことできるの
「驚いておるな」
 にやりと霊幻は笑う。
「さぁ、お前らに俺が殺せるか?」
 数十人の霊幻は四方から攻撃をしてくる。
 避けるのはまず不可能。
 ならば、迎え撃つしかない。
「‹気違いの茶会›」
「‹紅桜流刀技・炎龍›」
 私の魔法によって止まった霊幻を神威が斬る。
 斬られた霊幻は煙のように姿を消す。
「ふむ」
 霊幻の声が響く。
「お前ら、もっと本気を出せぇい」
 霊幻が迫る。
「‹[漢字]華羅螺魏流拳術・華風乱打[/漢字][ふりがな]かららぎりゅうけんじゅつ・かふうみだれうち[/ふりがな]›」
 嵐のように凄まじい拳の群。
 私達は魔力で自分を守るのが精一杯だった。
「まだまだぁ‹[漢字]白夜叉流天剣[/漢字][ふりがな]しろやしゃりゅうてんけん[/ふりがな]›」
 手刀。ただの手刀。
 だが、その威力は剣もを凌ぐ。
 こればかりは魔力でも守りきれない。
 逃げるしか。いや、逃げ場もない。
 迎え撃つしか...。
 その瞬間、神威の声が聞こえた。
「アリス。共に風を起こし跳ね返すでござる」
「えぇ、分かった。やりましょうか」
 私達は向かってくる拳、一つ一つに風を当て押し返す。
「見事。なら、これはどうかな‹紅桜流刀技・炎龍›」
 神威の型のマネを即興でするのか!?
 炎の龍の群がこちらへと向かってくる。
 あぁ、これはやばい。
「‹[漢字]風波[/漢字][ふりがな]かぜなみ[/ふりがな]›」
 神威の魔法が龍へと当たるも消えも引きも出ず龍は向かってくる。
「‹気違いの茶会›」
 私は龍の動きを止める。
 だが、そんな長くは持たなかった。
 多分これは込める魔力、かける量、かけるものの魔力量の3つが関係するのだろう。
 量が多いし魔力もその分多くなる。
「残念であったな」
 私達は炎の龍によってボロボロになった。
 魔力で防御したためそこまでひどくはないもののボロ負けである。
「君たちには必殺や奥義と呼べるようなすごい攻撃がない。でもまぁ、二人共すごいよ。時を止めたり、炎の龍を出したり、でもまだ足りない。それを今ここで身に着けろ」
 本当の修行は今からだ。
 魔法の知識を身に着け新しい技や魔法の打ち方を学ぶのではなく。それは、ただの過程に過ぎない。本当は必殺技を作ることがこの修行ですることである。

作者メッセージ

思ったより長くなるは

2024/12/17 23:13

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