アリスと魔法の国
今日、ついに霊幻さんの修行が始まる。
修行場に霊幻さんは来た。
「お前さんら、ずっとこもって練習してたのか」
呆れたように言う。
「部屋、用意しとったからそこで寝ればよかったのに」
部屋用意してくれてたんだ、でも多分、ここで訓練してただろうけど。
「まぁ、ついた力見せてもらおうか。鈴、お前が相手してみ」
「いいけど、流石に皆とは無理だよ。強いもの」
鈴が相手なのか?
「じゃあ、ルクス。お前が相手だ」
私達は端へと避ける。
霊幻さんは手を高く上げ、
「始め!!」
と、大きな声で言った。
それに反応し二人共、走りながら唱え始める。
「‹メタトロン・契約・同化 代償・魔力›」
「‹朱雀・降霊›」
鈴は炎を身にまとい炎の翼を背に生やしていた。
でも、朱雀って確か四神の一つでは...
「すごいだろ?鈴は四神の二体と契約をしている」
「二体と!?四神って神なんじゃ...」
私は霊幻さんの言葉に驚く。
「鈴は神に愛されているのであろう」
鈴がそんなにすごい人だっただなんて。
「あの炎、綺麗でござる」
神威がボソリという。
「そりゃ、神の炎だからな。でも...」
霊幻は何かを最後で言おうか迷い言わなかった。
霊幻さん何かを言いかけていた。神威に関係することなのだろうか。
私達が話している間に戦いは進んでいた。
鈴は空から炎を放つ。多分あの炎はあたっただけでもやばい。
ルクスは同化したことでその恩恵をちょくで受ける。
まず、闇以外の全属性を使用できること。
そして、武器の使用。
だが、この力は今三分しか持たない。
その三分がルクスが戦えるであろう時間。
もう、一分過ぎている。
ルクスは神槍を掲げると、
「‹[漢字]水天・水の刃[/漢字][ふりがな]すいてん・みずのやいば[/ふりがな]›‹ニクス・ニヒル›」
そう唱えると上には雲が発生した。そこから水の刃が降り注ぐ。
「ごめんね。この炎、こんぐらいの氷なら溶けて蒸発しちゃうから」
そして、ルクスは
「‹神の水・アクア›」
ルクスの神槍に水が纏わりつく。
「‹[漢字]風飛[/漢字][ふりがな]かぜとび[/ふりがな]›」
ルクスは飛び鈴の眼の前へと行く。
「おっと、やばい」
鈴は逃げようとするも槍が鈴を覆う炎を消し去った。
そのまま炎の翼がなくなり鈴は下へと落ちていった。
だが、それと同時に三分がきた。
ルクスは神の力まで使ったため魔力を使い切った。
この戦い。引き分けで終わった。
修行場に霊幻さんは来た。
「お前さんら、ずっとこもって練習してたのか」
呆れたように言う。
「部屋、用意しとったからそこで寝ればよかったのに」
部屋用意してくれてたんだ、でも多分、ここで訓練してただろうけど。
「まぁ、ついた力見せてもらおうか。鈴、お前が相手してみ」
「いいけど、流石に皆とは無理だよ。強いもの」
鈴が相手なのか?
「じゃあ、ルクス。お前が相手だ」
私達は端へと避ける。
霊幻さんは手を高く上げ、
「始め!!」
と、大きな声で言った。
それに反応し二人共、走りながら唱え始める。
「‹メタトロン・契約・同化 代償・魔力›」
「‹朱雀・降霊›」
鈴は炎を身にまとい炎の翼を背に生やしていた。
でも、朱雀って確か四神の一つでは...
「すごいだろ?鈴は四神の二体と契約をしている」
「二体と!?四神って神なんじゃ...」
私は霊幻さんの言葉に驚く。
「鈴は神に愛されているのであろう」
鈴がそんなにすごい人だっただなんて。
「あの炎、綺麗でござる」
神威がボソリという。
「そりゃ、神の炎だからな。でも...」
霊幻は何かを最後で言おうか迷い言わなかった。
霊幻さん何かを言いかけていた。神威に関係することなのだろうか。
私達が話している間に戦いは進んでいた。
鈴は空から炎を放つ。多分あの炎はあたっただけでもやばい。
ルクスは同化したことでその恩恵をちょくで受ける。
まず、闇以外の全属性を使用できること。
そして、武器の使用。
だが、この力は今三分しか持たない。
その三分がルクスが戦えるであろう時間。
もう、一分過ぎている。
ルクスは神槍を掲げると、
「‹[漢字]水天・水の刃[/漢字][ふりがな]すいてん・みずのやいば[/ふりがな]›‹ニクス・ニヒル›」
そう唱えると上には雲が発生した。そこから水の刃が降り注ぐ。
「ごめんね。この炎、こんぐらいの氷なら溶けて蒸発しちゃうから」
そして、ルクスは
「‹神の水・アクア›」
ルクスの神槍に水が纏わりつく。
「‹[漢字]風飛[/漢字][ふりがな]かぜとび[/ふりがな]›」
ルクスは飛び鈴の眼の前へと行く。
「おっと、やばい」
鈴は逃げようとするも槍が鈴を覆う炎を消し去った。
そのまま炎の翼がなくなり鈴は下へと落ちていった。
だが、それと同時に三分がきた。
ルクスは神の力まで使ったため魔力を使い切った。
この戦い。引き分けで終わった。