アリスと魔法の国
「二つ、メタトロンと自分の境界線をなくす」
メタトロンとルクスの境界線をなくすってどういうこと?
「メタトロンとの境界線をなくすとは?」
ルクスが質問した。
「私も契約して能力を得てるから分かるんだけど...自分に降ろした方が力が増す。まぁ、相性ってのもあるんだろうけど」
「それってどうやるんですか?」
「私の場合、契約間での信頼とかとかで提案したらやってくれた」
鈴の答えにルクスは微妙な顔をする。
「まぁ、ものは試しですね」
そう言うとルクスはメタトロンを呼び出す。
始めてみたけど...なんというか、男か女かわからないけど美しい姿である。
「私に降りてこい」
ルクスは悪とメタトロンには結構キツイ言葉遣いだ。
「私に何かを求めるには契約でしょう?」
ルクスは笑う。
「やっぱり、そうか。契約の代償は?」
ルクスの問にメタトロンは答える。
「別にいつも通り魔力でも金でもいいよ」
「じゃあ、魔力どれぐらいいる?」
「そうだな。神槍の4分の1ぐらいかな」
神槍って神の槍じゃ...
そうな私の驚きは関係なく会話は進む。
「そうか。結構、優しいな」
「そりゃ、正義は贔屓にしないと」
クククっと、ルクスとメタトロンは笑い合う。
この二人気が合いそうな契約関係だな。
「どうする?今する?」
「いや、今はいい。また必要なとき呼ぶ」
メタトロンはその言葉を聞くと姿を消した。
「仲の良さそうな天使だね」
鈴がにこやかに言う。
「そうですね。子どものときに契約してそれからずっと一緒にいましたから」
ルクスは恥ずかしそうに、けれども、嬉しそうに言う。
私は特訓に戻った。
まず今すぐできるものは、魔法の強化かな。
本で読んだ感じだと魔力の流れを見て、感じれば大丈夫だと思う。
「‹極雷・改›」
イマイチだ。強化というよりまとってると言うか...もっとねじ込んで混ざるように、
「‹極雷・改›」
だめだ。
「‹極雷・改›」
また、だめだ。
もっと溶け込むように。
包みこんで染みさせて、
「‹極雷・改›」
成功、かな。
威力は普通の極雷の1.5倍位かな。
光魔法の使い道は無限大だ。
これはすごい。
私は更に練習した。
メタトロンとルクスの境界線をなくすってどういうこと?
「メタトロンとの境界線をなくすとは?」
ルクスが質問した。
「私も契約して能力を得てるから分かるんだけど...自分に降ろした方が力が増す。まぁ、相性ってのもあるんだろうけど」
「それってどうやるんですか?」
「私の場合、契約間での信頼とかとかで提案したらやってくれた」
鈴の答えにルクスは微妙な顔をする。
「まぁ、ものは試しですね」
そう言うとルクスはメタトロンを呼び出す。
始めてみたけど...なんというか、男か女かわからないけど美しい姿である。
「私に降りてこい」
ルクスは悪とメタトロンには結構キツイ言葉遣いだ。
「私に何かを求めるには契約でしょう?」
ルクスは笑う。
「やっぱり、そうか。契約の代償は?」
ルクスの問にメタトロンは答える。
「別にいつも通り魔力でも金でもいいよ」
「じゃあ、魔力どれぐらいいる?」
「そうだな。神槍の4分の1ぐらいかな」
神槍って神の槍じゃ...
そうな私の驚きは関係なく会話は進む。
「そうか。結構、優しいな」
「そりゃ、正義は贔屓にしないと」
クククっと、ルクスとメタトロンは笑い合う。
この二人気が合いそうな契約関係だな。
「どうする?今する?」
「いや、今はいい。また必要なとき呼ぶ」
メタトロンはその言葉を聞くと姿を消した。
「仲の良さそうな天使だね」
鈴がにこやかに言う。
「そうですね。子どものときに契約してそれからずっと一緒にいましたから」
ルクスは恥ずかしそうに、けれども、嬉しそうに言う。
私は特訓に戻った。
まず今すぐできるものは、魔法の強化かな。
本で読んだ感じだと魔力の流れを見て、感じれば大丈夫だと思う。
「‹極雷・改›」
イマイチだ。強化というよりまとってると言うか...もっとねじ込んで混ざるように、
「‹極雷・改›」
だめだ。
「‹極雷・改›」
また、だめだ。
もっと溶け込むように。
包みこんで染みさせて、
「‹極雷・改›」
成功、かな。
威力は普通の極雷の1.5倍位かな。
光魔法の使い道は無限大だ。
これはすごい。
私は更に練習した。