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アリスと魔法の国

#47

6話 メタトロンと契約の力

「二つ、メタトロンと自分の境界線をなくす」
 メタトロンとルクスの境界線をなくすってどういうこと?
「メタトロンとの境界線をなくすとは?」
 ルクスが質問した。
「私も契約して能力を得てるから分かるんだけど...自分に降ろした方が力が増す。まぁ、相性ってのもあるんだろうけど」
「それってどうやるんですか?」
「私の場合、契約間での信頼とかとかで提案したらやってくれた」
 鈴の答えにルクスは微妙な顔をする。
「まぁ、ものは試しですね」
 そう言うとルクスはメタトロンを呼び出す。
 始めてみたけど...なんというか、男か女かわからないけど美しい姿である。
「私に降りてこい」
 ルクスは悪とメタトロンには結構キツイ言葉遣いだ。
「私に何かを求めるには契約でしょう?」
 ルクスは笑う。
「やっぱり、そうか。契約の代償は?」
 ルクスの問にメタトロンは答える。
「別にいつも通り魔力でも金でもいいよ」
「じゃあ、魔力どれぐらいいる?」
「そうだな。神槍の4分の1ぐらいかな」
 神槍って神の槍じゃ...
 そうな私の驚きは関係なく会話は進む。
「そうか。結構、優しいな」
「そりゃ、正義は贔屓にしないと」
 クククっと、ルクスとメタトロンは笑い合う。
 この二人気が合いそうな契約関係だな。
「どうする?今する?」
「いや、今はいい。また必要なとき呼ぶ」
 メタトロンはその言葉を聞くと姿を消した。
「仲の良さそうな天使だね」
 鈴がにこやかに言う。
「そうですね。子どものときに契約してそれからずっと一緒にいましたから」
 ルクスは恥ずかしそうに、けれども、嬉しそうに言う。
 私は特訓に戻った。
 まず今すぐできるものは、魔法の強化かな。
 本で読んだ感じだと魔力の流れを見て、感じれば大丈夫だと思う。
「‹極雷・改›」
 イマイチだ。強化というよりまとってると言うか...もっとねじ込んで混ざるように、
「‹極雷・改›」
 だめだ。
「‹極雷・改›」
 また、だめだ。
 もっと溶け込むように。
 包みこんで染みさせて、
「‹極雷・改›」
 成功、かな。
 威力は普通の極雷の1.5倍位かな。
 光魔法の使い道は無限大だ。
 これはすごい。
 私は更に練習した。

作者メッセージ

ちょっと習得早いスッけどここで立ち止まるわけにはいけないし...最初の設定を覚えているだろうか。貴族には魔法の才能がある。ということを

2024/12/16 23:37

The jester ID:≫ip9LpYJarv/ME
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