アリスと魔法の国
「そうだなぁ、前ら使える属性魔法をまず、あの的に撃ってみろ」
アリスたちは言われた通り的に魔法を撃った。
「‹極電›」
「‹紅桜流刀術・炎龍›」
「‹天の裁き›」
アリス達はそれぞれ魔法を撃った。
「うむ。よくできておる。魔法は教えなくて良さそうだな。教えるのは魔術だけかな」
「「「よろしくお願いします」」」
アリスたちは一斉に頭を下げた。
「よいよい。じゃあ、まずは...」
霊幻は奥の部屋から何かを出す。
「お前ら、これを見ておけ。稽古をつけるのは明後日からだ」
そう言うと霊幻は部屋から出ていった。
「結構あるね」
「十冊程度であるでござるが...文字量と内容が...」
「あぁ、これはすごい本だが、一冊が何日も掛けて読むようなもんだろうな...」
アリス達は悶えた。
「その本の内容について教えようか」
背後から声がした。
何!?
アリス達が後ろを向くと少女がいた。
服装は赤と黒のチャイナ服で、髪と目は朱い。
「あぁ、驚かしちゃった?ごめんね。私は霊幻お祖父様の孫の[漢字]桃 鈴[/漢字][ふりがな]タオ リン[/ふりがな]だよ」
眼の前の少女は霊幻の孫であった。
「そこにある魔導書は全部読んだから教えれるよ」
正直、ここの本を教えもなしに読むのは何日もかかるが教えがあったら楽になる。
「じゃあ、お願いします」
「あぁ、敬語はいいよ。同年代でしょ?」
桃鈴は嬉しそうに言う。
「じゃあそうするよ。私はアリスよろしく」
「拙者は神威にござる」
「私はイグニスです。何卒」
ルクスはやはり硬いなぁ
「ルクス君硬いよ」
「私はこれのほうが練れていますので」
「そっか、ならしょうがないか」
鈴は少し残念がったあと説明する。
「まずその本だけどね。書いてあることをまとめると、魔術式は魔法を使う時の情報を書き出してる。そして、その文字を知るためにはその魔法の構造を知らなければならない。という感じのことが書いてあるよ」
この内容にそんだけのことしか書いてないのか。
「あぁ、でもね、それに書いてある魔術式や魔法陣で自分の属性に合うは見といた方が良いよ。意外と使えるからね」
なら、この太さも納得だ。
「あとこの五冊は魔法陣と魔術式が書かれていて、こっちは魔法の種類とかだね。まぁ、わからないとこがあったら教えるよ」
結局、読む量はそこまで変わらないが気持ちが結構楽になる。
「ありがとう。また、頼らせてもらうね」
「うん」
読んでみたけど結構面白い。新しい魔法のアイデアがたくさん溢れ出してくる。
「ねぇ、ここの修行場って勝手に魔法使っていいの?」
考えた魔法を早く試したい。
「多分いいよ。ここここで読ましてるわけだし」
「良かったぁ、じゃあ、とりあえず一発‹ルクス・ドラゴン›」
参考にしたのは属性魔法で龍を作る魔法。
威力はそこそこ。
「やっぱり、光魔法は攻撃用としては微妙だね」
アリスはボソリとこぼす。
「光魔法は特殊だからね。光魔法ならあの本に書いてあるよ」
アリスは鈴が教えてくれた本を読み込む。
ああ、やばい。私は光魔法の使い方を間違っていた。
ここに書いてあることが本当なら...私は魔法使いとしてまた一歩、高みへと上れる。
アリスたちは言われた通り的に魔法を撃った。
「‹極電›」
「‹紅桜流刀術・炎龍›」
「‹天の裁き›」
アリス達はそれぞれ魔法を撃った。
「うむ。よくできておる。魔法は教えなくて良さそうだな。教えるのは魔術だけかな」
「「「よろしくお願いします」」」
アリスたちは一斉に頭を下げた。
「よいよい。じゃあ、まずは...」
霊幻は奥の部屋から何かを出す。
「お前ら、これを見ておけ。稽古をつけるのは明後日からだ」
そう言うと霊幻は部屋から出ていった。
「結構あるね」
「十冊程度であるでござるが...文字量と内容が...」
「あぁ、これはすごい本だが、一冊が何日も掛けて読むようなもんだろうな...」
アリス達は悶えた。
「その本の内容について教えようか」
背後から声がした。
何!?
アリス達が後ろを向くと少女がいた。
服装は赤と黒のチャイナ服で、髪と目は朱い。
「あぁ、驚かしちゃった?ごめんね。私は霊幻お祖父様の孫の[漢字]桃 鈴[/漢字][ふりがな]タオ リン[/ふりがな]だよ」
眼の前の少女は霊幻の孫であった。
「そこにある魔導書は全部読んだから教えれるよ」
正直、ここの本を教えもなしに読むのは何日もかかるが教えがあったら楽になる。
「じゃあ、お願いします」
「あぁ、敬語はいいよ。同年代でしょ?」
桃鈴は嬉しそうに言う。
「じゃあそうするよ。私はアリスよろしく」
「拙者は神威にござる」
「私はイグニスです。何卒」
ルクスはやはり硬いなぁ
「ルクス君硬いよ」
「私はこれのほうが練れていますので」
「そっか、ならしょうがないか」
鈴は少し残念がったあと説明する。
「まずその本だけどね。書いてあることをまとめると、魔術式は魔法を使う時の情報を書き出してる。そして、その文字を知るためにはその魔法の構造を知らなければならない。という感じのことが書いてあるよ」
この内容にそんだけのことしか書いてないのか。
「あぁ、でもね、それに書いてある魔術式や魔法陣で自分の属性に合うは見といた方が良いよ。意外と使えるからね」
なら、この太さも納得だ。
「あとこの五冊は魔法陣と魔術式が書かれていて、こっちは魔法の種類とかだね。まぁ、わからないとこがあったら教えるよ」
結局、読む量はそこまで変わらないが気持ちが結構楽になる。
「ありがとう。また、頼らせてもらうね」
「うん」
読んでみたけど結構面白い。新しい魔法のアイデアがたくさん溢れ出してくる。
「ねぇ、ここの修行場って勝手に魔法使っていいの?」
考えた魔法を早く試したい。
「多分いいよ。ここここで読ましてるわけだし」
「良かったぁ、じゃあ、とりあえず一発‹ルクス・ドラゴン›」
参考にしたのは属性魔法で龍を作る魔法。
威力はそこそこ。
「やっぱり、光魔法は攻撃用としては微妙だね」
アリスはボソリとこぼす。
「光魔法は特殊だからね。光魔法ならあの本に書いてあるよ」
アリスは鈴が教えてくれた本を読み込む。
ああ、やばい。私は光魔法の使い方を間違っていた。
ここに書いてあることが本当なら...私は魔法使いとしてまた一歩、高みへと上れる。