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アリスと魔法の国

#40

間話③ 翁と戦車

ー場所はシェルタへと変わる


 今日もシェルタの街は賑わっていた。
 もう、襲撃のあとはほとんどない。
 そんな街に軍服を着た男一人がやってきた。
「そこの爺さん、少し良いか?」
 男は翁の肩を掴む。
「アリスという少女を知らぬか?」
 翁は男へと顔を向ける
「誰に聞いても知らないの一点張りだ。この街ではそこそこ有名なはずだ」
 翁は怪訝そうに言う。
「アリスを探してどうするのじゃ?」
 威圧的な低い声だった。
「連れて変えるのです。[漢字]世界[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]ために」
 翁はため息を付く
「ならば無理じゃな。アリスは我が弟子じゃ。弟子を守るのも師としての努めじゃろう」
「儂の名はパワーレス・ルールド。アリスの師じゃ」
 翁...パワーレスは名乗りを上げクイクイと手を動かす。かかってこいという意味であろう。
「俺の名はセン・プグナウロボロス教団戦車担当である。かの英雄、パワーレスさんとは以前から戦いたかったですよ」
 そう言うとセンはカードを取り出す。
「‹戦車のカード›」
 何も特に起きないが、パワーレスは変化に気づく。
「速さと力の強化じゃな?」
 ボソリという。 
 センは消える。
 センは急にパワーレスの眼の前へと現れる。
 パワーレスを殴ろうと拳を出すもパワーレスは拳を掴み地面へと叩きつける。
「ふぅ、危なかったわい」
 一息つくとパワーレスは懐から魔銃を出す。
「儂も久々に現役時代の戦い方をするかの」
 パワーレスは消えるとその瞬間、あちこちから銃弾が放たれる。
「やべっ」
 センは逃げた先にいたパワーレスによって殴られ壁にめり込む。
「ぐはぁっ」
 センはを吐く。
 銃と拳、どちらかを避けたり、魔法で防ごうとするとどちらかを受ける事となる。
 それがフィスト・オア・ガンの所以である。
「これが伝説...」
 センでは勝てない壁。それが今、前に立っているのだった。
「諦めるてたまるかぁぁぁぁぁ」
 戦車のカードは諦めない心が力となる。
 センは今までにない速さで走りパワーレスを殴るがパワーレスに掴まれる
 パワーレスの感覚と瞬間反応能力、魔力操作は桁違いである。
「終わりじゃ」
 そう言うとパワーレスはセンの額に魔銃を当て引き金を引いた。
 センの首は吹き飛んだ。

「アリス、神威。気をつけるんじゃぞ」

 パワーレスは東の空に向かって言う。

作者メッセージ

パワーレスはやはり化け物って設定です。

2024/12/12 23:51

The jester ID:≫ip9LpYJarv/ME
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