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作者の趣味です。

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アリスと魔法の国

#34

18話 アリスと終戦

 世界が作りかわった。中心にいたのはジェスターであった。
 サーカスのテントのようだった。
「ここで6とはまじで俺豪運だねぇ」
 私の魔法は消えた。
「ようこそ、ここは俺の世界だ」
 ジェスターが言い放つ。
「よう、遅かったな。ステージは整った。」
 ジェスターの後ろから追いかけてくるように来たのはフラマとエクセルキトゥスだった。
 ジェスターはステラの元へと行く。
 カツン、カツンと靴の音がする。
「ヒャハハハハ、ボッロボロじゃぁねぇか」
 ジェスターは嗤う。
「しょうがねぇだろ。化け物二人相手したのだからな」
 個々の空間が崩れ始める。
「もう時間か。もっかい‹愚者のカード›」
 カードを取り出すとそのカードはサイコロに変わり自分出回った。出た目は6。
「ラッキー。今ついてるは」
 また、ジェスターを中心として世界ができあがる。
「‹エンチャント・爆›」
 そう唱えるとこの空間にあるものが爆発した。
「この空間は俺の世界。全てのものがエンチャント対象だ」
 人も...ということだろう。
「さぁ次は何にエンチャントしようか?」
 私はこのままだとだめだと思い世界を作り変えようとする。幸い、世界はある。
「‹不思議の国のアリス›」
 私を中心として少しずつ世界が作り変わる。
「ヒャハ。作り変えれんのかよ。4対2か少し分が悪いな。逃げるか」
 そう言うとステラとともに外へと走る。
「待てっ」
 アロンガントの声が響き渡る。
 私は植物を使って捕まえようとするもナイフを投げられ爆破される。
 捕まえる方法はあと一つある。
「‹気違いの茶会›」
 ジェスターとステラの動きが少し止まる。
 アロンガントはステラへと手を伸ばすが、この世界が崩れ始め、気違いの茶会の効果も解けた。
 アロンガントはステラのことを少し掴めたが逃げられてしまった。
 後をフラマとエクセルキトゥスは追いかけていった。
 アロガントの手には光るなにかがあった。
「それはなんですか?」
 大事なことだと思ったから私は聞いた。
「これはガブリエルの霊魂の半分だな。半分も取れれば予言の制度は下がる。奴らの狙いを少しでも阻止できたはずだ。」
 あの局面でそんなことを考えていたのか。
 私達は戦いの末、少しでも敵の目的を阻止できたのであった。

作者メッセージ

後、2話ほどで2章完結。
明日終わる。

2024/12/10 00:07

The jester ID:≫ip9LpYJarv/ME
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