アリスと魔法の国
皆、様々な方向へと飛び立った。
「そろそろ行くでござるか」
拙者はそよ風のように呟き、風を脚にまとわせ空と駆ける。
巨大な十字架は切り刻まれ崩れ去っており、その上には男が座っていた。
男は奇妙なかぼちゃの頭に、黒いマントを羽織っていた。
拙者は男の前に降りた。
「これをやったのはお主か?」
「あぁ、俺だ」
男はこちらを見やる。
「お前、侍か?この国の聖騎士ってわけじゃ〜なさそーだな。」
「左様、拙者は旅の者でござる。お主はクレイジーサーカスでござるか?」
眼の前の男が敵かどうか...
「そうかお前敵かぁ。俺はクレイジーサーカス副団長、ジャック・クラウンだ」
此奴は悪か。ならば斬ってよし。
「拙者は紅桜神威。縁あって教会側に助太刀しているものでござる。では、参る」
拙者は構えを取った。
「いい構えだ。じゃぁ、やりますか」
ジャックは両手にナイフを持つ。
「‹天照・炎の龍›」
この力は自分の妖力を練り、質の高い妖力で作った炎を刀にまとわせる。ただそれだけの妖術。
「カポカポ、良い技ですねぇ」
拙者はジャックへと斬りかかった。
ジャックは二本のナイフで刀を...斬った。
「なっ!!」
「カポカポ、無駄ですよぉ」
拙者の刀が...武士の魂が...斬られた。
「カポカポ、お侍さんは刀が魂なんですってねぇ。たぁしかにぃ、刀に霊が宿ってるねぇ、めっずらし〜」
ジャックの言葉が拙者を苛つかせるでござる。
神威は炎で折れた刀の先を形成する。
「そんなんで大丈夫なんですかぁ?」
あぁ、苛つく。武士の魂を斬った事後悔させれやるでござる。
「燃え盛る、炎の妖力よ。倭が神、天照大御神よ。拙者に力を」
神威の刀へと魔力が集まり、神威の目は紅く光る。
神威から炎が出る。
「カポカポカポ、少しやばいカポ!?」
神威はジャックへと炎の刃を振り落とす。
ジャックはナイフで炎を斬るが炎に焼かれた。
「ぐぁぁぁぁぁ」
ジャックは焼ける痛みに苦しむ。
「[小文字]はぁ、はぁ、はぁ[/小文字]」
神威の妖力ももう限界であった。
神威はその場に倒れ伏す。
その場には神威を中心とした太陽の刻印が刻まれていた。
「そろそろ行くでござるか」
拙者はそよ風のように呟き、風を脚にまとわせ空と駆ける。
巨大な十字架は切り刻まれ崩れ去っており、その上には男が座っていた。
男は奇妙なかぼちゃの頭に、黒いマントを羽織っていた。
拙者は男の前に降りた。
「これをやったのはお主か?」
「あぁ、俺だ」
男はこちらを見やる。
「お前、侍か?この国の聖騎士ってわけじゃ〜なさそーだな。」
「左様、拙者は旅の者でござる。お主はクレイジーサーカスでござるか?」
眼の前の男が敵かどうか...
「そうかお前敵かぁ。俺はクレイジーサーカス副団長、ジャック・クラウンだ」
此奴は悪か。ならば斬ってよし。
「拙者は紅桜神威。縁あって教会側に助太刀しているものでござる。では、参る」
拙者は構えを取った。
「いい構えだ。じゃぁ、やりますか」
ジャックは両手にナイフを持つ。
「‹天照・炎の龍›」
この力は自分の妖力を練り、質の高い妖力で作った炎を刀にまとわせる。ただそれだけの妖術。
「カポカポ、良い技ですねぇ」
拙者はジャックへと斬りかかった。
ジャックは二本のナイフで刀を...斬った。
「なっ!!」
「カポカポ、無駄ですよぉ」
拙者の刀が...武士の魂が...斬られた。
「カポカポ、お侍さんは刀が魂なんですってねぇ。たぁしかにぃ、刀に霊が宿ってるねぇ、めっずらし〜」
ジャックの言葉が拙者を苛つかせるでござる。
神威は炎で折れた刀の先を形成する。
「そんなんで大丈夫なんですかぁ?」
あぁ、苛つく。武士の魂を斬った事後悔させれやるでござる。
「燃え盛る、炎の妖力よ。倭が神、天照大御神よ。拙者に力を」
神威の刀へと魔力が集まり、神威の目は紅く光る。
神威から炎が出る。
「カポカポカポ、少しやばいカポ!?」
神威はジャックへと炎の刃を振り落とす。
ジャックはナイフで炎を斬るが炎に焼かれた。
「ぐぁぁぁぁぁ」
ジャックは焼ける痛みに苦しむ。
「[小文字]はぁ、はぁ、はぁ[/小文字]」
神威の妖力ももう限界であった。
神威はその場に倒れ伏す。
その場には神威を中心とした太陽の刻印が刻まれていた。