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アリスと魔法の国

#23

8話 エクセルキトゥスとハーメルン

 時はイグニスが飛んでいったときまで遡る。

「あらら~、イグ君飛んでいくのはっや〜い。んじゃ、私も行きますね〜」
 私が行くのは、えっとーそうそう時計塔だ。
 私は羽を広げて飛んでいった。

 時計塔には笛の音が鳴り響いていた。その笛の音の方向へ住民や聖騎士は歩いていた。
 下を見ると住民、聖騎士がごった返していた。その真中にいかにも怪しいピエロの格好をした男がいた。男はこちらに気づき、言った。
「この人たち殺されたくなかったら降りてきて」
 私は要求道理に降りた。
「私はエクセルキトゥス。あなたは?」
「ハーメルン・クラウンあなたの交渉相手だよ」
 私は魔法で彼の上半身を丸ごとふっとばそうとした。
「あぁ、だめだよ。こっちには人質がいる。要求に答えてくれたら開放しよう」
 人質か。ここには多くの人がいる。そのせいで攻撃ができない。
「さぁ、どうする?」
 どうしたものか?まず要求に飲むことはない。そして、こいつの魔法だが人を操る類のものだろう。
 私は天使兵を召喚するか自分が攻撃するかしか手はない。
 ここに来る時、笛をこいつは吹いていた。そして、そこを中心に住民や聖騎士は集まっていた。なるほど、こいつの能力はふえで人を操る類のものか。
 だが、賭けに出るには分が悪い。もし読みが違ったらここにいる多くの人を殺すこととなる。命は平等だ。
「さぁ早くしろ」
 ハーメルンは急かす。また少し立つと耐えれなくなったのか笛を吹いた。すると、騎士の一人がエクセルキトゥスの首を掴み素上げる。
「さぁどうする?早く答えねばお前が死ぬぞ」
 私は天使兵を召喚した。ここにいる人間が100人ほどに対し、200体ほどの天使兵だ。国民、聖騎士に二体ずつつけた。
 ハーメルンの能力はやはり笛だ。そして、行動させるタイプだ。問題はない。あっても天使兵なら大丈夫。
 私はハーメルンへと走った。
 彼は笛を吹こうとしていた。
 勝ったのは私だった。私の神剣が先に彼の首をはねた。
 私はそのまま中心の教会へと帰った。

作者メッセージ

えぇまず今回の話はまじで悩んだ末でこれです。敵はもう決めていて余り物でこれになったんですが...ハーメルンがちょっと能力的に強かったからこのような形になりました。あとミカエルが化け物である。これでも本気でない。

2024/12/07 00:13

The jester ID:≫ip9LpYJarv/ME
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