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アリスと魔法の国

#22

7話 ルクスとジョーカー③

 クソッ。私はやけくそになって銃弾を乱射した。
 ジョーカーは当然避けていたが、最後の一発を撃った時、急に動きが変わって、ジョーカーの左肩を貫いた。
 さっきまでのジョーカーでは絶対に当たらなかった。ならなぜ急に...
「謎は解けた」
 私はボソッと呟いた。
 私の読みでは彼の力は仮面であり、一つ一つが数秒から数十秒しか使えないし、仮面には限りがある。つまり、彼の能力は持久戦に弱い。
 だから、私は受け流したり、避けたりしながらジョーカーに仮面を使わせた。
「クソッ、お前気きやがったな」
「ああ。お前の能力は仮面に封じ込められた力を数秒間に借りるだけ。その後仮面は消滅する」
 私は勝利を確信する。
「あぁクソ。もう負けたなこりゃ、最後のヤケクソじゃぁぁぁぁぁぁ」
 ジョーカーは禍々しい仮面をつけた。その瞬間ジョーカーの形はぐちゃぐちゃと形が変わり大きな怪物となった。まるで形はドラゴンだった。
 あぁ、最後の命がけの切り札か。私にだって切り札くらいある。
「メタトロン契約 神の怒り 代償は私の魔力の活動限界までくれてやる」
「契約成立。神の怒りメギドの火」
 メギドの火はジョーカーだったものへと飛びジョーカーだったものを焼いた。
「ぐるぅぅぅぅ」
 ジョーカーだったものは苦しむ。対抗しようと魔法を使うが、この魔法は相手の魔力を吸い更に強くなり、相手の魔力がなくなるまで燃やし続ける。まさに、神の怒りだ。
 私はジョーカーだったものに炎がなくなるまで見届けるとその場に倒れた。
 その後私は、国民の避難や防衛をシていた兵士によって中央の教会へと運ばれた。
 私は勝った。

作者メッセージ

ルクスとジョーカー編完結。
二章はまだまだ続きます。

2024/12/06 23:23

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