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作者の趣味です。

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アリスと魔法の国

#2

1話 アリスと冒険者ギルド

 私は泣いた。泣いた。その場にしゃがみ込んで声が出なくなるまで泣き続けた。
 でも、いつまでも泣くことはできない。
 私にはやらなきゃいけないことができた。というか問題だ。
 まず、お金もご飯も寝る場所もないことだ。まぁこの問題は冒険者ギルドにでも行こう。幸い貴族には魔法の才能がある。
 大事なのは次の問題だ。兄様のことだ。兄様がなぜわたしたちを襲ったのか。あの人達との関係は。次々に出てくる疑問これを解決するためには、直接兄様に会わなければならない。そのために情報を集めよう。
 そして、襲われても戦えるよう強くなろう。強く私は誓いギルドの方角に足を運んだ。

 街はところどころ壊れていた。あの人達がやったのだろうか。なぜ、こんなことをするのかわからない。
 私はギルドについた。ギルドの中は酒と何日も風呂に入ってない人の匂いがした。
「おい、嬢ちゃん。ここは嬢ちゃんが来るようなところじゃないいぜ。」
「まいごでちゅかぁ?」
 酔っ払ったおっさんどもが野次を飛ばしてくる。が、無視をしてカウンターに向かった。
 受付の人は、女性で20代後半ぐらいだろうか?モデルのような体型でメガネを掛けており、黒髪ロングで美人だった。
「本日はどのような要件でしょうか?」
 お姉さんはきれいな仕草で優しく笑顔で聞いてくれた。
「冒険者登録しに来ました。」
「わかりました。ならまずこの白い水晶に手をかざしてください。」
 お姉さんの言うとウリ白い水晶に手をかざした。すると水晶が光を放った。985と数値が出た。
「すごい。この年齢でこんな魔力があるだなんて。」
 お姉さんは驚いていた。この国の成人魔法使いの魔力平均は785出そうだ。私は、齢14にして成人魔法使いの魔力平均より200も高いのだ。そりゃ、驚くな。
「じゃあ。次はこの黒い水晶に手をかざしてね。」
 黒い水晶に手をかざすと、風 雷 光 無の文字が出た。
「あの魔力に4属性だなんて天才ね。無属性魔法がこうなると気になるわね。」
 お姉さんは興奮気味だった。お姉さんはカードを差し出してきた。
「このカードに魔力を流せば登録完了よ。」
 私はカードに魔力を流した。カードは白色から銀色へと変わっていった。
「はじめからシルバーだなんて...まぁ才能かぁ。」
 お姉さんは納得気味だった。冒険者のランク付けは、無色、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、伝説級、勇者級となっている。私は下から3番目だ。幸先いいな。
「ようこそ冒険者ギルドへ。私はクレアナ困ったことがあったら言ってね。アリスちゃん。」
 お姉さんは華やかに笑った。

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作者メッセージ

1話投稿しました。クレアナって思い浮かんだからつけたけど意味はハワイ語で責任でした。コメント待ってます。

2024/11/30 01:10

The jester ID:≫ip9LpYJarv/ME
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