アリスと魔法の国
私は脚に魔力を集中させ走りながら極電を打ち続けた。
「弱い。弱い」
全部ノールックで防いでいた。師匠は魔力感知が桁違いに良い。それを逆手に取る。
私は魔力を最大限まで隠しながら自分の脚にみたててただ動くだけの魔法を発動した。そこから極電が出るようにした。さぁ、行けるか。
私は少しずつ師匠に近づいて間近で魔法を放つ。
「極電・龍星」
師匠との修行で編み出した技だ。極電は真っ直ぐ行くのに対しこれは私が遠隔操作できる。その上、魔力の偏りさえもコントロールできる。
バリアで防がれた。
「儂が魔力の流れだけで判断しとるとでも思ったか?野性的勘も使っとるに決まっとろう。じゃが、考えは良かったぞ」
私は極元・龍星を上へと移動させ今度は師匠の上へと落とす。
「遠隔操作型じゃったか」
防がれるだろう。でもその隙に両サイドから私達で攻撃をする。
「こりゃやばいのう」
でもバリアを3つ展開する。わたしたちの攻撃を防いだ。
何か手はないか?その時懐中時計を思い出した。それを取り出す。
「それをどうした?」
師匠が珍しく低い声で言葉を放った。
「家族の形見です」
私は短くそういう。戦い中に言葉は不要だ。
「そうか」
師匠も短く言ってニヤッと笑った。
「行きます」
私は勝つ方法としてあの夢を思い出す。あの不思議な夢だ。私は今魔力の流れをわかるためあの夢の魔力の感覚、あの夢が私の魔法なら私は今あの夢の力が使えるはずだ。
「極電・龍星・チャシャネコ」
なんとなくチャシャネコという単語が出てきた。これが脳へ魔法がいつの間にか伝わっている仕組みか。
見えないが感覚でどこにあるのかはわかる。
「ほう。魔力まで消すか」
だが、この魔法の欠点。それは攻撃の瞬間、見えてしまうことだ。なんとなくだが分かる。師匠なら反応するだろうが神経を結構使う。
私はこの魔法を撃ちまくった。いくつもいつ、どこから、どのように来るかわからないため、本当に大変だ。その上、神威が攻撃するからなおさら。
神威のタイミングに合わせて発動させる。やっぱりね。一個や二個程度なら反応された。
なら今度は神威にも新しい技を使ってもらおう。
合図を神威に送った。
神威はすぐに取り掛かった。刀を自分の顔の前に立て、魔法を練る。
師匠は私が相手をしている。結構大変だ。でも、神威の準備が整ったみたいだ。
「天照・炎の龍」
神威の攻撃が師匠の右肩へと当たる。私も合わせて魔法すべてを発動させる。
「ドドドドドン」と凄い音が師匠を中心に起こる。
流石に師匠も耐えれなかったのだろう。全方位にバリアを展開していたが、神威の攻撃は見事あたっていた。が、小さいバリアで刃は通ってないがやけどを負っていた。
「合格じゃ。流石じゃ、我が弟子たちよ」
師匠は私達に抱きつき嬉しそうに頭を豪快に撫でてきた。
「弱い。弱い」
全部ノールックで防いでいた。師匠は魔力感知が桁違いに良い。それを逆手に取る。
私は魔力を最大限まで隠しながら自分の脚にみたててただ動くだけの魔法を発動した。そこから極電が出るようにした。さぁ、行けるか。
私は少しずつ師匠に近づいて間近で魔法を放つ。
「極電・龍星」
師匠との修行で編み出した技だ。極電は真っ直ぐ行くのに対しこれは私が遠隔操作できる。その上、魔力の偏りさえもコントロールできる。
バリアで防がれた。
「儂が魔力の流れだけで判断しとるとでも思ったか?野性的勘も使っとるに決まっとろう。じゃが、考えは良かったぞ」
私は極元・龍星を上へと移動させ今度は師匠の上へと落とす。
「遠隔操作型じゃったか」
防がれるだろう。でもその隙に両サイドから私達で攻撃をする。
「こりゃやばいのう」
でもバリアを3つ展開する。わたしたちの攻撃を防いだ。
何か手はないか?その時懐中時計を思い出した。それを取り出す。
「それをどうした?」
師匠が珍しく低い声で言葉を放った。
「家族の形見です」
私は短くそういう。戦い中に言葉は不要だ。
「そうか」
師匠も短く言ってニヤッと笑った。
「行きます」
私は勝つ方法としてあの夢を思い出す。あの不思議な夢だ。私は今魔力の流れをわかるためあの夢の魔力の感覚、あの夢が私の魔法なら私は今あの夢の力が使えるはずだ。
「極電・龍星・チャシャネコ」
なんとなくチャシャネコという単語が出てきた。これが脳へ魔法がいつの間にか伝わっている仕組みか。
見えないが感覚でどこにあるのかはわかる。
「ほう。魔力まで消すか」
だが、この魔法の欠点。それは攻撃の瞬間、見えてしまうことだ。なんとなくだが分かる。師匠なら反応するだろうが神経を結構使う。
私はこの魔法を撃ちまくった。いくつもいつ、どこから、どのように来るかわからないため、本当に大変だ。その上、神威が攻撃するからなおさら。
神威のタイミングに合わせて発動させる。やっぱりね。一個や二個程度なら反応された。
なら今度は神威にも新しい技を使ってもらおう。
合図を神威に送った。
神威はすぐに取り掛かった。刀を自分の顔の前に立て、魔法を練る。
師匠は私が相手をしている。結構大変だ。でも、神威の準備が整ったみたいだ。
「天照・炎の龍」
神威の攻撃が師匠の右肩へと当たる。私も合わせて魔法すべてを発動させる。
「ドドドドドン」と凄い音が師匠を中心に起こる。
流石に師匠も耐えれなかったのだろう。全方位にバリアを展開していたが、神威の攻撃は見事あたっていた。が、小さいバリアで刃は通ってないがやけどを負っていた。
「合格じゃ。流石じゃ、我が弟子たちよ」
師匠は私達に抱きつき嬉しそうに頭を豪快に撫でてきた。
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