- 閲覧前にご確認ください -

多少過激な表現があるかもしれません。
作者の趣味です。

文字サイズ変更

アリスと魔法の国

#12

11話 アリスと翁の最終試練・上

 翌朝、私達は師匠の元へ行った。
「それじゃぁ、やるかのぉ?」
 私達は庭へと出た。
「昨日言った通り儂に傷一つでもつけてみい」
 神威は師匠へと走った。そして師匠の右腕へ一撃。
「紅桜流剣術[漢字]鎌鼬[/漢字][ふりがな]かまいたち[/ふりがな]」
「ふぅむ。刀を杖代わりの媒介としておるのか。その一太刀からの大量の風の斬撃、見事。じゃぁが、足りん。」
 師匠は右手に魔力を集中させると手刀で風の斬撃を相対する。だが、その隙を私は見逃さなかった。魔力を一部へ集中させると隙は生じる。だから、魔力のあまりない左足を狙って私は魔法を撃つ。
「極電」
 私の魔法の中で詠唱が短くなおかつ威力の高い魔法だ。
「ふむ。機転よし」
 そう言って師匠は脚へと魔力を集中させたと思うとその場からいなくなった。刹那、私の前には師匠の手がある。
 私は手をクロスしてその上にバリアを何十にも張った。バリアが割れていく。私は、最後のバリアの強度へと集中させあたったと同時に後ろへと自分で飛ぶことで、威力を軽減させた。それでも3Mは吹き飛んだ。
 神威さんは後ろから奇襲を仕掛けた。
「儂に魔法での奇襲はきかん」
 師匠は後ろを向くと神威を蹴り飛ばした。神威は5mほど飛んで壁にあたった。普通に痛そうだが風とバリアでダメージを軽減していた。
「ぐはぁ」
 でも普通にいたそう。
「風で勢いを殺しながら風をクッションとしたか」
 師匠はすぐにトリックを言っては感心していた。
「ふたりとも流石じゃ。我が弟子共よ」
 師匠は嬉しそうだが、私達はほんの少しで結構ダメージがきている。
 師匠はゴブリンロードなんてグーパンだけで殺しそうだ。それほどまでにきつい。
「ふたりとも作戦を考えても良いぞ」
 師匠は言う。甘えることにしよう。神威は意外と無事そうだった。
 作戦は私が注意を引き神威が攻撃をする。神威が攻撃している時、隙があったら私がでかいのを撃つこととなった。
「もう良さそうじゃの。じゃあ、再開じゃ」
 師匠は構えた。わたしたちも構えた。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

一気に投稿します。

2024/12/03 23:51

The jester ID:≫ip9LpYJarv/ME
続きを執筆
小説を編集
/ 14

コメント
[4]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL