- 閲覧前にご確認ください -

多少過激な表現があるかもしれません。
作者の趣味です。

文字サイズ変更

アリスと魔法の国(毎週木曜日更新!!)

#115

1話 アリスと再会

 アリスが放った魔法は神の領域であり、人の手に負えるものではなかった。
 なら何故、使えたかって?
 ただ、無理をしただけだ。
 火事場の馬鹿力って言うだろ?あれと一緒だ。
 戦いの中で自分の力を超える力を使えただけ。
 でもその場合、代償はつきものだ。
 だから、アリスはあの後すぐに倒れ、それから5日中眠り続けていた。
 大きな力の行使には代償はつきものだ。
 アリスは時の魔法を使った分、眠ってしまった。
 そして、神威は天照の魔法と迦具土の魔法を使うことによる火傷を負った。
 それだけ神の魔法の行使は危険であるのだ。
 まぁ余談は此処までだ。


ー5日後
 私を呼ぶ声が耳に届く。
 私はゆっくりと目を開ける。やけに瞼が重く感じた。
 私の事を神威、ルクス、鈴が見下ろしていた。
 異様な状態に自分が布団で寝ていたのだと理解した。
「あれ?私、死にそうにでもなってたの?」
 鈴が私を心配そうな顔で覗き込む。
「大丈夫そう?」
「うん?」
 何も異変はないけど...。
「アリスはここ5日間ずっと寝ていたんだよ」
「えっ?」
 そんなに寝ていたの?でも、なんで急に...?
 ...あ!私の実力を超えるであろう魔法を使いまくったからか。
 使って寝込んでしまうならあの魔法使えるのは非常時だけだなぁ。
 多分今回は急に自分には合わない力の魔法が一気に流れてきたからこんなに寝込んだけど、たぶん次からはそこまでだろうけど。
「てか、5日って明日会議じゃん!?」
「そうでござるよ。アリス、今日は体をならすために街を歩かないでござるか?」
 ずっと寝てて体を動かしてないしね。
「うん」
 私達は街に出た。

ー[漢字]京良天華街[/漢字][ふりがな]きょうらてんかがい[/ふりがな]
 ここは桜華街と違って倭を重んじた街であった。
 どこも質素で美しい倭国の建物が並んでいる。
 掛かる橋は木で作られており、その下を流るる川は透き通ってきれいな波紋を描き覗き込む私の顔を映す。
「また味があっていいね」
「そうでござろう。ここは帝のお膝元でござるから良い物も集まっているでござる」
 私達はこうして山一つ越えたところの街を三色団子を食べながら歩いた。
 通りすがる人と目が合う。
 ここは特に変哲のないことだったが。
「月影...蓮兎...!!」
「あぁ、あぁ久しぶりです」
 前のときから思ってたけど会ってすぐは敬語なんだよなぁ。
「この前はすいませんでした。数々の暴力をお詫びします」
「それはお互い様だけど...口調ぜんぜん違うね」
「えぇ自分の悪い癖です。戦っていると口調が荒々しくなってしまうんですよ」
 ルクスと似てるなぁ。まぁルクスは悪人に対してだけど。
 こうして街でばったり知り合いに会うことがある。
 だから街を歩くのはいい。

作者メッセージ

そろそろカクヨムで描こうかと思ってます

2025/04/10 17:03

The jester ID:≫ 7iXO6Lpwwft6s
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 117

コメント
[32]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL