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多少過激な表現があるかもしれません。
作者の趣味です。

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アリスと魔法の国(毎週木曜日更新!!)

#109

8話 アリスと紅桜家傘下⑧

 ー宴会場
「お、来た来た」
 誰の声かはわからないが、そこのは数十人集まっていた。
 話を聞くに、大体が護衛で家族が来ているのが蒼一郎の子の珊瑚丸、木葉の弟の[漢字]風次郎[/漢字][ふりがな]ふうじろう[/ふりがな]、紅葉の妹の[漢字]楓[/漢字][ふりがな]かえで[/ふりがな]、そして轟雷の秘書兼姉の[漢字]雷閃[/漢字][ふりがな]らいせん[/ふりがな]さんの四人ぐらいであった。
 この宴会会場はお祭り騒ぎ。どこ見てもグッチャグチャ。
 酒飲み同士が暴れ、喧嘩する。そして周りは、それを止める者、喧嘩を餌に賭けをする者、火に油を注ぐ者、全く別のところで別の喧嘩をする者。
「ねぇ、神威。いつもこうなの?」
「いつもよりも激しいでござるが、だいたいこんなモンでござるよ」
 神威はほんの少しうれしそうだった。
「ねぇ神威」
「どうしたでござるか?」
「私の兄様のこと...怒ってる?」
 その後少し神威は沈黙する。
「話してくれなかったことには怒ってるでござるよ。でも、話せなかった理由もわかるでござるし、拙者も協力するでござるよ」
 神威は少し微笑む。
「ありがと。神威」
 私はそう言って神威の肩に頭を乗せる。
 神威はどうかそうともせず私の頭の上に自らの頭を優しく乗せる。
「ねぇ神威。ありがと」
「どうしたでござるか?」
「私と一緒にいてくれてありがと」
「それは拙者こそ」
 こうして宴会は騒がしく、されど静かに幕を閉じた。
 そう、宴会は。

作者メッセージ

昨日、投稿できなくてすいません。
色々、用事が重なってしまったため、忙しく投稿できませんでした。
これにて紅桜家傘下編完結

2025/02/28 09:58

The jester ID:≫ 71x.XOARgd7Iw
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