アリスと魔法の国
私達は今日からクレアナさんの祖父の弟子となった。
「まず儂の名前はパワーレス・ルールド。レス師匠とでも呼んでくれ」
言い終わると私達に向けて顎をクイッとした。わたしたちも名乗れということだろう。
「紅桜 神威と申す」
「アリスです」
私達は名を名乗った。レス師匠は眉をひそめた。
「アリスよ、続きの名はないのか?」
私は少し焦りながら答えた。
「言えない事情がありまして...」
「ならよい。無理には聞かん」
レス師匠はいい人そうだ。名を名乗らない人でも弟子にしてくれて。
「じゃあふたりとも頑張ってねぇ」
クレアナさんはひらひらと手をふって出ていった。
「まず貴様らは魔力の流れを感ることじゃな。どうせ感覚じゃろ?」
その通りだ。わたしたちはコクっと頷くだけ。
「攻めとるわけじゃないんじゃよ。それをまず学ぶのじゃ。いや、でもなぁ先に魔力量を少しずつ増やす方が良いか」
レス師匠はそうじゃなぁとヒゲをいじる。
「じゃあまず、同じ程度の魔力量をずっと出し続けてみるか。乱れておったら叩く。あぁ、軽くじゃよ」
私達はすぐさま取り掛かる。いつまでやるのだろうか?
そろそろ3時間ほど経つ気がする。もう、5回は叩かれた。普通に痛いよ、軽くってなに?そう思っているとまた、叩かれた。
「そろそろ限界じゃな。また明日も来い。今日はもう帰っていいぞ」
私達はふらふらと帰った。きついよ〜。帰ってすぐ寝た。
1週間ほどずっとこの修行をした。でも、少しずつ叩かれる回数も減ったし、できる時間が長くなっていった。これが修業の成果か。
「明日から本番にするかのぉ。」
師匠のそんな一言に驚いた。これは本番じゃないの!?
「そんな驚かんでも...たしかにきついじゃろうがこれにも意味はあるんじゃよ。魔力は安定して出せるようになってきたじゃろうし、これが魔力の流れを感じるのに結構大事なんじゃ。それに、魔力量も増えたろ?」
たしかにそうだ。今までよりも増えている。
「では、明日は何をするのでござろうか?」
「それはじゃなぁ。魔力の流れを掴むんじゃ」
確かに本番だ。師匠はなんか用事ができたかなんかで私達は今日帰った。
私達が道場に行くと元気そうな声が聞こえてくる。
「じゃあ早速やるかの。魔力を外側に塊として出すんじゃ。こんな感じに」
師匠の手の上には魔力の透明な玉ができた。
「これが魔力の流れを一番感じやすい」
私達もやり始めた。でも、全くできない。
「そうじゃなぁ。ふたりともわしの手を握って目を閉じるんじゃ。」
私達は師匠の手を握って目を閉じた。
「どうじゃ?感じるじゃろ」
この魔力の流れてくる感覚。この感覚をしっかりと覚えた。
師匠は手を引くと
「どうじゃ?感じたじゃろ?」
私達はその問いにコクっと頷いた。
「ならさっきの感覚を試してみぃ」
私達は師匠のやっていたとおりに。さっきの感覚と逆で押し出すようにした。
師匠のようなきれい球体にならずに歪んだ球体ですぐに弾けた。
「最初はそんなもんじゃ。それをまず習得することじゃな」
私達は、3日ほどこの練習をしてきれいな玉を作ることができた。神威のほうが私よりも2時間ほど遅くできた。
師匠は嬉しそうだった。
「まさか3日でできるとはなぁ。一週間はかかるとおもっとったんじゃがな。」
私達は褒められた気がして嬉しかった。
その後師匠からその魔力の流れの使い方について学んだ。魔力を一部に集中させて強化したり、魔力の玉としてはなったりする方法や魔力の盾を作る方法を。
私はこの時知った。あの時、私の魔法を防いだのは魔力のの盾なのだと。それと普通の人は3つまでしか割れなかったこと。私が10枚割って師匠に届いたことを。聞いたときは少し嬉しかった。努力を認められた気がしたから。
「明日は二人がかりで儂に挑んでこい。儂に傷一つでもつけれたら合格じゃ」
師匠は弟子の私達の成長を見るのが嬉しそうだった。
「まず儂の名前はパワーレス・ルールド。レス師匠とでも呼んでくれ」
言い終わると私達に向けて顎をクイッとした。わたしたちも名乗れということだろう。
「紅桜 神威と申す」
「アリスです」
私達は名を名乗った。レス師匠は眉をひそめた。
「アリスよ、続きの名はないのか?」
私は少し焦りながら答えた。
「言えない事情がありまして...」
「ならよい。無理には聞かん」
レス師匠はいい人そうだ。名を名乗らない人でも弟子にしてくれて。
「じゃあふたりとも頑張ってねぇ」
クレアナさんはひらひらと手をふって出ていった。
「まず貴様らは魔力の流れを感ることじゃな。どうせ感覚じゃろ?」
その通りだ。わたしたちはコクっと頷くだけ。
「攻めとるわけじゃないんじゃよ。それをまず学ぶのじゃ。いや、でもなぁ先に魔力量を少しずつ増やす方が良いか」
レス師匠はそうじゃなぁとヒゲをいじる。
「じゃあまず、同じ程度の魔力量をずっと出し続けてみるか。乱れておったら叩く。あぁ、軽くじゃよ」
私達はすぐさま取り掛かる。いつまでやるのだろうか?
そろそろ3時間ほど経つ気がする。もう、5回は叩かれた。普通に痛いよ、軽くってなに?そう思っているとまた、叩かれた。
「そろそろ限界じゃな。また明日も来い。今日はもう帰っていいぞ」
私達はふらふらと帰った。きついよ〜。帰ってすぐ寝た。
1週間ほどずっとこの修行をした。でも、少しずつ叩かれる回数も減ったし、できる時間が長くなっていった。これが修業の成果か。
「明日から本番にするかのぉ。」
師匠のそんな一言に驚いた。これは本番じゃないの!?
「そんな驚かんでも...たしかにきついじゃろうがこれにも意味はあるんじゃよ。魔力は安定して出せるようになってきたじゃろうし、これが魔力の流れを感じるのに結構大事なんじゃ。それに、魔力量も増えたろ?」
たしかにそうだ。今までよりも増えている。
「では、明日は何をするのでござろうか?」
「それはじゃなぁ。魔力の流れを掴むんじゃ」
確かに本番だ。師匠はなんか用事ができたかなんかで私達は今日帰った。
私達が道場に行くと元気そうな声が聞こえてくる。
「じゃあ早速やるかの。魔力を外側に塊として出すんじゃ。こんな感じに」
師匠の手の上には魔力の透明な玉ができた。
「これが魔力の流れを一番感じやすい」
私達もやり始めた。でも、全くできない。
「そうじゃなぁ。ふたりともわしの手を握って目を閉じるんじゃ。」
私達は師匠の手を握って目を閉じた。
「どうじゃ?感じるじゃろ」
この魔力の流れてくる感覚。この感覚をしっかりと覚えた。
師匠は手を引くと
「どうじゃ?感じたじゃろ?」
私達はその問いにコクっと頷いた。
「ならさっきの感覚を試してみぃ」
私達は師匠のやっていたとおりに。さっきの感覚と逆で押し出すようにした。
師匠のようなきれい球体にならずに歪んだ球体ですぐに弾けた。
「最初はそんなもんじゃ。それをまず習得することじゃな」
私達は、3日ほどこの練習をしてきれいな玉を作ることができた。神威のほうが私よりも2時間ほど遅くできた。
師匠は嬉しそうだった。
「まさか3日でできるとはなぁ。一週間はかかるとおもっとったんじゃがな。」
私達は褒められた気がして嬉しかった。
その後師匠からその魔力の流れの使い方について学んだ。魔力を一部に集中させて強化したり、魔力の玉としてはなったりする方法や魔力の盾を作る方法を。
私はこの時知った。あの時、私の魔法を防いだのは魔力のの盾なのだと。それと普通の人は3つまでしか割れなかったこと。私が10枚割って師匠に届いたことを。聞いたときは少し嬉しかった。努力を認められた気がしたから。
「明日は二人がかりで儂に挑んでこい。儂に傷一つでもつけれたら合格じゃ」
師匠は弟子の私達の成長を見るのが嬉しそうだった。
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